■内容証明の作成・記入例
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現在、内容証明は普通に作成する方法と全ての作業をパソコンで行う電子内容証明の2種類に分けられます。
電子内容証明はパソコンで全ての作業(郵送の手続まで)行えて文字の制限も緩和されるというメリットはあるのですが、専用ソフト(無料)をダウンロードする等の手間がかかります。
クーリングオフの内容証明を作成するだけで後はほとんど利用しないというのであれば、普通に作成してもよいと思います。
電子内容証明については以下のサイトをご確認下さい。
「電子内容証明サービス」
ここからは普通の内容証明について解説していきます。
A.作成
内容証明の作成にあたって必要な物は用紙、ペン、印鑑です。用紙は特に決まった物はありません。印鑑についても認印で可能です。
以下にまとめてみます。 |
差出人 |
ご自身のお名前を記載して下さい。 |
受取人 |
・事業者が法人の場合
○○株式会社 代表取締役 ○○○○
・事業者が個人の場合
○○商事 ○○○○ |
作成部数 |
3部(2部はコピーで可) |
本文 |
用紙1枚につき
縦書き … 1行20字以内、26行以内
横書き … 1行26字以内、20行以内 |
訂正等 |
その旨を欄外に記入して押印
「一字削除二字加入 印」 |
用紙の枚数 |
制限無し
複数枚あるときは契印を押印すること
(ただし1枚増える事に追加料金が必要) |
文末 |
作成した日付を記入
差出人の住所、氏名を記入して押印
次に送付先の住所、氏名を記入 |
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B.送付
内容証明の作成がすむと郵便局で手続きをします。
郵便局には「作成した内容証明3部」「封筒1部(受取人と差出人の氏名住所を記載したもの)」を持って行きます。
窓口で内容証明を送付したい旨を告げ、持参した内容証明を提出します。窓口で様式に不備がないか確認されると2部を郵便局が引取り(1部は郵送、1部は郵便局の控え)1部を返してくれます。
あとは持参した封筒を渡し料金を支払って手続き完了です。 |
C.記載例 |
通知書
私は下記に記載する契約をクーリングオフにより
解約いたしますので通知いたします。
記
契約の名称 ○○浄水器
数量 1セット
金額 210,000円(税込)
契約日 平成○年○月○日
担当者名 日本太郎
平成○年○月△日
香川県香川市香川町○番地○
香川 花子 印
東京都東京区東京△番地△
株式会社○□ 代表取締役 極悪 太郎 殿 |
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