死後の世界

 39      人間は一人ではない 
父から
元気にやっているようで何よりだ。こちらでの暮らしはそちらの人達には想像しにくいだろうがそちらに比べて愛に満たされた世界と言えるだろう。人々はお互いに助け合い支えあって暮らしている。誰かを憎んだりするような悪感情が湧いてくるようなことはない。
 
お前達は普通自分一人で考え行動していると思っているだろう。しかし実際にはこちらの世界からヒントを与えたり指示を送ったりしている。自分の考えることや行為の中にはかなりこちらからの援助が含まれているのだがそれに気がつく人はまずいない。こちらの者は見返りを求めないし恩に着せたりすることはない。例え相手が気がつかなくても愛の行為が自らを向上させることを知っているからだ。
 
昔から人間はたった一人でこの世に生まれ一人で去っていくと思われているようだが実際は違う。人生は一人で生き抜くものだと思っているかもしれないが、一人ぼっちにされている者は誰もいない。常に暖かく見守られ支援されていることを理解して欲しい。そちらの人たちは我によって目が曇らされているが自分の我などはたかが知れている。いずれは皆こちらに来る。そうすれば自分の我というものは自然に消滅していくものだ。
 
いつもの事だがこういうメッセージを受ける時は愛に満たされ幸せ一杯の感じになる。その心境を言葉で表現することは難しい。(編集者)
 
更新日時:
2011/12/29
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Last updated: 2012/3/26