夜風呂に入っているとドスンという物が落ちるような音がして義父との交信が始まった。彼が亡くなる2日前からその音が聞こえるようになった。私はおじいちゃん元気にしてる?と問いかけることにしている。今日は面白い質問をしてみた。葬式の時のお坊さんの読経をどう感じたの?と質問してみたら..。
「あれが始まると私と家族との間に壁が出来たように感じた。感情の動きが抑制されるような感じがする。冷たい感じがした。儀式としてやっているのは分かっているけど、あれは温かさを感じない、それで仏様が現われるということもない」。
葬儀の時、導師は引導を渡すがそういうエネルギーがあるのだろう。あなたは死んだのだからこの世に未練を残さずあちらに行きなさいという念を送っているということだから。
次に
「私が生きた時代は本当にいろいろな事があった。戦争、その後の混乱、よく80歳まで生きられたと思う。これも皆のお陰だね。ありがとう、おばあちゃんも毎日楽しく生きることだね。いつもこっちから見ているけどものも言えない。娘も無理しないように、それでは」
4月8日
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