石道寺から車で数分のところにあります。己高閣というのはこの近辺の仏像や文化財を展示する収蔵庫でいわば博物館のようになっています。この観音様は平安初期の作とされており元々は鶏足寺という大きな寺に奉られていたものだそうです。寺が消失したので今はそこに収められています。暑さの残る去年の９月、この観音様の前に行くと次のような波動が伝わってきました。「私は本来ここにいるべき者ではない。きちんとした寺に収まり本来の使命を果たしたい」というものだったのです。するとそこの世話をしている人が私の横に来てここでこの仏様のお世話をすることがいかに大変であるかを話してくれました。（地域の人がボランテイアでここの管理をしています）。その人の顔をみるとこの観音様に実に良く似ているんです。観音様がその人に言わせているように感じました。

 

この観音様は実は私が３年前こっそりと写真を写してその後でコンビニの弁当のパックで顔をはたかれたという事のあった（宇宙の真理のなかの因果の法則と実証で言及）仏様なのです。今の場所は本来の場所ではないということでこの観音様はかなり御不満のようです。しかし寺ではなく見物客の多い博物館のようなところではまともに拝んであげることも出来なかったのが心残りです。この写真は例の３年前に撮ったそのものですがここに掲載する事をお許しくださいと祈りを込めて。ここでこの仏様を見る人は祈ってあげてください。きっと通じる事でしょう。南無観世音、南無観世音、南無観世音。