意識の世界

7    素直な心で
何事も素直な心、特に精神世界や宗教のことは素直な心を持つことが大切です。疑いの心、頑なな心はそれらの習得に大きな妨げになります。このプログラムのなかには直観力を高める、遠隔透視などのトレーニングがありますがこれは結構実用的ではないかと思います。高次元の意識体との交信は殆ど言語ではないので自分の意識のなかで犬とか猫とか家とか人、飛行機、車などをイメージするトレーニングもします。
 
今まで私は神や仏、先祖との交信において言葉でなくイメージを描いて、心の中にその形を作りその場にあるエネルギーに溶け込み一つになるという方法をとっていました。こちらが差し出したもの、それが相手のエネルギーのなかで処理されてこちらに戻ってくるという感じでしょうか。言葉でそれを表現するのは極めて難しいのですが。戻ってきたエネルギーが頭の中で翻訳されて言葉になっていくと言ったらいいでしょうか。いずれにせよ感性をフル回転させます。ヘミシンクのイメージトレーニングはそれととてもよく似ています。私の場合は偶然にそれをやっていたようですがこういうことは主に右脳の働きといわれています。巫女など霊媒は多くが女性ですが男性で理屈が勝っている人(左脳を多く使う人)はそういうことには向かないようです。
 
自然界のあらゆるものはエネルギーを出して命を表現しているのでそれなりに我々に訴えてきています。草木、なかでも花はとくに訴えてくるものがあります。私を見てください、きれいでしょうと誇りたいのです。枯れそうな木は生命エネルギーがもう切れそうで苦しい苦しいと訴えています。ある人が同じ種類の何本かの植木に対してあるものには毎日お前は綺麗だねとほめ続け、あるものにはお前は醜い、綺麗じゃないとけなし続けたところしばらくすると褒められた植木はさらに成長して美しくなり、けなされた植木は曲がってしまったという話を聞いたことがあります。自然界のものは人と植物といえどもエネルギーが通じ合うのです。
 
異次元の世界の存在との交信もエネルギー交換ですから通じないはずはないのです。意識は非物質のエネルギーだということです。例えばある人に悪感情を抱き続けたとするとそれは相手に伝わっています。決してわからないということはないのです。相手の感受性にもよりますがそれは無意識のうちに伝わっていて自分の出した意識の波動は自分に返ってきます。“人を呪わば穴二つ”という言葉がありますがこれは相手を呪うと呪いのエネルギーが自分に返ってきて自分も倒れるという意味です。相手は平気なのに自分が先に倒れるということもあり得るでしょう。毎日悪い想念を持ち続けると病気になってしまいます。結局自分が出したエネルギーによって自らが悪影響を受けるのです。前に観音様に聞いた言葉があります。
 
「人を傷つけると自分も傷つく。何故なら人は皆つながっているのだから」。
 
意識のネットは人間を繋げているのだと思います。
 
 
 
 
 
 
更新日時:
2007/11/11

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Last updated: 2008/3/26