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自分を見る |
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他人の品定めをして得意になっていてはいけません。それより自分自身を見ることが疎かになっていませんか?自分の心を見ることは他人を見るよりはるかに難しいことです。何故自分の心を見る事は難しいのでしょうか。人は他人の事は客観的に見られても自分の事となると客観的には見られません。
誰でも大なり小なり、驕り、自意識などで身を固めているものです。自分をガードしているものを取り除く事は容易ではありませんが、時にはガードを外して自分の心の中をじっくり観察してみましょう。貴方は今まで傲慢ではありませんでしたか?
(天空より)
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見る目を養う |
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貴方達が生活している環境にはありとあらゆるものが混在しているでしょう。人もマスクを被っていて本当の姿は見えません。心のきれいな人、そうでない人、色々な人間がいることでしょう。時には争いに巻き込まれたり、裏切られたりします。何故貴方達はそういう環境にいなければならないのでしょうか。それはそういう世界にいるうちに見る目を養わなければならないからです。
死後はこの世のような比較対照の機会が少なくなります。そこは自分のレベルに相応した環境であり、考え方の違う者と衝突したりすることがありません。但しそこへ行く前にこの世で揉まれて鍛えられる必要があります。しっかりと物事を見定める能力を身に付ける必要があります。それが充分でないとあちらの世界では働けません。今の場所はあちらの世界で働けるようになるためのトレーニングの場でもあるわけです。
(天空より)
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向上への道 |
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自分へのつまらないこだわりを捨てましょう。我に囚われると広い世界が見えません。自分で作った小さな世界から自分を解放しましょう。貴方は決して今の自分に満足してはなりません。今のままで自分は完全などと考えてはいけません。何故なら向上にはこれで終わりというものがないからです。この世を去れば終わるのではありません。宇宙の全てのものは完全を目指して進むようになっていますが、それが法則だからです。ゴールはありません。
(天空より)
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自分とは大きなもの |
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日頃遭遇する出来事との関わりの中で貴方の小さな我を少しずつ捨てていきましょう。それを積み重ねる事によって自分とは今までに考えていたよりはるかに大きなものであったことが分かるようになります。そして自分の背後には全てのものを生成し支配している宇宙最大の力が控えていることを知るでしょう。その無限の愛と調和の力に全幅の信頼を置き自分を預けられるようになった時、貴方は護られ、導かれ、本当の安らぎと幸せを味わうことが出来るでしょう
(天空より)
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物質を超えて |
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物事に対する執着に苦しむということは物質の世界に強く引き付けられているということで意識の波長が低くなっています。そういう時はそれが障りとなって導きの波動と調和することが難しくなります。物質の世界には何一つ永続性のあるものはありません。物質を追いかけている限り真実は見えません。
貴方の本質は霊であり物質を超えた世界から、ある目的を持って地上に遣わされているのです。物質(肉体も)はこの世で自分を表現するための道具に過ぎません。物質に支配されてはいけません。物質を支配するのです。
(天空より)
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宿題 |
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誰しも子供時代に夏休みの終わり頃、溜まった宿題を見て憂鬱に感じた事があるでしょう。人生においても宿題を溜めていてはいけません。人は人生航路をたどるうちに様々な宿題を作ります。あるものは過去の生で、あるものは今生において発生したものです。それから一時逃避したとしても、ある時それは形を変えて現われて来ます。祈りによっても、またこの地上界を去ってあちらの世に移行しても、消すことは出来ません。
人生の宿題は誰かにやってもらうことは出来ません。自分がやる以外にないのです。宿題は探さなくとも自然に目の前に現われて来ます。それに対しては逃げずに正面から立ち向かうこと、その気持ちになれば半分出来たも同然です。宿題を一つ片付ける毎に貴方の背負う荷物は軽くなっていきます。
(天空より)
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127
永遠の道 |
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貴方が今まで積み上げてきたものはこの世を去れば終わるのではありません。その道は際限なく続きます。進歩には限りがありません。死後は貴方は束縛のない環境で自由に自分の求めるものを追求することが出来るのです。喜びに満たされ本当のものを知ります。そして今まで積み上げてきたものはその下準備であったことを理解するでしょう。
(天空より)
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128
相互扶助 |
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自然界のものは人間も含めて全ては相互扶助で成り立っている。それは物の動きだけを見ているとわからない。人の目に触れぬところにおいてその働きが見える。人は皆、何がしかの役割を持ち、目立たぬ所で働きをする者もいる。目に触れる、触れないに関わらず社会や家庭の中で自分の役割を果たし、世の為に貢献しているのである。
(天照大御神)
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浄化作業 |
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人は皆、自分では気付かない深いところに過去の因果関係から生じた、“しこり”のようなもの(カルマ)を持ってこの世に生まれてきます。カルマは人生模様の中に織り込まれていますが人はそれを自覚することは出来ません。それらのものはこの世で様々な事を実体験することによって解きほぐされ、浄化して行きます。傍目には黙々と1つの事をこなしているだけのように見えることもそういう意味がある場合があります。
貴方達の目には苦しい事、不可解な事に映る事もあるかもしれませんが、それは魂の成長の為に必要な作業なのです。それを浄化していく事は人がこの世に生まれて来た目的の一つなのです。それらを一つずつ処理していく度に貴方の心は浄化され、障りが無くなります。人生の目的が成就されていくということでもあるのです。
(天空より)
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130
一人の人間は複合体 |
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今そこにいる貴方の身も心も実は貴方一人のものではありません。一人で今まで生きてこられたのではありません。自分の親や祖父母、それから霊的ファミリーなど数知れぬ人たち(この世の人もあの世の人も総称して人と呼ぶ)に助けられ支えられてここまで来たのです。貴方という存在はそれらの要素が働いて出来た結晶であり、複合体であり、想像を越えた長い歴史を持っています。ですから非常に複雑な構造をしているのです。
この人はこうで、またあの人はこういう人間だからと単純に割り切れるものではありません。貴方は個別意識で動いているようでいて実は目に見えぬところから影響を受け続けているのです。多くの要因が一つの法則のもとで絡み合い、働いた結果、貴方の思念や行為となって現われるのです。
(天空より。仏壇にて)
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131
飛躍と停滞 |
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誰にも飛躍と停滞の時が巡ってくる。動けぬ時は焦らず、来るべき飛躍に備えてエネルギーを蓄えること。必ず飛び出せる時が来る。人間は自分の力以上のものを求められることはなく、また自分の能力を超えて何事も成し得ない。
(亀山八幡宮)
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生命と媒体 |
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宇宙の生命力は貴方達の周囲、自然界の全てのものに顕現しています。貴方達の目に触れるもの、鉱物、植物、動物、人間、その他のものも全ては宇宙生命の表現のための媒体なのです。生命力(霊の力)がそれらを通じて表現されているのです。媒体の寿命は限られていて役目が終われば消滅します。貴方達は人が死ぬと嘆き悲しみますがそれは生命の本体を見ることなく媒体だけを見ているからです。
世に言う死とは今まで媒体(肉体)に宿っていた霊(生命)が役目の終わった肉体を脱ぎ捨てて一段上のレベルに成長して行くということなのです。人が肉体という媒体をまとって地球上にいる期間はほんのわずかのことです。貴方は例えば素晴らしい夕焼けを見て神々しさに打たれ、心が浄化され、天界のエネルギーに触れたように感じることがあるでしょう。その崇高なるもの、その霊気、そこは貴方が、全ての人が、長い年月を掛けて目指す所なのです。
(天空より)
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133
意識の共有 |
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素直で飾り気がなく直向きな心は霊界からの導きの波動に調和します。自分が向上していけば貴方はいつしか高級霊と意識の一部を共有出来るようになります。一時的に人間社会の煩悩に巻き込まれたとしても貴方の意識は自動的に修正されるようになります。ものの見方、重要な判断の場面においてそれは現われてきます。
(天空より)
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134
比較対象と真理 |
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人の一生の間にはその魂に内在するあらゆるものが次々に現われては実地体験の中で比較対象にさらされる。それらが出尽くした時、人はこの世を卒業することが出来る。人はそれらの体験の中から真理を読み取り自分の糧とするのである。それが次のステージでの礎となるのであり、この世で得た名誉や物質的財産はその場限りのものである。
(天照大御神)
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135
自分が向上すること |
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他人の身上を案ずるより、先ずは自分の身の回りのことを整えるべきである。人の道は一人ひとり違い、それぞれの因果関係など深い事情で動かされているものである。そういうものは地上の人間には容易に窺い知れるものではない。人は先ずは自分を向上させることが肝要であり、そうすれば自分と関わりあう人の問題もいつの間にか解決されているものである。全てはつながり、良きに計らわれているのであるから。
(天照大御神)
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136
選別 |
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人の心の中には遠心分離機があります。軽いものは浮き、重いものは沈んでいくように自分に入ってくるあらゆる情報を選り分け、ふるいにかける作業を休むことなく続けています。貴方達の身の回りにはピンからきりまであらゆるものが渦巻いていますが、それらは貴方達が真実を見る目を養う為にあるのです。
人の心が成長し進化するほど、この遠心分離機が高性能化します。自分にとって意味のあるもの、無いものが瞬時に選り分けられるようになります。気がつくと以前ならばしつこく付きまとっていたものがはるか彼方に遠ざかっていることでしょう。その種の事、好ましくないものも、唯あるだけで自分を真に悩ますものではないこと、そしてそれは自分の心が作っていたに過ぎなかった事を理解するようになるでしょう。
(天空より)
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137
自然の息吹の中で |
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山や海の清浄な自然の息吹を感じられる場所で2,3度深呼吸をしてみましょう。その時貴方は一瞬この世の波動を離れて高い次元と波長が合う状態になっているはずです。自然の波動が貴方の心を開いてくれます。その時が最も我々から地上の人にインスピレーションを授けやすい状況なのです。我々のインスピレーションは瞬時に届きます。貴方は目の前が開けたような気分になるでしょう。それは自然のエネルギーと一緒に霊界からの叡智も授かっているからなのです。
殆どの人が余計なことを考えて日々暮らしています。自ら悩みを生み出し迷いの世界に暮らしています。日常の雑事に追われている時にあれこれと考え事をしてはいけません。意識の波長が低い時に余計な考え事をしないことです。何一つ良いアイデアは浮かばないはずです。今やっていることに無心で打ち込んでいればいいのです。
(天空より)
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138
道 |
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道は人それぞれ、同じ道を行く者は誰一人としていない。人間は自分の道を進むべし。それは他の誰とも比較する事は出来ないものである。人の道はそれぞれに定められていてその道を進むことによって自分のこの世での使命を果たす事が出来るようになっている。人間は時には迷い道に入ることもあるが、いつの間にか本来の道に引き戻されているであろう。殆んどの者が定められた道を進み人生を全うするのである。
(亀山八幡宮)
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139
人は宇宙の一分子 |
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あなた方の考える事や行いは瞬時に宇宙の中枢にまで伝わり、全て記憶されます。何故なら貴方もこの宇宙を構成する1つの分子だからです。あたかも人体を構成する1つの細胞のようなものです。宇宙の生命現象の全ては明確な意思で統制されていてその法則に沿って成長するように作られているのです。
この法則から外れて存在出来るものはありません。これが自然の摂理、宇宙の法則なのです。1つの細胞が全身の調和の為に制御されているように人も制御されているのです。ルールに外れた事をすれば罰せられ、叶うことをすれば幸せを味わうことになります。一切のごまかしは通用しません。意味があるのは自分の本質のみです。
(天空より)
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140
続,守護霊 |
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この世は次の世に進むためのトレーニングセンターです。経験を積むための場所であり、何時までも住むところではありません。この世には何一つとして永続性のあるものはなく、そこで起きる事は貴方の人生の一こまに過ぎないのです。また死は束縛からの開放であり少しも恐れる必要はありません。それはいずれ分かります。
私は必要な時にはそれなりにサインを送り貴方達の気付きを促しています。差し迫った時には援助の手を差し伸べることもあります。あなた方は実際に今までに何度も援助を受けていますが気付いていないだけです。
他の誰かの考えた思想で自分を塗り固めてはいけません。また自分を座標軸の中心に置いていては目が曇ります。何時も素直でこだわりの無い心を持てるように心がけてください。そうすれば貴方達はより一層我々のサインや援助を受け取ることが出来るようになります。
(天空より)
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141
守護霊 |
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この地上世界で生活している貴方達は時として深い孤独感を味わう事もあるでしょう。血のつながった親子や兄弟でさえお互いに理解し合えない状況というものを経験するはずです。そんな時でも貴方は決して一人ではありません。
私は地上の誰よりも貴方のことを理解し、喜びも悲しみも共に味わい、少し距離をおいたところから貴方を見守っています。私はあなたの直面する問題の因果関係や解決方法を知っていますが直接手出しはしません。それらの問題は貴方の成長の為の学びであり、自分で解決しなければならない事だからです。
(天空より)
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142
主義、主張 |
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貴方が何時の日か大きな自分に目覚める時、自分の主義や自論というものに懸命にこだわっていた頃を振り返ることがあるでしょう。そしてそれらを主張していたのは小さな自分であったことを知るでしょう。
(天空より)
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143
自分の限界を広げる |
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人間は物事を自分の思うようにしたいと願い、思い通りにならないと不満に思う。それは物事の一部分しか認識していないからである。全体像を把握出来れば貴方が対面している出来事の道理が理解できるようになる。
意識が肉体に閉じ込められている限り物事の全体像を捉えることは難しく目先の出来事に翻弄されやすい。しかし意識は潜在的に肉体的限界をはるかに超えた能力を持っている。日常の出来事に対していかに向かい合うか、自らに備わった潜在能力に目覚め、自分の限界を少しずつ広げていくことが意識の成長につながるのである。
(天照大御神)
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144
成長と理解 |
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今の時点で理解できるものを貴方は知り、感じ取り、受け入れている。意識の成長につれて今までに理解できなかったことを貴方は理解し、自分のものとすることが出来る。
(天照大御神)
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145
内在するもの |
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貴方が遭遇する出来事や場面において自らに内在する最高のもの(神性)を引き出せるように努めましょう。それを続けることによって貴方の霊性は磨かれていきます。
(天空より)
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こだわりの心 |
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人間は心に強いこだわりを持つと視野がそこに限局された状態になる。それは意識がそこに閉じ込められるという事でもある。人間の意識は成長につれて広がりを見せるがそれは永遠に続く。意識の成長に伴ってこだわりの心は消えていくものである。意識が成長し視野が広まるにつれて今まで懸命にこだわってきた事が些細なことに思え、意味を感じなくなるものである。
(天照大御神)
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気付きは法則との調和 |
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気付きの時期は人それぞれである。早いほうが良いが、遅くとも地上世界を去るまでには気付くように計画されている。人は気付きの起きた時から身の回りのことがスムースに動くようになる。それは自分が法則に調和するようになるからである。何事においても背後には宇宙の法則が働き、人間の心までもがその範疇にある。その働きを理解出来た時、人は気付き、その流れに調和するようになる。人間は法則に逆らえば苦しみや不調和が起き、順応すれば喜びや幸せを味わうことを身を持って知るのである。
(天照大御神)
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今を生きる |
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時間は永遠の現在、故に人は今に焦点を合わせて精一杯のことをすればそれでよい。過去のことを悔やんでみたり、将来を憂えてみたりすることは何の意味も無い。人は真実を知るほどに今という時を大切にするようになる。
(天照大御神)
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人間の本質 |
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一人の人間がこの世で表現しているものはその人間の本質の一部である。人は霊と肉体が重なった構造になっており、この世の人の目には肉体の活動しか見えないが、人の本質は霊であり宇宙の根源につながり決して滅びることがない。人に宿る霊、それは神の一部であり、貴方の遥かな過去の世から今生での使命、辿るべき道を見通している。自分の中に宿る神(霊)の存在に気付き、その意思と調和していくことが自我に目覚めるということである。
(天照大御神)
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課題 |
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もし何一つ悩みや問題のない人生を送るとすれば貴方はこの世で何も学ぶことはできない。乗り越えるべき課題もないのであれば貴方はこの地上世界に生まれて来ていないはずである。貴方が直面する課題は全て必然、自分で向かい合い、解決しなければならない事柄なのである。貴方はそのためにこの世に生まれてきたのであるから。
(天照大御神)
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