トルコ共和国初代大統領像 修復
No.1~No.4 作業前の像の状態
長年屋外に設置されていた影響で、鳥の糞や雨だれ、酸性雨による腐食がかなり進んだ状態。溶接跡の露出もみられます。 所どころ内部から緑青がふいています。 また、金属自体に含まれる油分が抜けて 金属の劣化が進んでいます。
長年屋外に設置されていた影響で、鳥の糞や雨だれ、酸性雨による腐食がかなり進んだ状態。溶接跡の露出もみられます。 所どころ内部から緑青がふいています。 また、金属自体に含まれる油分が抜けて 金属の劣化が進んでいます。
No.5~No.7 溶接跡やピンホールの要所を、ブロンズの粉末と樹脂の混合物で穴埋め補修。
No.11~No.13 着色作業中
像の凹凸に併せて微妙に色の濃淡を変えながら全体を着色。
像の凹凸に併せて微妙に色の濃淡を変えながら全体を着色。
No.14~No.18 保存処置作業中
ブロンズ用ワックスで全体に保護膜を塗る。最後に真鍮ブラシとウエスで磨き、仕上げる。
ブロンズ用ワックスで全体に保護膜を塗る。最後に真鍮ブラシとウエスで磨き、仕上げる。