4年ぶりにVancouverを訪れた。やはりこの町の開放的で自由な空気はいい。日本にいるときは気付かないながらも様々なしがらみに束縛されていることがよくわかる。私の第二の故郷なのかもしれない。何故この町に何度も足を運ぶのだろうか?自分の前世はあるいはこの北アメリカの太平洋岸で暮らした事があるのかもしれない。英語は今ではボキャブラリーを忘れて錆付いて来つつあるがさほど違和感がない。今回は親戚一同が集い実に楽しい時間を過ごす事が出来て幸せだった。ここは波動の合う者たちが集う場所になるのだろうか、そんな気がする。
日本に帰り関西空港で一泊して翌日小豆島に帰ろうとして新大阪が近づいたとき急に京都に行きたくなり京都まで足を伸ばしてしまった。京都駅が近づくと東寺の五重塔が目に入り東寺に寄ったら弘法大師のメッセージを受けた(神仏の言葉3月19日)。私はお経や祝詞を唱えるが宗教の世界にどっぷりと浸かっているわけではない。宗教は真理を学ぶ為の1つの手段にすぎない。真実はただ1つ、「宇宙の真理」それ以外にない。宗教の作法に通じ宗教上の位を得る事は宇宙の真実を知る事とは直接関係が無い。今の時代旧態依然として型にはまった教義では大衆の心を掴むことは出来ない。前に弘法大師から聞いたメッセージがある。「今の高野山はワシの残した遺産にしがみついているだけで何も新しいものが生まれて来ない。それぞれの時代にあった教え方があるはずだが」。
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