死後の世界

 9      悠久の時を生きて
私達の命は宇宙の創造主から授かったもので悠久の時をこの宇宙と共に進化しながら生き続けるものだと思います。私達自身が創造主の分身であり神の子、仏の子であります。死というものはこの世の生活を終え肉体と別れ本来の場所に帰っていくことです。死んだら全て終わりでは断じてないのです。また我々がこの世にいる期間は極めて短いものだと思います。故郷に帰った私達はこの物質界の束縛を離れ自由なところでこの世で学んだ事を知恵として身につけ一段と成長していくのです。
 
私達がこの地上界に来る目的は学ぶ為でありそこは物質界、肉体があることによって一つの出来事を何倍にも実感として味わう事ができ、それは魂に深く刻み込まれます。そしてこの地上界は様々な事を実地してみる、テストしてみる場でもあると思います。それは一つの冒険であり楽しくもありリスクも伴うでしょう。新鮮な実体験をする場所がこの地上界(地球生命系)ではないでしょうか。生命系の辿るコースの中に必須として組み込まれているのでしょう。
 
そこは道場のようなところなので当然試練もありますが自分の身の丈以上のものは来ません。必ず自分の能力の範囲内で乗り越えることが出来るはずです。それを乗り越えた時一段の進歩があります。例え思ったような結果が出なくても悲観することはありません。それに向かって努力することに意義があるのですから。それによって人は多くのものを学ぶ事が出来るのです。
 
また自分の身の回りに起きる事は全て必然、無意味に起こるものはありません。自分が過去にやった行いの結果が現れてきているのでそれを素直に受け止めたらいいのです。全ては宇宙の法則によって動いているのでその流れに逆らうことなく乗っていけばいいのです。人との出会いも全て偶然ではありません。一期一会という言葉がありますがこの人生における出会いにも全部意味がありそれは現世だけでなく過去から続いていたかもしれないし将来どこかで再会するかもしれないのです。そういうことを考えると面白いものです。私も還暦間近、この世で生活する期間はもうそれほど長くないでしょう。残りの人生を新たな発見にワクワクしながら生きていきたいと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
更新日時:
2007/10/31
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Last updated: 2012/3/26