死後の世界

 5      若くして世を去ることの意味
10月26日 神棚(諸神)
家族は霊的に見ると一つの単位ではなく一人一人違う源から来ている。子供は肉体を両親から引き継ぐが中に宿る魂は別のものである。そのためその魂は自分独自の目標を目指している。寿命にも違いがあり子が親より早く死ぬということも起きる。若者が世を去っていく、それは残された家族にとっては実に悲しく劇的なことである。悲しみのあまり止めどもなく溢れる涙、しかしそれは魂を揺るがす感動でありその時心は一点の濁りも無く清らかになっているものである。
 
やがて時がたてばその死は残されたものにとってはかけがえのない教訓を残してくれている事に気付くであろう。それにより家族の絆は一層強まり、また各々が今までの生き方を反省し考え直す機会も与えてくれている。感情的には悲しい事ではあるが実はそれは残された者たちにとって大きな学びとなっているのである。
 
早く世を去るもの達の共通点は霊的にレベルが高くすでに過去多くの事を学んでいるのでそれ以上この世では学ぶ必要がないということである。顕在意識の上では本人も気付かないが潜在意識のレベルではすでに十分に学び多くを知っているのである。好人物で皆から慕われる、人のために尽くせるような人物は早死にすることが多いがそれはそういう理由からである。親より早く死ぬというような場合、実はその者は親よりも霊格が高く自らの死をもって親に霊的覚醒を促すことになっている場合がある。
 
更新日時:
2007/10/26
前のページ 目次 次のページ

ホーム 真理を求めて インスピレーション 死後の世界 随筆集 意識の世界 プロフィール 遊びの話
フォトギャラリー 聖地を訪ねて 遍路の話 リンク集


Last updated: 2012/3/26