八重垣神社

「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造るその八重垣を」
 
この歌は須佐之男尊が作ったもので和歌の始まりと言われている。ヤマタノオロチを退治した須佐之男尊が稲田姫と結婚して宮居とした場所が八重垣の宮と呼ばれこの八重垣神社の由来となっている。ここはいつ来ても若々しくフレッシュな気に満ちている。縁結びの神社として若い女性に人気があるのもその要因のひとつだろうが確かに明るい感じがする。この間も車をここの駐車場に停めた時点ではみぞれまじりの雨が降っていたが参拝を終えるとこの写真のように青空が顔を出した。境内の裏手に森がありその奥に「鏡の池」がある。そこは稲田姫が鏡の代わりに自分の姿を映していたと伝えられる池。
この池で占い紙に硬貨を乗せ早く沈むほど良縁に恵まれるという。主祭神は須佐之男尊だが稲田姫が合祀されているせいか須佐神社で受けるような比類の無い力と神威をここ八重垣神社では感じることはなく爽やかで華やいだ気が感じられる。
このあたりは松江や宍道湖、玉造温泉にも近く温泉に泊まって神社を巡る旅を楽しむには良いところである。
 
更新日時:
2008.02.11 Mon.
prev. index next

ホーム 真理を求めて インスピレーション 死後の世界 随筆集 意識の世界 プロフィール 遊びの話
フォトギャラリー 聖地を訪ねて 遍路の話 リンク集


Last updated: 2008/10/29