さて、今まで見てくるとNPO法人の設立がどのようなものか、どのような手続が必要か分かってきたと思います。NPO法人はもちろん自分達で設立可能です。県庁に行けば手引きがあります。書式も県によってはダウンロードできます。
ではなぜ行政書士に依頼するのか?大抵の人にとって、法人設立は初めての経験でしょう。書類作成では手引きを見れば分かるようなものもありますが、分かりにくいものも当然あります。他にも必要な書類には定款というものがありますが、ダウンロードした定款をそのまま使用して大丈夫ですか?後で変更することは当然できますが、時間と費用が必要になってきます。それに書類作成だけでなく、所轄庁との打ち合せは必須です。通常2、3回は行います。それだけの時間はありますか?
メリット |
・書類作成は必要なものだけ用意すればいいので、手間が省ける ・県との打ち合せに行く手間が省ける(ただし最低1回は私と同行してもらうかもしれません) ・戸籍や住民票がいる場合でも、自分達は何もしなくてもいい ・最初に作る定款がしっかりとしたものができるので、後日手直しをする確立が小さくなる ・設立からお手伝いした場合は、後の助成金申請等の手続がスムーズに行える |
デメリット |
・報酬が必要 ・行政書士との打ち合せが取れるようにしておく必要がある(責任者で可) |
当事務所では原則としてどの業務を依頼されても、電話やメール等のご相談を無制限でお受けいたします。ご自身が納得されるまでお付き合いいたします。また設立から1年間は助成金等の情報を発信いたしますので、資金の不足しがちな団体には有効かと思われます(ただし必ず助成金が得られるという保証ではありません)。何よりも初めの一歩が肝心です。今だけを考えるのではなく、今後のことまでも考えて声をかけていただければと思います。