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素麺記  07,6月
6月27日
先日21日に夏至観音を見に来て私に写真を頼んだ5人の女性(一人は取りに来ました)早く写真を取りに来てください。
お名前も住所も聞いていないのでどなたか分かりません。頼んでおいて知らんぷりはないでしょう。


素麺を配達に行って帰りに中山の方に廻って帰ることにしました。
ホタルの生息する川や中山の風景、棚田などの写真を撮っていて気が付いたのです。

まだわらぶき(藁葺き)の家があるのです。
これまで全く気が付いていなかったのですが、まだこういう風景が小豆島にも残っていたんだとほんのりしました。



45番札所浄土寺も
藁葺きでした。
6月26日
こないだから太ものばかり造っていたが、久しぶり(?)に素麺を造った。
昨日からもやまきで乾くのかなと心配していたんですが、杞憂でした。
最初からクーラーかけて温度を下げ、除湿していたので素麺がべたべたすることなくさらっとした状態で
外に出したので色むらにもならず白く綺麗に仕上がったのです。

天気はすっきりした晴れではないけれど日が射して気温は今年最高の34.2度だという。
向こう1週間晴れの日は予報にはないけれど「雨〜!」というはっきりした日もないようである。
まあ、降っても大したことないいうことやね。
小豆島でも水不足の心配せなあかんようになってきてるな。

素麺・うどんの消費は増えるやろうけど(うれしいんやけどね)生活に水不足は困るなあ。


ちょっと前からの腰痛がぶり返してつらい。
仕事は立ちっぱなしなので腰への負担は大きい。
もうそろそろ製造はストップせなな。(そうめんの)
どうしてもつくらなあかん太ものだけ必要なときに造るということで行こうか。
(それでもまだ手元に3日分素麺の小麦粉があるがぁ…)
6月23日
2時起きでうどんを造りました。
それでも3分の1は半生うどん、3分の2が乾麺のうどんだったのです。

半生うどんを仕上げてすんだのが9時過ぎ。
これでも早く済んだのです。
この日記書いている今は12時過ぎやけど…

梅雨に入ってからの半生うどんを造るのはまさに地獄そのもの。
今日の香川県の最高気温は30.9度!
その気温が涼しく感じるほどの蒸し暑さ…
室温27度となんということのない温度だが、ほぼ100%近い湿度になるとぬあ〜、どよう〜んとして一瞬で汗が噴き出す。
うどんが乾燥してはいかんのでスチーム加湿器をかけているからだ。

同業者からのアドバイスには、
「これから半生うどんをするときは雨の日にすると窓を開けてできるから涼しい。」
肝に銘じておこう…


健康志向のあなた。そうあなた。もうずっと汗をかいているので身体の中の毒素という毒素は綺麗に汗と共に出て行きますよ。(水分は欠かせませんね。)
無料で体験させてあげます。(ただし!途中リタイアは許しませんが!)
6月21日
明日は「夏至」なので洞雲山に夏至観音の写真を撮りに行ってきました。
からっと晴れておればもっとくっきり出るのだけれど、

少し靄がかかった状態だったので薄く出ている。

それでもこの数分前まですっかり曇っていて見えなかったのですから
いいとしなくてはいけません。

こうやって夏至の頃の太陽の位置によって観音像が浮かび上がるのですが、
人によってこれが見えないのです。

この写真を撮っていて、「この人綺麗に写真が撮れている。その写真を頂戴。」
と頼まれました。
飾りたいから大きくして欲しいとのことでした。
どれかいいようなのを選んであげないとせっかくなのにね。

他にもたくさんの人がいたのですが、実はポイントがあって知らないといい写真が撮れないのです。
それがこの場所。
少しずれるとこのように綺麗には見えないのです。

写真を撮るだけでなく、先にお参りをして般若心経を唱えたのはいうまでもないことです。
「観自在菩薩 ギョウジンハンニャハラミタジ ショウケンゴウウンカイクウドウ ………」
6月19日
朝から保健所で衛生の講習会に出ていました。
これに出て受講証と営業許可書をもらわんことには営業できんので、何を喋っているのか皆目聞き取れんじいさんの話をうたた寝しながら1時間も座って聞き流し、次に若い人が立って表示法やら衛生面の注意やらをしてビデオを見せられて1時間…食育の話やらなんやら2,3人が喋って12時過ぎ…
ああ…無茶疲れる〜

表示法JAS規格の難しい話は向こうが分からんようでせなんだなあ…

午後から注文の配達、詰め替えをし、うどん、冷麦の袋詰めをする。

天気予報は向こう1週間晴れ間なしですが今日は結構いい天気だったよ。周辺では雨が降っていたみたいやけど。
週末か週明けくらいにうどん造らんといかんかもしれん。だいぶ少なくなってきたわ。
素麺はこんな天気では綺麗に仕上がらんので造らん。
6月18日
朝からボイラーをかけて太口素麺と少しの冷麦を乾燥する。
30分ほどボイラーをかけた後クーラーをかけて過乾燥しないように温度を下げてゆっくり乾燥させる。
これは乾燥している太口素麺を下から撮ったものです。

切り込んだ後にFaxが入って冷や麦の注文が来た。
今切り込んだとこやないか…
もうちょっとはよ来てたらもう少し多めにとってたのに…
取り敢えず在庫分とあわせて注文は間に合うのでよかったのですが、
近々造らなければ後の注文が来たら困るがな。


空模様はずっと曇りか雨の予報ですが、さっぱり湿るほど雨は降りません。
その方がうどん造りにはいいのです。
急激な乾燥は麺割れの原因になってよくないからね。2日かけるのもゆっくり乾燥して麺割れをおこさないようにするためなんです。
6月17日
父の日ですね。
母の誕生日でもあるのですが、今日は仕事をしておりましてふと素麺と冷や麦を造っています。
明日、乾燥仕上げをします。
うん、綺麗にできています。

それよりも、下管を落とすときにコシを捻って軽いぎっくり腰になったようです。
腰が痛いのですが、かごもうとするとやばいのです。
すっとすべってグキッとなりそうな感じです。

ゆっくり腰の筋を伸ばして一晩寝ると楽になるんではないかと思いますが、
直らんと明日切り込むのができなくて困るのです。
痛くなくなったとしても素麺の結束は厳禁になります。

そうそう、話を戻して父の日なのでケーキとケーキと(2種類あったと言うこと)ばら寿司と
娘特製のビールのアテでした。
まあ家庭円満ということで…
6月15日
ドンヨリとした天気です。
母を連れ父の墓参りに行ってきました。
注文も少なくノンビリ過ごしておりましたというのは嘘で、
これやっていました。
まだモンローの外枠と分かりやすい部分だけ。

非常に難しい。

もう早げっそりしている…


(する仕事はいっぱいあるというのに…)
6月14日
朝から降ったり止んだりの天気でした。
こんなのを引っ張り出してきてやり出し始めました。

ジクソーパズル(1,000ピース)

「Monroe」

「シャネルの5番よ」というやつですわ。

そらあ、ジョン フィッツジェラルド ケネディでなくとも

虜になります。

夕方に綺麗な女性が来て詰め合わせを買ってくれました。

「ここのが美味しいと聞いてきました。」

誰や誰やこんな綺麗な人に紹介してくれたんは。うれしいやないかい。
6月13日
朝のうちちょっと詰め替えた素麺の包装をする。
午後は借りてきたDVDを見て、ブログやって過ごす。

1日ゆっくりした。
注文もそんなになかったし。
あった分も明日以降天気が悪いので出荷を見あわせるので詰め替えただけで置いている。

これからは素麺を造るのはよっぽど天気のいいときだけになります。
6月12日
あら…ちょっと空いちゃったね。

うどん造ってから素麺も造ってなかったんだけれど、忙しくて飛んでしまいました。
晩遅くまでやってなんとか昨日までに詰め替えが済んだので今日1日だけ仕事をした。

明日、ほぼ間違いなく梅雨入りだそうな。
でも、ラニーニャ現象が起こって梅雨は短く夏暑いという素麺屋さんには嬉しい天気予報です。

暑いと素麺は売れます。反対に梅雨が長くずっと雨が降り続いた年には売れ残ってしまうということもあるのです。
今年は早くから水不足になっているので、困る職業も出てきているようです。
天候に左右される仕事というのは困りものなんですが、この地で根付くということはそれなりにメリットがあったんだということですね。

小豆島で素麺造りが盛んになったわけとは?
地中海性気候といわれるように温暖少雨で素麺を造るのにもってこいの気候なのです。
この気候は昔から良質の小麦を栽培できたのです。
入り浜式の塩の産地でもありました。

このように素麺を造るのに必要な良質な原料(小麦、塩)と気候があってこその小豆島手延べ素麺の産地なのです。


いつも買ってくれているお客さんから、
「あんたんところの素麺は美味しいいうてみんなから言うてくるんよ。」

小売りしているところも、
「お客が気にいっとんよ。もっと安い素麺ならあるんやけどな。」

もともと広がった鼻がもっと広がりましたわ。
褒めてほしゅうて、喜んでほしゅうて、いい小麦粉つこうて、機械で延ばさずに美味しい素麺造りました。


今日も暑かったなあ。
エエ素麺できたでぇ。
6月8日
朝7時半からボイラーをかけて昨日からのうどんの乾燥である。
30分ほど弱くかけて、温度が少し上がってきたところでクーラーをかけゆっくり乾燥する。

乾燥の仕方を披露しました。
1日目の乾燥は以前の日記を参考にすれば分かりますね。
これで麺割れは起きにくくなります。

半年置いても割れないものもあるし、貯蔵によって麺に歪みが出て少し割れるものもある。
同じように造ってもその時の環境の具合か、なぜそうなるのか分からないでいる。

いつかこれというように解明してやろうと思っている。


6月に入って天気がいいので素麺も造るのですが注文が本格的に来だして
忙しくてHPの更新もままならなくなってきている。

今日のうどんの試食

麺割れなし!
もちもちして美味しかったよ。
出汁もショウガがぴりっときいて好きないりこ出汁です。

どんなに綺麗に仕上がったと言っても、茹でてみるまでは安心できない。
茹で上げてみて、割れがないのを見てからほっとし、食べてみてもちもちした食味食感があれば、
「あ〜!良かった〜…」となる。
何度やっても毎回同じである。

明日は休み。ゆっくり寝て素麺の注文を発送する仕事がある。
がんばらねば〜
6月6日
午前に散髪に行った。

散髪屋「もう仕事は休みになったんな?」
私「ン?なんでや?忙しいで。」
散髪屋「もうOOは6月のはじめから休みや言うてたで」
私「そうか、はや休みになっとんか…なんか売れ行きが悪いとか聞いたなあ…」
私「今年は早うから注文があったで。えいんと違うか。うどんは年中売れるしな」

その後天気の話をし、気温が高くて雨が少ないと素麺は売れるが生活水がなくて困るという話をしたり、
「迷路のまち」の企画を切って(ちょっと書けんような話)、直島の芸術による島起こしというのかな、話をしていると、隣に座ったおばちゃんがそうやそうやと合いの手を入れてきて喋ってくれました。
いや、どこにでも弁士はおるもんです。

帰ってから自治会の会費を集めに廻った。
今1班の班長をせいとおはちが回ってきたのでやっている。

午後からは素麺の結束をし、明日の仕事(うどんを造る)の準備をする。
大口の注文が入っているので、そっちの方をしないといけない。
梅雨入りはまだ1週間先までないようなので、造るのは後回しになる。
6月5日
本格的に注文が来だしたようだ。
こうなると素麺を造りながら注文を詰め替えて発送していくのは大変なことになる。
このまま天気が良くて暑かったら素麺は売れると思う。
だがその反面雨が少なくて節水するように広報車が出ているくらいだから、水不足は深刻なのです。

素麺を造るのに水はそんなに使わない。せいぜい使っても150〜200Lくらいまでのものである。
だから高松のうどん屋のように使わないので素麺を造るのに問題はないのです。


朝、起きると、目や顔が変である。(な感じがする)
鏡を見てみると、目の下にクマができて膨らみ、へんな感じである。

あ、ずいぶんおつかれさん…

用意をしているので、頑張って仕事をする。
仕事の間に注文がいくつか入る。
(明日の仕事の用意はしていない)
夜に詰め替えて発送準備をする。終わると10時過ぎである。そらあ疲れるわ…

うどんが無くなったというか足らないので造らねばいかんのやけど、小麦粉がまだ入らない。
明日入ってくれると助かるんだが…朝電話して聞いてみよう。
6月3日
先日、母は腰が痛くて動けないからと蛍を見に行けなかったので今日連れて行ってきた。
先日の倍くらい蛍が飛んでいて綺麗だった!

母は「はじめて蛍を見た。綺麗やった。」と喜んでくれた。


久しぶりにバレーを見に行ってきた。
ハッスルプレーを見て元気もらったような感じでした。
新メンバーが入ったようで、知らない人が数人いたよ。
どのチームもチームの維持、拡大に一生懸命取り組んでいるようで、新陳代謝があるのはしょうがない。

仕事は日中素麺の結束をし、素麺の詰め替えや発送準備など変わらず。
6月2日
朝気が付いたら10時を廻っておりました!
もうこんなに気が付かずに寝たのはいつのことやら…
それというのも昨夜…

当然のことながら、朝4時に起きて素麺を造り夕方までしっかり仕事をしたわけです。
晩御飯を食べてから(8時になったので)やおら、

「ではそろそろ蛍を見に出て行こうか。準備せえよ。」
かみさん、娘「え〜!?今日行くん〜?聞いてないでえ〜!」

で、すぐに準備して出発〜
我が家はまとまりがいい!
この蛍の写真はブログ「素麺オジサンの戯言」に載せていますので見てください。
http://blogs.yahoo.co.jp/yume_shoudoshima/12374441.html

ということで、晩遅くまで写真を加工してブログに載せていましたので、朝遅くまで熟睡してしまったようなことです。