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素麺記 06,7月
7月31日
揚羽蝶のページのアクセスの90%はYahooからの検索できてくれています。
何でだろう、以前見たときには何万とページがあって私のサイトなど全然解らなかったのに…、そう思っていたのですが、昨日あらためて検索してみたら、なんと第1ページ目に出ているじゃないの!
だったら見に来てくれる人があっても不思議じゃないけれど、こうなるまでに検索して見に来てくれている人がいたからだと言うことでもある。
でも、今日はとっても反省している…
かなりブルーな気分…
私の不注意、気が行き届かない馬鹿のせいでせっかくの命を無駄にしてしまった。
朝起きて揚羽蝶を見に行くと、孵って殻につかまっていた。
「アッ!孵ってる!」
よくよく見ると羽が段ボールにあたって縮れてしまって飛べないでいる…
枝に貼り付けてどこにも当たらないようにすればよかった…気が付かなかった…
明日、明後日にも蝶になるサナギが2ついる。それは大丈夫なところにさばっているので問題ない。
今日また花の枝につかまってサナギになろうとしている個体がいる。
無事孵る頃には葉っぱをとって(それまでは蜂から身を守るために必要)羽が当たらないようにしてやろう。
ちょっとこれ以上揚羽蝶のことを書く気分ではないな…自己嫌悪…
太口素麺は完売しました。
冷や麦もあと4kgだけしか残っていません。
半生うどんもあと10kgのみです。
素麺、極細素麺、うどん(乾麺)はまだ在庫があります。
次の製造は9月末の予定です。
7月30日
どうですか、この色の変わり様は。
29日午前 30日午前 30日午後
今日にも孵るのかなと見ていたのですが夕方まで孵らなかった。
明日起きたら孵っているのかも…
晩には「第13回小豆郡バレーボールリーグ」の最終戦があって出かけておりました。
香川県のA級審判員の資格を取っている方が居まして、試合で笛を吹かしてくれということで3人の方が来ました。
今は小学生に教えるのにも審判資格や指導員の資格を持っていないといけないので大変なんです。
そうなる年に止めた私はそんな苦労はしなくて済みました。
それでも当時も審判資格を取りなさいということで結構厳しく指導されたことを思い出します。
それを思い出しながら…、
「オッサン厳しくいちゃもん付けたわけやな…」
(んっ!するどい!)
そうやない、愛を込めて適切な注意と指導をしなくてはいかん、恥をかかないような審判ができるようにしてあげなければ…ということですが。
主審と副審を5回ずつ吹くということなので、後何回か来られることでしょう。そのときには言うことの無いようにしてあげようと思っているのだよ。
そのためには私はあの人達の何倍も勉強しなくてはいかんということを知っているか!
(ちょっとは見直した?)
「それが怪しい…」
7月29日 揚羽蝶が孵った!
今朝見るとさなぎから蝶に2匹孵っていて、羽を休めていた。この状態はたった今孵ったばかりということです。
←
そしてすぐに大空に飛んでいきました。
サナギになって10日で蝶になるんやねえ!(多少ずれるようだけれど…)
同じ日にさなぎになった個体が一つまだサナギのままでしたので(パセリの茎の間でサナギになった個体)、これもこのままでは羽が痛んで飛べなくて死んでしまうと思われたので茎を取って段ボールに貼り付けました。
夕方までに、まだ孵らなかったので明日になるでしょう。
ひょっとすると明日もう二つサナギがいるのと一緒に孵るかもしれない。
朝日を浴びて羽を乾かし、そこここを舞いながら飛んでいった。
揚羽蝶(この揚羽蝶のページは毎日何人かが見に来てくれているんです。)はとっても綺麗ですよ。
小学生の夏休みの自由研究の参考にしてください。(なればいいけど…)
7月28日
あ、あぢぃい〜〜!
梅雨明け3日だと言うに、まいった。
悪いと解っていながら冷たいお茶を飲んでしまう。温かいお茶なんて飲めないよ。
昨夜ネットして後本を2時近くまで読んで寝た(本を見ていると本がぱたっと手から落ちて、知らん間に寝とんのやね。ハッと気が付いて電気消して寝ましたわ。)のですが、クーラーを27度に設定して寝ていて、寒くなって目が覚める。クーラーを消して寝るとまもなく汗かいて目が覚める。クーラーをかけるの繰り返し…、朝気が付いたら8時になっていました。
もう1時間くらいは身体が起きない。(寝不足から夏バテに移行する直前の状態)
グテーッとして顔、歯磨き、新聞を見ながらテレビも見聞きし、パンと豆乳だけでコーヒーも飲まず、9時を過ぎてから今日の出荷の用意。
注文の素麺の詰め替えと配達で今日は忙しかった。
もうとっくに製造の方はストップしているので、まだ身体は楽なんだが、普通に生活していても堪えるよう。
とはいえ、素麺の注文が来るのも後2週間、盆が過ぎればとぎれます。
そうしてやっと素麺やさんの長〜い夏休みが来ます。今は早く休みたいと思っているが、休みになるとこれまた不安にもなる。
この仕事の売り上げは天候に左右される厳しい仕事です。
ただね、ものを造るという楽しい仕事でもあります。人の顔色見んでもええしね。
長い休みに何しようかなと今から考えています。
カメラ片手にぶらぶらして…「ぶらあっと街角散歩」もいいなあ。
(「ぶらり…」の方が浮かんだんだが、どこかの番組でそういうのがあったなと思ったので替えた。)
「小豆島ぶらぶら」「ぶらあっと小豆島」「…」…………思い浮かばん…
「題名から入るんかい!」
そうそう、中身は大したこと無いから名前で興味を引く…
?(転びました?)
7月26日
長梅雨明ける!
5月からずっと天候不順であったがやっと蒸し暑い夏が来た。
この長梅雨のせいで”夏物定番ギフト商材”は大不振に陥っているそうです。
代表的なものといえばビールですが、我が素麺もその一つ。
最高の小麦粉を使い、手延べにてじっくり熟成させて素麺・うどんを造っていることが消費者に受け入れられ、「塩見の素麺は他の素麺とは違う。これ食べたら他のは食べられん。」そのように言われるようになって、小売り、ギフト商戦ではぐ〜んと売り上げを伸ばしたのだが、卸の方の減少で現在まだ完売できていない。
8月の盆を過ぎた時点でどの程度までになっているかですね。
ただ、全商品とも小売り、ギフトが伸びたことは来期につながる明るい材料で、他社の影響を受けないで健全な経営をやれることにつながる。
中でもうどん(乾麺)は好評で、年間を通じ売れ筋商品となった。
非常に生産に気を遣うし、手間暇もかかり、生産には丸2日掛かるので続けて生産するわけにいかないなど生産コストが非常に高い商品なだけにうまみという点では少ないんです。
が、そんなことはどうでもいいんです。(よくはないけど…)
うまいと言って食べてもらえるものをこれからも造ります。私の素麺をよろしく。
7月25日
今日は全国的に「天神さんのお祭りだあ!」
ということで私の誕生日を祝って(祭って)くれてありがとう。
そう、私はひょっとすると菅原道真の生まれ変わりかもしれん…
「東風ふかばにほひをこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ」
ついに私も45才になりました。またまた若返った…
昨日から今日にかけてお寿司、和菓子、ケーキなどで祝って貰いました。
すてきなバースディメールも戴いて幸せな気持ちです。
もっといろんなことを書こうと思っていたのだけれど、風呂入ってビール飲んでほろ酔い気分になると、すっかり忘れてしまって「何書こうかしらん…?」
さっぱり思い出せん。「まだらボケ…」
「父の日」と「誕生日」のお祝いを誕生日に贈るねといった娘はメールもよこさない…きっと忘れている…
今日は日本の「最高気温を記録した日」だそうです。
1933年山形市で40.8度を記録したそうです。
「なんで山形やねん!」と思った人は多いと思います。私も??????ですわ。
「太口素麺」はほぼ完売しました。残り6kgくらいしかありません。ありがとうございました。
うどんも残りわずかとなりました。
盆に返ったときに小豆島のお土産にしたいと問い合わせてくれた「N川さん」、是非どれだけいるのかお知らせください。それだけは残しておきますので。
そうでないと注文が入れば売ってしまいます…
手延べ素麺はまだ在庫はあります。
7月24日
免許証の書き換えに「土庄交番」(小豆島の2つの警察署が一つになって、内海警察署と土庄交番とになった。)に5年ぶりに行った。
当然5年前に行ったのも免許証の書き換えでした。
以前に行ったときにはコンクリートむき出しでしたが、今日行ってみると塗装をしている。内装も明るくどっかの事務所に来たみたいな感じであった。
手続きも素早く丁寧な女性が3人もいて(そんなにいるか?)写真撮影の署員もいる。
「きっと余った鑑識やで…」
(そういえば私の結婚式と披露宴の写真を撮って貰ったのも警察の鑑識やっている友人でしたわ…)
写真を撮るときに座る椅子は特注製のようで奥行きが半分くらいしかない。どうもいっぱいに座らせて姿勢をよくしようと言うのがねらいのようだ。
ねらい通りに座ってやった。(よく反発しようという気持ちがむらむらと起こるんであるが、お巡りさんとやっても分が悪いので瞬時に計算して止めることにした。)
座るとカメラの下に鏡があって顔が写っている。
男前やン…
「どこがじゃ!」という声が響いておりますが無視をして、
「カメラ見とったらええんかな?鏡見とったらええんかな?」
「カメラのここを見といてください。」
そらそうやろ。
「オッサン、知ってて言ったやろ。」
優良運転手ということで30分ほどのお話だけで即日免許証の交付をして貰いました。
お巡りさん、さぶいジョークは止めた方がいいですよ。思いっきりドン引きでした…
(自分の顔をよ〜く鏡で見てから言った方がいいと思います。)
優良運転手といっても…単に運がいいだけかも…
スピード違反はみんなしているし…駐車違反もしているし…
飲酒運転だけはしてないけれど!
まあ以前よりも簡単になったのがいいよ。
それからそれから…貰った免許証の写真なんやけど、ずいぶん色白に写ってましたわ。
さすが鑑識!
その後、車を車検に持って行ったのです。
最近(私は最近知ったけど前からあったのかな?)テレビで見た1時間車検というやつで、早いし安いというのでやって貰いました。
1時間ちょっとでほんとに済んだのですが、説明を聞いたりじっとそこにいなくてはいかんのが手持ちぶさたでした。コーヒーとかお茶なども出るので本を持って行くとクーラーの効いた部屋で1時間ゆっくりできます。
また友人を誘っていくと喫茶代わりに1時間無料でダベルこともできます。
短く、
安く、
コーヒーお茶がただのクーラーの効いた部屋で
1時間
利用しない手はないのではないでしょうか。
7月22日
午前中のんびりゆっくりと過ぎていきました。
新聞を取り、テレビをつけて1時間ほど、見たり、読んだり、聞いたりして過ごし、それからやおら顔と歯を磨く。
それから食パンを2枚と豆乳。
食パンは焼いてバターを塗り、目にいいというブルーベリーを塗って食べた。もう1枚も焼いて半分にスライスするように切ってハムとジャガイモサラダを挟めてサンドイッチにしてくれたものを食べた。
1杯のコーヒーを飲んでゆっくりしていると母がやってきて「茄子の虫の予防をしてくれ」という。
「夕方でえい?」
「ほうやな、5時やったらまだ暑いから6時頃からでえいな。」
「よっしゃ。」
その後貰ったスイカを母が持ってきてくれた(半分)ので冷蔵庫に入れて冷やしておいた。
(3時くらいにはよう冷えているやろ。)
昼ご飯はうどん。冷やしうどん。
私はザルか釜揚げうどんが好みなんだけれどよう言わない。
きっと「暑いときに釜揚げ食べたら汗が出る。」って言われる…
うどんの上にばらまかれた氷を箸でつまんでお茶の中に入れてお茶を冷やして飲む。
まあえい。うどんにはいろんな食べ方があるので構わん。
エー!とびっくりしたのが「スイカ」が出てきていたこと。
ものの1時間ほど前に母が持ってきたものを、まだろくに冷えてもいないものを切って出してきている。
「まあだ冷えてないやろうが…」
「ええんや、冷えてのうても…」
「あんた好きやからなあ…」
「そうや…」
一切れ食べている間に2きれ食べてしまっている…
かみさん 「もういらんの?(*^.^*)エヘッ」
私 「エエよ食べても。」
かみさん 「ほな食べよ。!!(^Q^)/^」
ほんとにスイカやったら冷えてようが無かろうが関係ないんだから…
午後はバレーの体育館の申請に行ったり御中元を持って行ったり、パソコンで遊んで、夕方に百姓のまねごと。
汗を流してから、素麺の配達と御中元を配り、帰ってきたのが8時過ぎでそれから晩御飯。
予防をするので当然その前に野菜(茄子、キュウリ、ピーマン、ついでにトマト、豆など)いっぱい取っている。机の上には昼も晩も新鮮野菜が並んでいる。
そうそう御中元配っていて貰った”いぎす”も載っている。
今に”すいっちょん”て泣くぞ…
7月20日
ふふふ…
揚羽蝶がこんなに皆さん関心があるとは驚きでした。
これまでにも毎日数人が見に来てくれていたようですが、(結構Yahooの検索で見に来てくれている)昨日今日はここを見に来てくれている人がほとんど揚羽蝶のページを見に行ってくれたようです。
(Yahooはどのページでも何人見に来てくれたか分かるのです。)
どんどん大きくなって、蜂にも食べられずに大空に飛び立っていくのを見るのは「よかった…」という気持ちになります。
(たいていの人はあの幼虫のでかさを見ただけで身震いするでしょうが…)
あの偏食さえなければもっと数が増えるんですが…
今現在分かっているのは「パセリ」と「ミカンの葉」だけです。
例の電話があったので、昨日の晩に「製造工程」のページを久しぶりに見たのですが、
いやあ、このサイト作るときにはずいぶんと張り切っていたんだなあ…
よくもまあこれだけのことを調べて書いたものだわ…と感心しました。我ながら…
あのエネルギーはそう続かんよ。
本当に義務感とか使命感というのか「俺が書かんかったら誰も書けん」というように思い上がっておりましたです。ハイ…
これをそのまま「小豆島手延べ素麺のお話」の方に移して出していましたら、「唯一の生産者による研究サイト」として高く評価され、たくさんの人の参考になりリンクもしていただいています。
苦情は今のところ1件もないです。参考になりました。ありがとうというメールもないですが…(どてっ!)
嬉しいですよ。幸せな気持ちです。ただ、載せられていない膨大な資料があるのも本当なんです。
私には2つ無いものがあるんでね…
時々「…のお話」がうらやましく思うときがある。
なぜか、5月以降(夏場)アクセス数がこのサイトのアクセス数より多くなることがね。喜んでばかりおられんのは解ってもらえると思うんだが…
7月19日
夕方「新どっちの料理ショー」制作会社OOOOの△△△△と申しますが…
といって電話がかかってきました。
「番組で素麺を取り上げることになりまして、塩見製麺所さんのHPの製造工程を見せて貰ったのですが、取材ということではないのですが少しお聞きしてもよろしいでしょうか。」
「手作業というのはどういう範囲で行っておりますか?」など聞かれました。
やや!例の「どっちの料理ショー」か…
きっとどこかの料理人が贔屓にしている素麺が出て「さあ!どっち!」なんてやるんだろうなあ…
たぶん私の所は素麺の説明のチェックに見に来ていたんだろうな。昔、天下のNOKもそうだったし…
コーヒーもお菓子も出して長い時間説明してあげたのにそれっきりなんて… なんて言って、実は説明はするがテレビの撮影はお断りしたのだった…(今更ながらごめんなさいNOK様)
だってどうしてもかみさんがテレビに出るのはいやじゃといって聞かないのでどうしようもなかったのじゃ。
朝見てみるとさなぎになっていました。
ちょっと感動!
このまま蜂や雀に食べられなければいいのですが…
さなぎになるのも場所によって保護色になるようです。
こうなると動くこともいやな臭いを出すこともできないわけですから進化の妙としかいいようがないですね。
7月18日
今年始めて揚羽蝶の幼虫がさなぎになろうとしていました。
これは昨日の晩のうちに3匹が、今日の昼に1匹がパセリを離れさなぎになろうとしています。
(注)1匹はパセリの茎に引っ付いてしまっているのでこのままでは羽化するときに羽が伸びることができないでしょう。
左の大きい2匹はもういい加減大きいのでどこかに引っ付けばいいものをまだせっせと食べておりますね。
この大きい状態から思いっきりたくさんうんこするんです。そうしてさなぎになるべくどこかに糸を出して引っ付きます。
揚羽蝶のことをもっと見たい方(そんな人はあんまりおらんやろけど…)はこちらを見てください。
7月17日
うどんを午前中に乾かして切って済んだ。
取り敢えず、うどんの製造は終了することにします。
次の製造は10月になろうかと思います。
でも…昨日も今日も。今来ている注文も追加があるといってた。
余分には造ったがいつまであることやら…
「あるやろか?」
「もうエエやん。無しなったら無しなったで秋10月まで待ってもらお。」
もう暑いのと連日の晩遅くまでの詰め替えと荷造り、伝票書きでくたくたになってしまって「もうエエわ、うどん、これ以上造れんし身体もしんどい…」
実は本当のところ、どれほど造っているのか、どれほど残るのかさっぱり分かっていないのである。
正確に言うなら大まかな、だいたいこれくらい造っているから、今注文が来ているのがこれこれで、途中で毎日のように注文が入っているので残がどれくらいになるのかわからんのですわ。
「全然正確やないやないか。」
注文受けただけはあると思うんやがそれがはっきりせん…
今日だけは5時過ぎに仕事を終え、ゆっくり休みました。
明日からはうどんの袋詰めとシールが待ってますわ…
素麺を内祝に使いたいという問い合わせも来ています。
うどんの注文が来ているのも満中陰志なんです。
御中元、御歳暮を始め 内祝、快気祝い、満中陰志、粗供養などいろいろにお使いください。
7月15日
宵宵山
いわずとしれた八坂神社のお祭りの祇園祭である。もっとも14〜16日を「宵山」というそうです。
八坂神社というのは阪急四条大宮だっけか烏丸だっけか、忘れてしまった。すぐ目の前にある神社で「八坂さん」と呼ばれて親しまれている。
ですが、私にとってはよい宵山は「高石友也さん等による宵宵山コンサート」として記憶に残っている。
それは丸山野外音楽堂で15日に行われていたのです。
ナターシャーセブン、諸口あきら、中でも永六輔さんの人差し指によるピアノ演奏。
それは東京から京都に来る間ずっと人差し指に包帯をし、何がなんでもこの指を怪我してはいけないと決死の決意をし演奏に臨んだのである。
演奏曲は「たづるさん」。(といってもたいていの人は知らないよね。)
「るらんるらん たづるさん お話ししよう」で始まる曲で友也さんの娘さんの名前の付いた曲なんです。
高石友也さんが歌い、ナターシャーセブンが演奏し、永六輔さんがピアノをたたく(?)という楽しいものでした。
「音楽というのは「音」を「楽しむ」と書くので、楽しくやれればいいんですよ。」と、まさか自分が人差し指演奏をすることになろうとは…、そして高石友也さん等とそうすることがとっても楽しかったように話しておりました。
この頃になるとふと思い出すんです。若かった頃の思い出を…
高石友也さんのコンサートに行ったら回り全部女の子ばっかりで身動きつかんかった(ウブやったんです)ことなんかね
今日の宵宵山は暑かったろう!
私はこの暑さの中、ボイラーを焚いて乾燥室で仕事をしていました。
「アッヅウーッ!」汗絞って体重落ちました。
もうこんな仕事したくないわ…明日仕事(最後のうどん)したら、絶対に夏休みにする。
7月13日
一区切りが付いた。
といってもうどんを造り終わったわけではない。まだ2日しなくてはいけない。
注文に追われていたのだが、ようやく追いついて後は発送するだけになったのです。といっても(こんな事いうと終わってないじゃない!といわれそうですが、)大口の注文が一つ残っています。
取り敢えず今造っているうどんと今ひとつだけになった素麺の注文だけになったのでほっとしている。
ということで今日は11時に仕事を置き、風呂に入ってから日記を書いている。
さて、何を書こうかなと風呂で考えていたが、
「蝉はまだ鳴いてないしなあ(ちいちい蝉は鳴いているが)…」そうそう揚羽蝶のことを書こうか。
私が揚羽蝶の”観察”をしているのを知っている人もいるでしょう。(単にパセリを植えて揚羽蝶が卵を産みに来るから見ているだけやけど。)
今年は”花の土”というのをホームセンターで買ってきていたら、かみさんがパセリを植えてくれまして10株ほどよく育っています。
先月後半、揚羽蝶が卵を産み付けたようで幼虫(まだまだ黒い段階)がせっせと葉を食べています。
そしてもうすぐ緑色に変わろうかというところで蜂(天敵)に連れ去られました。残ったのは1cmに満たないような数匹のみ。
ある日、パセリの付近を低空飛行している蜂を目撃!
「総員配置につけ!」(一人だけですが…)
コンピューター解析を行い”ロックオン”。短い箒でたたき落としてやりました。
(ただの感や!)そうとも言う
その後の誘拐はない。現在10匹程度が緑色に変わったところの段階で大きくなっている。
今年はまだ青い個体はいないね。
みんな蝶々の青虫がさなぎに変わるところを見たことがおありだろうか。
子供の頃「卵」「幼虫」「さなぎ」「蝶々」という成長の写真と共に成長することを教えられたが幼虫からさなぎになる段階はどうして、どのようになるのか疑問のままだった。
それをこの歳にして見たときには「おう!こんな事やったんか!」とわくわくしたものです。
興味を持つこと、知りたいと思うこと、なんでもわくわくすることをやることは面白い。
あのね、たまたま家ではパセリに卵を産み付けて揚羽蝶になって飛んでいったんですが、本来(?)はミカンの葉を好んで食べるらしい。(興味を持つということは大したものでネットで調べるとそのように書かれていた。)
好みがあるようでモンシロチョウのようにキャベツではあかんらしい。
あかん!これ書き始めると止まらんわ。ほな今日はこれまでにしといたろ。
7月10日
12 ジ ス ギ マ デ シ ゴ ト シ タ …
イ ソ ガ シ カ ッ タ…
ツ カ レ タ …
7月9日
少し前の話なんだが、花咲がに、毛ガニ、タラバガニと北海道が誇る蟹があるがかみさんがタラバガニのツメを金属探知器に通している。
ン?そう、金属探知器が家にはあるんだ。
空港でよく「あ、下半身がひっかかったあー…」なんてオッサンがさわいどるやつ…
ちゃう!
素麺の異物混入を検知するために小型のものを取り付けているのです。
その金属検知器に何度も通しているのです。
「何やっとン?」
「ツメ割っじょったら包丁の刃が欠けた。」
(このタラバは大きくて殻も固い!なかなか割れるもんやない。)
水洗いしたり、ツメの身を出してみては通しているがその度に、
「ぶうーーーーー」
「やっぱりまだあるんやろうか…?」
「身が近すぎて反応している場合もある。」(手を近づけても反応する。)
しばらくして、「あった!」
といって見せに来たのが1mmくらいの黒い破片。
あのまま焼いていたらきっと食べていたなあ…
(腹の中であっちに刺さりこっちに刺さり…)
目の前で焼いて、プチプチプチと焼けていき香ばしい香りが漂う。
ビール片手に至福のひととき…
ンまかったあー…
ちなみにこのでかいタラバガニは貰ったもので、家は貧乏なんでこんなでかいタラバなんか買ってなんかよう食べません。
今日のうどん = OK!
よう毎日書くことがあるなあと自分でもつくづく思う。(たいていはページ開けてから考え出して書いている思いつきですが…)
それに、昼間「これエエネタや。書いたろ。」そう思っていると晩にはすっかり忘れておる。
なんやったかいなあ…?
書いて済む頃か次の日になって思い出すのが常…
この頃は忙しく朝から晩遅くまで仕事をしているのでただでさえ頭がわら人形なのに空っぽのブリキ缶になって、さっぱりぴりりと皮肉の一つも書いてにやりとすることもない。
忙しくてバレーはお休みしました。また来週。
7月8日
大阪の人からの注文がありました。小豆島出身なんでしょうか、それとも単に小豆島に親戚が居るということなんでしょうか。
実は以前に同業者が仕事を辞めるというので紹介していただいたんですが、お中元に送りはするんですが自分のうちには取らないんです。
よくよく話を聞くといとこが素麺を造っていて、中元にくれるようなんです。
で、いとこにすれば「なんでうちの素麺を買ってくれんの?」となるわけです。
私の素麺をきちんとした素麺を造る人やと紹介されて(紹介した家もいとこでした)送った先にも喜ばれるのでずっと取っていると答えたそうです。
「ああ、塩見さんやったら綺麗な素麺造るわ。」で納得してくれたそうなんですが自分一人納得できなかったようです。
なぜか、
自分は私の素麺を見てもいないし食べてもいないからなんです。
「あんたの美味しいんやて、せやからな、ことしは注文するわ。2,000円の詰め合わせ送ってや。」
素麺は機械で造ってはいけません。手作りで素麺の熟成にあわせて造らねばいけません。
素麺を造るのに小麦粉は良いものを使わなければいけません。
お客さんの顔を思い出して造らねばいけません。
先人の苦労を忘れてはいけません。
子孫のために美田(最高の技術、名声)を残してやらねばいけません。
組合を離れて2年、美味しい素麺を目指していますが、これまで組合にいたときにはこんなに励まされたことはありません。
これまで励ましてくれた人に感謝すると共に少しでも美味しいものを造るように頑張りますよ。
7月7日
七夕じゃあ。素麺の日じゃあ!
「なんと、知らなんだやんか。」
空は一面雲に覆われておるが、上空何キロか上からはすっきり晴れておるのでベガとアルタイルは会えておるぞよ。(こう書くと興ざめ)
素麺の日なのでうどんを食べた。(どてっ…)
いやなにしばらくうどんを造らねばならんので、今日造ったうどんの試食をしたのである。
やっぱりね、造ったものは試食してみんことには出荷できないんです。
もうずっと麺割れは起きていません。
一つ一つ原因と思われるところを改善し、食感をよくするようにしています。
うどんは1年前のものは残していないんですが、冷麦と太口素麺は昨年のものを残しておいて試食してみました。
充分弾力ともちもち感が残っていて美味しく食べることができました。
「あんた、方向は間違ってないよ。頑張んな。」
そんな風にいってくれているような気がしたのは「全くの気のせい」か…
7月5日
これは大変なことになる。いいようのない不安。
いろいろ書いたけれど、今は消した…
子供達のことが心配だ。
7月4日
ひょんな事から、いや何ミカンの日のことが、どうして?どこが?何するの?ということから「素麺の日」はあるの?と聞かれて、調べてみたらあるやないの!
7月7日がその日。七夕さんの日
その1,
平安時代の書物(延喜式)に「七夕に素麺を食べ ると大病にかからない」と書かれ、宮中で素麺を食べたことか ら、一般にも普及されるようになった。高温多湿の夏場に、弱 った体をいたわり、消化の良い麺類を食べるという生活の知恵 から生まれた風習です。
その2,
牽牛と織姫を祭り染織・裁縫・書道・詩歌の技芸上達を祈る年中行事ですが平安時代から七夕に素麺(そーめん)をお供えした。
こういう事から7月7日を「素麺の日」と”どこか”が決めたようです。
ぜひぜひ皆さん、この長い梅雨で身も心もグテーッとなっていると思います。
塩見製麺所の「手作りの手延べ素麺」を腹一杯食べて元気になってください。
「腹一杯食べられるくらいなら元気やっちゅうの。」
まあ、「夏バテで素麺くらいしか喉に通らない」というので、消化も早いしよかったのでしょう。
「宮中から下々へ普及」というんだから昔は高級品だったのかな。
7月3日
今日から家の前の溝の工事。
何をするかというと、今までオープンであった溝をすべて造り直し蓋してしまうのである。その分道が広がるし、通学している子供達も安心して歩けるということになる。
ただし、朝8時から夕方5時まで、「ヴィ〜ン…ドドドドドドドドドドドドドガガガガガドドドドドドドド…………」
うるさいのを通り越して頭が痛い。
なあんも出てこんが。
頭掻く以外何も書くものがない。
お休みの心だ…
7月2日
寒くって目が覚めた…
布団をすっぽりとかぶってまた寝た。
「またまた寝たんかい!」
う〜ん… ここんとこずっと薬は飲んでいるので妙だなとは思うんだが、1週間以上飲まなかったように寒気がするのである。
かみさんに「今朝は寒かったな」というと、
「そんなことはない。蒸し暑うて困るということはないけどな。」という。
ちょっと体調不良か。
今日のうちに寝よう。
大口のうどんの注文があってしばらく造ることになった。
大雨だけは勘弁して欲しいが今週末あたり台風の影響が出てきそうなんで、それまで頑張って造っておこう。
うどんの人気がどんどん上がる一方で素麺のことも忘れないで欲しいやね。
素麺も買ってくださいね。
半夏生(はんげしょう)
讃岐ではうどんを食べる日。小豆島では素麺を食べる日。
なんである。
実は何でかは知らなんだ。
調べてみると、夏至から11目の頃(7月2日頃)で、半夏(ドクダミ科)という薬草が生える頃なんだそうです。
そしてこの頃天から毒気が降りてくるので井戸に蓋をしたりこの日は野菜を食べなかったりしたそうです。
知らんから井戸は蓋をしたことないし、野菜もいろいろ食べたぞ…
それでか…寒気がしたのは…
どういう訳か讃岐ではうどんの日。小豆島では素麺の日。
関西ではタコの日。
ついでにいうとミカンの日でもある。(毎月2日第1日曜日がそうなんだと。ありすぎるとありがたみが薄いぞ…)
7月1日
山開きだ海開きだといろんな記念日なんですね、今日は。
なんか今日から夏!という気がせんでもないな。
そんでもよく雨が降っていたなあ。これから本格的な梅雨でもあるなあ。
いろんな日なんですが、
釜蓋朔日(かまぶたついたち)って知ってます?
今日がその日なんです。
なんでも、あの世の釜の蓋が開いて、ご先祖さまの精霊が冥土からそれぞれの家へ旅立つ日とされている。あの世からの道は非常に遠く、それで朔日に出発しなければ盆までに間に合わないらしい。
1ヶ月半もかかるんや…
いや…なんです…1行空けたんはありきたりの疑問で…
道に迷えへんのか?
とか、
家移りしてたら分かるんか?
とか、
帰宅拒否症だった人も帰ってくるんか?
本宅と妾宅とどっちに帰るんや? とかね…
なんかいろんな事情がありそうな…(笑)
えっ!私が死んだら?
…ここしか帰るとこないです。
家移りしていたら…やっぱりこの家に帰ってきてしまうやろね…
いかんが。またここに行き着いたが…
何も書くことがないなあと思いながら開いて書き始めたんだが、取り敢えずなんの日かいなと調べてみて、「ウォークマンの日(33,000円)」ホホーッ!などと感心しながら、取り敢えず山開き海開きから起こそうかいなで書き始めたわけです。
父が逝って2度目の盆になるので思い出されて、つい書いていきながら「笑いもとらなあかんが…」などと不謹慎なことを考えて墓穴を掘ってしまった。
ついでにボケオチをば、
女性はどこに帰るんやろうね…
パソコンの前の人 「それって考えると夜も寝られんですよ…」