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素麺記  06年6月
6月30日
今年はFAXでの注文が多くなっているので、FAXをするのにプリントアウトするページを作り直しました。
ぱるるでの郵便振込を1年ほど使っていたのですが昨年から使っておらず、今は郵便振替でお願いしています。
今のページは画像で保存していたので加工ができない(やれるとしたらやり方をしらない)ので新たに作ることにした。
これが普段エクセルもワードも使っていないのでしばしとまどった。
そこでハタと気が付いたのが、今年案内状を出すのに作った注文票    があるではないか!
それをWEB形式で保存しサイトに取り込んだ。

少しいらって2ページになるが、たくさん贈答に使うのにも便利なようにした。

ところがこれだけでは収まらない。

これまでの「FAXでの注文」をすべてリンクを変更しなければならんのです。
なんとかすべて変更したと思うんだが、見逃したところもあるかもしれない。
大事なのは商品の案内のページと注文をするのに読んでおいてくださいよと書いてあるページです。
ついでにわかりにくいと言われていた箇所を分かりやすく「商品価格合計が1万円以上で注文されれば300円値引きします。」(送料、代引手数料は含まない)と変更しました。

これね、結構うまく使っているみたいですよ。
商品価格9千円くらいだと、後1kg、2kgを買って1万円以上にすれば値引き対象となり、1kg=550円(850円)、2kg=1100円(1400円)でそれぞれ買えることになる。850円、1400円でも他と比べれば相当に安いのにさらに300円安くなるというので、皆さんうまく利用されています。

今年はよくHPも見てもらっているようなのでさらに見やすいHPにしなくてはいかんと思っています。
(何が見やすいかどうすればいいかがわからんので…)


晩1時に寝たというのに4時半には目が覚めた。
決して体内時計というわけではない。
この寝苦しさはどうやといわんばかりに蒸し暑うて目が覚めた。
頭に浮かんだんがクーラーのリモコン。

目をつむったまま、「あちゃあ、机の上に置いとるが…」
取りに行くということは起きるというこっちゃが…
悶々と30分したが、我慢出来ず起きることにした。

新聞を取ってテレビをつけてソファーにに転がって寝た。
「寝たんかい!」
6月29日
朝から一生懸命に仕事をしました。
なので今日は夜なべ仕事はない。(注文が少なかったともいう。)

5時半に「ちょっと写真撮ってくらあ。」といって南風台に出かけました。
混んでいる時間帯なので35分くらいかかりますが、小豆島町の峠を越えたところにある橘の近くに南風台はある。
下り坂の途中で遠景を撮り、南風台に着くと、なんと昔売店があったところは取り壊され小石をひきベンチを置いてちょっとした休憩場所(自動販売機も何もないが…)となって景色を楽しむことができるようになっている。

この時期、この時間帯は潮がよく干くので先日のテレビよりよく出ているだろうと思っていたが、海へと続く道を下っていくと、こんなにかというほどよく干いていた。
こちら側と島側から写真を撮って、イカでもうち上がってきてはおらんやろうかと海辺を見ていたがそうはうまいこといかんかった。
(なぜかというと、以前ここに父と釣りに来たときにイカが産卵のために浮いてきているのをすくったことがある。)柳の下にドジョウはそうおらんということやね。

そういえば帰り道の風ノ子島との間にも同じように続こうとしているところがあるのでこの際寄って写真を撮って帰ろう。

小豆島はこんなに景色がよくて、のんびりしているが便利でもないし物価は高いしいざというときの医療にも不安も抱えている。
ずっと生活をするには大変ですがちょっとの間(数日、数週間、数ヶ月)滞在する分には、都会の人にはいいのではないかしらん。そういう滞在型観光設備を充実させていったらどうだろう。

私らが数日都会を見物にいくように…


今日の写真「小豆島あれこれ」からリンク「南風台と風ノ子島」しました。
(容量の関係で画像はここには置けないので)
6月28日
昨日も11時まで仕事をしていて、今日はうどんを乾燥させて仕上げました。
終わったのが1時。
それから昼ご飯。
おなかぺこぺこ、ボイラーで(いくらクーラーで少し温度を下げているといっても35度あるし、湿度も高い)汗を絞りきってくたくたです。

昼はもちろんうどん。

私「オウ!今日のはごっついコシがあるが…」

かみさん「ちょっと茹で時間が短かったかな…」

麺割れもなかったし、今日は「普通の」太さのうどんを造ったし18分茹でてもらえば美味しく食べてもらえるものができました。
14,5分で上げてもらえば「ごっついこしのある」うどんが食べられますが…
「どてっ!…」(擬音)

疲れていたのか3時近くまでお昼寝(午睡)していました。
コーヒーを飲んで(いただき物のタルト(愛媛産)をおやつにして)化粧箱を買いに出かけました。
その後詰め替えと発送の準備で今日も11時…

25日の「お客様の声欄」
「 ソーメンはここの以外はおいしくないと、家のものがいいます。今年もよろしくお願いします。」
以前にも「素麺なら塩見の素麺じゃ」と言ってくださる人がいました。

このように言ってもらえるのは、ものを造っているからなんですね。
このように言ってもらえることがどんなに幸せなことか、ものつくりをしている人間にしか分からないことですね。
ホワイトカラーではこんな気持ちは味わえんやろうから。
6月27日
常日頃の行い

がエエからいい天気じゃないの!
明日、うどんを午前中仕上げるんだが、午前中は天気がいいそうである。
(午後は雨が降るそうな。)
綺麗なうどんができそうである。

かみさんネタがあるんだが、最近自分のことを書かれているんではないかと感づき始めているので控えておこう。
(しょうがないよね。二人しかいないのに私が書くわけでどうしても相方のことになってしまうよね。)

仕事をしているときに天気はいいし、今日のうどん(青空をバックにハタ付けしたうどん)を写真にとってHPに載せようと思っていたの。
忙しくしているうちにすっかり忘れてしまって、今日記を書いていて思い出した。(あかんがな…)

「オッサン、ぼけのはじまりやな。」

これからはエエ事だけ覚えておこう。都合のエエことだけ覚えておこう。

「南風台の写真は?」
雨降ってたら行かれんし、天気がよければ仕事せないかんし…忙しいねん。
6月26日
………………なあんも変わり映えせん同じような1日。

うどんの注文があって在庫が少なくなったので、明日うどんを造ることにした。
雨ばかりで仕事にならないので、うどんは多くは造れない。今年もうどんは足らないかも知れない。
せめて盆まではあって欲しいと思っているんだが1日分の在庫もない。もう少し雨が少ないと造って在庫しておけるんだが、どうしようもない。

晩10時まで夜なべ仕事をした。
仕事をしていると妙に安心するのはどうしてか…
動いていると心配している間はないからか…

ずっとこうだといいなあ。
「このくそ暑いのに忙しゅうてゆっくりする間もない。」
嬉しい文句も言ってみたいもの…

粉屋さんが集金に来て、

「どこも素麺の売れ行きが悪そうですよ。あの****も全然売れてないそうですよ。」
そういってしっかり集金して帰りました。

「アミンの心境(私マアツウワ〜)です。」「少し待ちましょうか?」
なんぞと言うてみい。ちったあかわいいとしたもんじゃ。
6月25日
今日も雨
明日も雨…
明後日も雨…
ずっと雨…

機械や桶ににカビが来るのでアルコール消毒(エタノール)しなくては。

晩はいつもの日曜日のようにバレーに出かける。
今日は「SSJ」の写真を撮るので池田小学校体育館に行く。
カメラ向けると恥ずかしいのと緊張するのとがある。次から次に撮っているとなれてくるもんで、1試合100枚以上撮るんですが、カメラのバッテリーが切れるまで撮ります。
何が慣れるかと言って、撮られることになれるわけで試合やっていても一生懸命にやっていいプレーを見せてくれます。緊張感を持ってプレーしているので見ている方もわくわくするわけです。

写真入れすぎてパソコン動作不良なんやぞ!どうしてくれる!


行く前に広島のIさんから7時からの番組で知り合いがでますと聞いていたが、番組の最初に出てきた人がそうだったのかな?その後はすぐに出かけたので見ていないが綺麗な人ですね。結婚おめでとう。
氷川きよしが尾道ラーメンを美味しそうに食べているのをみましたが、私は香川京子さんがまだ元気にテレビに出ているのを久しぶりに見てびっくりでした。
相変わらずしとやかな落ち着いたすてきなご婦人です。


バレーから帰ってきてからバレーのサイトに日記と成績をアップして新しいページを作って、ここの日記も書いていると12時半が来ている。
まだ撮ってきた写真の整理もせなあかんのだが、今からはもうできない。
明日やることにする。
今から風呂入って寝ます。

明日は機械と桶のアルコール消毒をしなくては…
6月24日
週間天気予報でもずっと悪い。ほとんど雨の日が続く。
どっちにしろ梅雨のこんな天気の時には仕事はできないのでのんびりとしている。
うどんの問い合わせが来ているのでせんとあかんかもしれんが、それも7月上旬までのこと。それ以降は腐敗の心配があるのでするつもりはない。

詰め替えして出荷するだけのこと。
結構のんびりしているが、こんなに天候が悪いと心配もしている。
そうなるとケセラセラとはいかない。
6月22日
夜なべ仕事にうどんをシールしていたらかみさんが「小豆島が出てる。素麺屋さんが出てくるで。」という。
「なんの番組な?」
「京都地検の女のスペシャル」いうて2時間やるんやて。
あの名取裕子と船越英一郎の番組です。

なんとずっと小豆島が出てきていましたが。
小豆島のあっちこっちが出て、「ここは北浦、ここは北浦と四海との間、ここは山の上のホテル」と、ずっと見ていました。
小豆島に住んでいるんだから物珍しくもないのにテレビに映るとなぜかわくわくするのはどうしてかな。

最後までわからんかったんが「潮が引いたときに渡れる。満と帰れないといったところ。」
「エンジェルロード違うん?」
「ほやけどこの画は違うで。」
なんか見たことあるようでようわからん…
終いになって全景が映ったので分かった!
「ここ南風台やが。」
そう旧内海町(現小豆島町)の福田に向かう途中の淡路島の方を向いたところにある島ですわ。
確かに潮が引くと渡れます。ほんの狭い50mもないような所です。
(また今度、暇なときに写真を撮ってきて載せますね。)満干両方撮らななあかんが…

でもな、ここで野宿はできんぞ。
島の手前には昔は売店があって観光バスも止まっていました。観光客も来なくなってずっと前に売店も閉鎖されてすっかり忘却の彼方になっていたというわけでした。


そういやあ昔親父が元気だった頃、上の道からゴムボートを抱えて降ろし、一緒にこの島の沖に出てチヌ釣りをしたなあ。あんまり釣れんかったけど。
6月21日
「夏至」

小豆島で夏至といえば小豆島町にある1番札所「_1 洞霊山」で見られる「夏至観音です。」


ん?
わかりにくい?
じゃあ大きくすると…

これはポスター
ここでは大きな画像を置けないので別サイトの「小豆島の風景」(上の 洞霊山)の方に置きます。たくさんの人が写真を撮りに来ます。
この日はどこかのテレビ局が録画に来ていました。ということで一番いい場所からほんの50cmくらい離れた横から撮った写真です。この差が微妙な違いとなる。

これは夏至の前後に太陽の位置がちょうどよくここの地形に影を落とすと観音様のようなお姿が出てくるのです。このような姿が見えるのは1日のうちでもほんの数分の間だけなのです。
今日は3時10分前後でした。
6月20日
午前中、うどんの仕上げをする。
昼から少しだけ袋詰めにし、シールをした。

今回のも少し太めなのと普通のとを造ってみたが、少し太いものは25分くらい茹でないといけないようです。釜揚げで食べるのなら22,23分でいけます。

麺割れは大丈夫なようでほっとしました。

今回の試食は、
釜揚げ
生醤油
カレーうどん
ぶっかけ
の4種類でいたしました。

ん?「生醤油」と「ぶっかけ」が分からん?
「生醤油」
茹で上げたうどんを水洗いし、冷水で締め丼に入れる。そうしてネギ、ショウガを上に載せて生醤油をかけてかき混ぜて食べるというもの。私は釜揚げ(水洗いせずに)を生醤油で食べるのが好きです。

「ぶっかけ」
これは横着な人がやり出したこと。
丼にうどんを入れ、付け出しをかけて食べるんです。
(つまり、いちいち箸でつまんでかけ汁につけて食べるのが面倒だと汁をうどんにかけてしまった。)

この他うどんの食べ方には絶対に理解できんのがあります。
これ知ってたら、あんたうどん通ですわ。

「ひやひや」「ひやあつ」「あつひや」「あつあつ」

これ、私うどん屋に行っても食べませんので頭で考えな間違えてしまう。
(普段はザルか釜揚げしか食べません)
どうしても気になる人は、これ私が説明するより「讃岐うどん」で検索して、その膨大なHPの量にびっくりして探し出してください。

ヒント
(かけうどんを食べるときのうどんと出汁の関係です。)
6月19日
昨日の晩、例によって(どういう例じゃ)サッカーの後半30分頃から見ていた。
ほんまたいして興味ないので、というより日本びいきのなんでもええようにええように言うのはいらいらしてしまうのでかえって遠ざかってしまう。そういうことなんです。
もっと日本の実力どおりに解説してもらいたいもの。
それと「望みつなぐ引き分け。」ってどういう事?
確か(全部の試合結果を正確に知っているわけではない)2点差以上でブラジルに勝って、なおかつオーストラリアがクロアチアに負け(0−1)なければいかんのですよ。クロアチアが2点取れば3点差以上取らなければいかんのです。
可能性がないとは言わんが、褒めちぎるのだけは止めてくれと言いたい。内容も私が見た後半30分以降をバレーで言うならあんなミスばかりするようなチームは世界戦には出ては来れんよ。
バレーの世界戦は8チームくらいですよ、最初から。32チームも出られる大会はないと思うしそんなに出られるのなら(競技レベルを同じとすれば)ベストテンに入るチームであれば予選は通って当たり前。

最近バレーは人気がないがイタリアでやっている大会で3位(女子)になっている。全く報道されないがバレーがニュースになるためには大会に出られるかどうかではなくて優勝するかしないかだけなんですよ。優勝しなければよくて活字だけのニュース(写真無し)なんです。
今のサッカーみたいに取り扱われるのならいつも1面のお飾りですよ。


と、バレーの愚痴はここまでにして、

うどんを造ると2時くらいに仕事は終わります。
(後は乾燥室に入れて時々乾いてきたらコマを降ろすだけ。)
そして夕方か晩に下管を落として一晩置いて明くる日に乾燥仕上げをして切ります。

なので、後は暇なので”にわか百姓”になって農作業をしました。
たった2筋植えているジャガイモ(メークイン)を掘って、茄子の横を”手牛んが”を牽いて、後に母が肥料をやる。
今年のジャガイモは母が肥料をやりすぎたのかどうか”ショウガ”みたいにでこぼこしたのがようけある。
しかもでかいし数も多い。一株に10個くらいついている。
豊作じゃ!(ちょっと形は悪いが…)(売るにはちょっと値が低かろうと思うが食べる分には何も問題はない。)

もう足に身が入ってだるくって、「えらいわあ〜!」
済んで帰ったら7時前の天気予報をしていた。
晩御飯を食べてうどんの下管を落とし、うたた寝をしてしまいましたが身体が重くって起きあがるのにGがかかってなかなか起きあがれなんだ。
けどこれ書いてバレーのサイトの更新もせなあかんのよ。
6月18日
「父の日」じゃ。

朝6時から自治会による町内の掃除がある。
毎年のことながら”6時から”なんで6時からすればいいんだが、町内には年寄りが多いこともあって5時半頃には始めてくれる。

寝ていても声と音で目が覚める。
「まだ眠たいぞ!」
「何がなんでも6時までは出て行かんぞ!」

年寄りはすることがないから早寝早起きで、早うから頑張ってくれます。かみさんは同じように早くから出て行って「出てきてるのに行かんわけにいかんやろ…」家の前の開所を掃除しています。
私は6時回ってから出ていきました。
(頑固なんや)
融通が利かんとも言うな…

今年はそれだけではなく、消防の消火の訓練がありました。(別に火を消したわけやないけど…)
今年だけで近隣で2件火事があって、どちらも知人のうちでしたが、それぞれ火事で亡くなられているのです。
「いざというときに慌てないように、間に合うように、使い方を皆さんで身につけておいてください」と消防団の人に教わりました。

私、始めてホースの先持って放水しました。
あれね、水の勢いで後ろに押されるんです。
「絶対に一人や二人では操作しないでください。最低3人でやってくださいよ!取り返しのつかない怪我をしますから!」

さもありなん、さもありなん!
私火事の現場では指示する方に回りますわ…
「あんたがまだ若い方でしょうが…」
私「いや、西本町老人会に頑張ってもらわねば!」


起き抜けからエエ運動をしてお茶もらって帰りました。

父の日なんだよね。
3時のコーヒーのおやつに、昨日の母の誕生日のケーキを買いに行ったときについでに買ってきた
1,600円のケーキが出てきた。
「まあこんだけあるだけいいか…」(心の中で…)
かみさんが娘と息子にメール(携帯でメールが打てるようになった)を打っている。
その後二人からメールが来た。
(なんじゃい…)

「誕生日に一緒に上げるから、楽しみにしとって」
(別々にくれてもエエねんぞ)
「無理せんとできるだけ早く寝て身体休めるように。髭は剃りなさいよ。」
(日記読んだんかい!)

晩は焼き肉でしたがバレーに出て行くのでビールは飲めない。
(どうもね、飲めないときにいつもそうなんよ。)いじめられてる?遊ばれてる?

明日は久々にいい天気になるというのでうどんを造る。
うどんを造るときは5時半までゆっくり寝られるから嬉しいのです。


日記読み返してみて「どこが起承転結じゃ。ずらずら書いているだけや。」と突っ込みを入れ、ニッキやからな、1日のことを書くだけやからなとまとまりのない文章をごまかす…
6月16日
昼から散髪に行ってきました。
いつもの「ニューO下」に行く。行くと必ずバレーのことを聞かれるのとインターネットのことを聞かれる。
ネットの方は検索サイトで調べると出てくるかどうか、というのと最初に出てくるようにするには相当お金がいるのと違うか?という話。
「うちのは”小豆島手延べ素麺”でYahooで検索すると第1ページに”塩見製麺所”が出てくるよ。」「そんなんにお金なんかいらんし…」「楽天みたいなショッピングモールに出すのはお金がいるし広告出せばそれなりにいるよ。」
「それと小豆島サーチエンジンというのがあって、小豆島のサイトの人気ランキングにいつも上位にランキングされているよ。」

「日記とか書いていつも更新して、見に来るわけ?」
「そうそう。けっこうたいへん。」

「それと一番うんざりするのが出会い系のメール。」「仕事やからアドレス出してるやろ。どうしてもな、しょうがないんや。毎日”送信者を禁止する”いうて削除してる。」
「僕の所はそんなんこんで。」
「HPしてるわけでもないやろ。怪しげな所に行ってなければメルアド知られることもない。」

セキュリティのこともなあんも知らんのでそんなところに行けば架空請求が来るでエ! 
今はなあ、アクセス解析でなんでも引き抜かれて分かってしまうそうやでエ!と脅しておきました。
たぶんいやらしい考えはおこさんやろうと思うわ…

2ヶ月ぶりに散髪をして頭がすっきりとして気分がいい。
年を取ると新陳代謝が鈍るので髪の毛の成長が遅くなる。自営業で、家で素麺を造っているだけなので人と会うことはない。となれば散髪に行くのもある程度伸びて邪魔になりさえしなければいいのです。

かなり無精しています。(髭も週一くらいだし…)
そうそう、髭を剃るとかみさんに「どこに行くん?」とちょいちょい聞かれる。
そうやな…どこかに出かけるんやないと髭もなかなか剃らんな…
6月15日
雨はそうでもなかったが風がすごかったね。
一日中素麺を詰め替えたり荷造りをしたりしていました。明日、天気がいいので発送します。
取り立てていうことのない日です。

夕方からはバレーのサイトの写真をアップしてページを更新し、晩にはさっきまで高校のページを作ってアップしました。
こうして文字を打ち込んでいる分には何も起こらないのだが、写真を挿入していると不具合を起こし勝手にプログラムを閉じてしまうのです。もう我慢出来なくて「修正インストール」をしたのだがなあんも変わりなく閉じてくれる。
何がなんだかさっぱり分からない。


そうそう、面白いことがあったんだ。
昼前に愛媛のK岡さんから電話があって(かみさんがでた)「息子の口座番号と間違えて塩見さんの口座に16万円振り込んでしまいましたので返金してください。」
かみさん「郵便局からの通知に2日ほどかかりますのでそれから振り込みします。」
K岡さん「少なかったら素麺を送ってもらうんですが多いもので…済みませんけれど…」

まあうちは多くても全然困らんけどね。
どうもネットバンキングで(私の口座も登録してあるので)間違えたそうです。定かではないんですがネットバンキングは早いし、手数料がいらないかすごく安いかなんですね。
そういうお客さんがいるのでネットバンキングを利用することも考えたんですがセキュリティは大丈夫?
それより何よりどうやって利用するのかもさっぱり分からないしむずかしいことをこれ以上増やしたくないなあという横着心で未だ調べもしていない。(まあ、誰も教えてはくれんだろうし…)


じめじめとうっとうしいなあ…素麺でも…、いやうどんを食べましたわ、今晩。
かみさん、素麺よりうどんが好きみたいやな。昔は素麺ばかりしていたが…
きっと昨年から小麦粉を今のに変えてうまくなったのでうどんの方が気にいったんやな。たぶん本人は気が付いてないと思う。2対1か3対1くらいの割合やないかと思う。
一度聞いてみよう。どう言うやろ。きっと意識してないと思うよ。
6月14日
今年の父の日に送る言葉は住友生命によると「謝」ということだ。

「心配かけて、苦労かけてごめんなさい。そしてありがとう」ということのようだ。

本当は月の命日は明日の15日なんだが、天気予報が100%雨だということで今日父の墓参りに行ってきました。先月も雨で来られなかったから2月分だね。
母は途中で来ていたのでそう気にしていなかったけどね。


昼からは詰め替えをしたり出荷の荷造りをしたり忙しかった。
一つ大きな注文があって、やっと今日その分を済ませることができたし、蒸し暑くなってきたので注文も入るようになってきた。
5月の天気が涼しすぎたし、雨も多かった。
沖縄では例年になく雨が多く、関東でもずっと天気が悪い状態です。近畿でも向こう1週間降水量は多いようです。今年の商戦は厳しいものになるんではないかと思います。
我が家でもこの梅雨の時期には生産を見合わせ天気のいいときに出荷状況を見ながら生産していくことになろうかと思います。

そんな中、「極細麺」の在庫はもう50%になりました。例年7月中旬頃には在庫切れになりますのでお早めにご注文してください。(昨年は6月末でなくなりました。)
それと「うどん」の注文が昨年同様に好調で、今在庫があまりありません。近いうちにまた生産しますが、少しお待ちいただくことがあるかも知れません。(天気次第です。)
6月13日
昨日朝5時頃地震があったんだけれど、小豆島ではゆっさゆっさと20秒くらいか揺れていました。
震度3。そう大したことはなかった。
阪神大震災やその後の鳥取地震を経験しているのでそんなにびっくりはしなかった。

でも、朝7時過ぎに大阪にいる娘から電話があって、「どうやったん?大阪では感じなかったけどテレビで放送してるから…」
「しばらく揺れたけれど、こちらでは大したことなかったで。」
「ふ〜ん、ほなえかった。生きとったらええわ。ほな仕事行くから…じゃあねえ。」
といって切れた。
私が、父が死んだときに”親は生きていてくれるだけで有難い”そう思ったことを娘も思って大事に思ってくれている。
嬉しいよ父さんは。
6月12日
「うれしかったこと」

「お宅の素麺が美味しいと聞いてきました。」と、わざわざ家を探してきてくれました。
ほんとに嬉しい。
「ありがとうございました。」これからもよろしくおねがいします。

「寂しくつまらなく思えたこと」

「小豆島手延べ素麺」を造り、販売していて、
原料の小麦粉は安いものを使い、販売価格は高く売る。そうして「高い値を付ける方がよく売れる」という。
買ってくれた人、送った先の人に申し訳ないと思わないのか。何よりあなた自身が何とも思わないのか。そのことが問題だと思うよ。
わたしは6kg = 4,000円(税込み)で売っている。

「そんな値で売ったら合わんやろう。わしら絶対合わんで。高い方がよう売れらあ。」

商売の仕方というのはいろいろあろうが「小豆島手延べ素麺」の名を将来にわたって汚すようなことはしてはいかんと思わねばあかんやろう。
小麦粉も良いものを使い、頑張って美味しい素麺を造り、「やっぱり小豆島の素麺は美味しい」と言ってもらえるように将来に種を蒔いてやらねばあかんやろう。

私は「小豆島手延べ素麺のお話」というサイトを自戒と啓蒙のために作った。少しずつですが見に来てくれている人がいる。そうして気が付いてくれる人が増えて欲しいと思っている。
目先にばかり囚われないで先の担い手のことも(あなた達の子供達のことだよ)考えてください。

どんなに疲れていても、眠たくても(ドモドモ)最初に書いたことで心が温かいのです。
心温かくのんびりと生活出来れば幸せかなあと思います。
6月11日
仕事を休んだときの方が天気がいい!
午前中Vリーグの1部の試合に出かけ写真を撮ってきた。これまで3回仕事で行かれなかったし、どうしても今日行かなければ高校生の試合の写真を撮れないので行くことにした。豊島クラブは棄権したので撮れなくなった。
また何かの大会の時に撮ることもできる。

晩は晩で2部の試合があるので出かけなければならず、何もしていないけれどもくたくたに疲れた。

昼間には素麺の詰め替え(注文があるのにほったらかしてバレーに行っていたか…)をし、明日の仕事の用意もしていた。
今週後半からは雨模様(ほんまかいな…?)になるというので結束をしてしまおうと思っている。
まただいぶたまっている。


ハッ…!
次ぎ何書こうかと考えていたらうとっと寝ていた。(もう寝よう。疲れている。)
6月10日
「時の記念日」カレンダーにそう書いてある。
なんでも昔々(670年頃)水時計を用いて鐘や鼓で時を知らせた  らしい。(どんなものか知らん)

「歩行者天国の日」でもある。
昭和48年始めて歩行者天国が行われ、道路に人があふれているのをテレビで放送しておった。
露店が出たりしてお祭りかと思うようなこともあったりなんとか族というような集団まで現れたりした。

もうバレバレだな…
ネタを探してこんな事まで引っ張ってきてしもうた。

書くって事を考えて、そういえば子供の時から「簡潔に」「要所を捉えて」「箇条書きに」「起承転結」などなどなどといわれてきた訳で、どうにも脇道にはいるのがはばかられる教育を受けてきたわけだ。
それでも文才のある人は独自の道を切り開いていく。
先生の話をよく聞かず、己の道を突き進んだやつが道をつける。
私はまじめで、おとなしく、いうことを素直に聞く模範的な生徒だったのでこれという才能は伸びなかった。
ただどういう訳か反抗心だけはめらめらと心の中に燃え広がり、押さえようもなく、未だくすぶっているように思う。
それは中学2年の時に突如出てきた。
どうにもみんなが話し賛成していることがつまらなく思え、ただ一人、
「そんなんつまらん。反対じゃ!」とやってしまったのを覚えている。
なぜ覚えているかというと、
先生から「あんなんほっとけ」と言われたから。
たぶんそのときから気持ちが離れた。
表と心が違った。
(私は哲学者ではないので根掘り葉掘り分析をして書いたりはしない。)

多様に色を付けて、反射板をつけて書きたいのだけれど、色も反射板も持ち合わせず、取り付け方も分からず自己嫌悪に陥って、それでも恥をさらして生きている。
表の顔だけはいつも何もない穏やかな顔です。人の中に紛れ込んでおれば何も恐れることはない。

書きたい。書きたい。人がフッと和むような文章を書きたい。

突っ込んだ、命を削るような文章は書けない。
ちょっとだけ笑ってもらえるようなことを書きたい。


(全然違うこと書いとるが…)
人の心は一様ではないから…(時にはシリアスにもなるが…)
6月9日
朝7時過ぎに起きてテレビをつけ、ぼう〜っとしていると”バン!”という音と共にテレビが消えた。
「ン?」
なんでブレーカーが落ちんのや?電気はテレビしか使こうてへんで?雨も降ってないのに漏電してへんやろ?(朝までに雨は上がっていた。)
上げようとしてもダメ。上げても”バン!”
どっかが漏電してる…

思い当たったのがこれまであった漏電のこと。
すぐに裏の仕事しているところを見に行くが雨漏りはしていない。取り敢えず乾燥室の配電盤をすべてOFFにし、元を上げてみる。
”バン!”
?… 元の所にある仕事の方への配線を落として入れてみる。
「入ったがな。」ほなやっぱり仕事の方の漏電やな。
自分では調べようがないので業者に来てもらい調べて貰う。

「どこが漏電しょうるか、なかなかわからんのんで…。よそのんもあったんやけど分からんままなんや…」

あかんがなそりゃあ…
後から後から配線を足していっているので無駄が多いなといわれながらも、今回の漏電を調べるのにはよかったようだ。
「ここまではしてない。ここから先やな。」
「右の配線は大丈夫。左の配線の先やな。」

こうやって行き着いたのが「ボイラー」だった。
ボイラーに雨が降り込んでスイッチに入り漏電していたのです。
スイッチを雨のかからぬ所に持って行き、「基盤」を乾燥させるとなんとか回復した。

これまでにも台風の時など雨が何度もかかったが何ともなかったのにと思いましたが、何年も経って基盤のゴムがもろくなって雨がしみこんでいったためになったんだろうと思う。
雨が降り込んでもかからないようにモーターにカバーを作らねば…


午前中、これにかかっていたので昼までに段ボールの箱を作っただけになった。

昼ご飯は”1年前の冷麦”の試食。粘弾性は少し落ちてはいるが、”硬くボソッとした”ようなことはない。
もちろんこれは売り物ではなく、1年おいてどのような食感をしているのかの確認作業なんです。
売っている以上いつまでも責任を持てるものでないとね…

昼から素麺の詰め替え作業と明日の仕事の用意。
6月8日
一斉に梅雨入り宣言をしました。

今日明日降って、その後はあまり降りそうにないのだが梅雨のような模様が続くだろうというので宣言をしたとのこと。
1週間「雨です、雨です」といいながら降らずに延びていたのがやっと雨が降ったもので「梅雨入り模様宣言」が出ました。この雨も南から前線が北上したというより北の低気圧が降りてくるのと一緒になって雨が降っているような気配です。
この雨の後また前線は南下するそうですから、本格的な梅雨はもっと先のことかも知れませんね。

この時期素麺屋さんは仕事になりません。
蒸し暑ければ素麺は売れるのですが、気温が低いままだと販売もぱっとしないことになります。どうも5月の天気(5月がこんなに天気が悪かったのは記憶にない)から見て、今年は厳しい夏になりそうです。
関東の天気がずっと悪い。これが商戦に響いているようです。

「商品の差別化」をいっても日本の夏が涼しければ素麺は売れないのである。
ただただ天気図と空を見上げて「暑くなれ…なって欲しい…」と祈るような気持ちです。

工業化と共に地球規模の気候変動は、ただ単に温暖化とは言えない影響が各地で発生している。
気温が地球規模で上昇していることは間違いないことだけれど、気温が下がることもある。多雨になったり少雨になったり砂漠化が進行したりと深刻な気候の変動です。

私たちの仕事・生活はその土地土地の風土によって成り立っていることが多いので、変化が大きくなればそれだけ条件が厳しくなるのは当然なのです。

「おてんとうさん次第」

昔から百姓はそういってきました。
今もそうなんです。おてんとうさんのもとで育てた野菜は栄養価が高いのですがハウス栽培の野菜は綺麗でも栄養価は低いのです。
素麺・うどんも同じです。
管理された工場で機械製造された素麺は一軒綺麗ですが、色はくすみ、手作りの”粘弾性”に乏しいのです。おてんとうさんに当て、漂白され、除菌されてゆっくり乾燥されたものが美味しいとしたものです。
6月7日
見た! う〜ん…初っぱなからご飯時にとんでもないものを…
我が家の近くでも取材やってたんや…(あの女子高校生と話していたところ)

でも…はは〜んと思いましたよ。こういうカラクリなんだ…
だってね、レンタカー借りてる時点で人に会ってるというか港降りたところでいっぱい人に会ってるでしょ!
それから、四海の方向に車走らせて「第1町人発見!」なんてやってるのは山の中の「肥土山」というところで反対方向じゃん!(あんた町中どうやって通ったんや!)
土庄町は少ないといっても1万6千人の人口があるんだよ。さらに島の玄関口の土庄港はたくさんの人が乗り降りしているんだから…

でもとっても短いように思えた…
土庄だけ時間が短いような気がした。
(きっとそんなことはないんだろうけれど一生懸命に見ているとそんな気がした。)
小豆島の人はみんな恥ずかしがり屋で、きっとなかなか取材になりにくかったと思う。

もうね、今日は気になってね、仕事済ませてから時間を気にしてばかりでした。
7時前に天気予報(仕事だから必ず確認する)を見て、
かみさんが「9、9、9」という。
「なんやオーメンなら6,6,6やぞ。」と、軽いジョークをいいながら、西日本放送にチャンネルを合わせる。

「土庄町のここがいいところ」なんか誰にも聞かずに”手延べ素麺””エンジェルロード”などが紹介されていたよねえ。聞いて欲しかったよねえ。なあんか宣伝ぽくっていやだったけどねえ。

関係ないけれど、エンジェルロードを撮影するとき望遠できれいにとって、見ていて”きれいなあ”って思った。いいカメラで望遠で綺麗に撮りたいなあってため息混じりに思いました。
(そう、HPに載せているエンジェルロードの写真を思い出しました。)

最初に戻るけれど…
番組の最初にダーツの矢を投げて刺さるでしょ。
いつも思うんだけれど、いつも少しずれているような気がしてたのね。
今日ははっきり分かった!
「ダーツが刺さったのは高松やん!」(第1死人(市人)発見!では具合が悪いか…)
でも…小豆島に来てくれて嬉しい。
6月6日
ピンポンパンポン〜。
お知らせいたします〜
明日(7日)の「1億人の大質問 笑ってコラえて」だったかな…何か間違っているような気もするが確かめに行くのが面倒な…
小豆島土庄町が出るそうです。(今日までしらなんだわ…オファーなかったし…)

”第1町人発見!”なんてね。

土庄のどんなところが出るのか楽しみ…
どんな人が出るのかはちょっと心配… (面白い人が出るンかな…何やってる人が出るンかな…)

いやあ、楽しみ!絶対に見よう。


母の知り合いの人が亡くなっていました。(母が入院しているときに大変にお世話になったご夫婦です。)
1年ぶりに冷麦の注文があって、「今回4kg1箱だけなんやけど…お願いします。ついでの時に取りに行きます。」
年寄りやから、電話で話したら長い。いろいろ話をしていたらご主人が亡くなったとのこと。
「いつ…?」
「まだ…20日ほど前…」

今日すぐにお伺いしてきましたが、「もう一人だけになって…」と寂しそうでした。
「主人がこの冷麦が大好きだったから…」
暑くなってきて好物を思い出されたようです。
ありがとうございました。
素麺を持ってまいりましたのでお供えしてください。そういって帰ってきました。
1年前には元気で畑仕事をしていましたのに、分からないものです。全身冒されていたそうです。
6月5日
昨日より温度が高くなったね。
さらに湿度も高くムシムシとして汗が出る。
始末が悪いことに素麺を伸ばしていても”ヒメがつかない”(素麺の表面が乾いてさらっとすることをいう)ので、後の作業が遅れてしまう。

ここで出番なのがクーラー。
ずっとかけた状態でいると乾きすぎて、かえって素麺の表面がざらざらになるので、少しかけては消し、ムシッとしてはつけてこれはこれで人間も気持ちよく仕事ができるので楽なんである。

素麺を作っていて「どんなときにほっとするというかにんまりするか」といえば、一つの工程が終わるごとにちゃんとできていれば「よし!」と思うんです。
「よし!」が多いほど良い素麺ができたことになるんですが、ほんとに「ああ…」と安心するときは乾かして切って済んだときに素麺がピンとして麺がつるっとしていたときでしょうね。

それでも暑くて、汗かいて仕事しているでしょ。夕方仕事がすんで座るとぐったりしてしまいます。
昨日も今日も定位置に付いたらうとっと寝ていました。


そんでも元気が出るのはバレーに出て行ったとき。
若い人が楽しくやっているのを最近は写真にとってHPに載せている。
写真を撮りつつもつい見てしまっていいショットを逃してしまうことばかり。試合後に見せると喜んでくれるし、HPに載せているのでいつでも見に来られる。これが励みになっているような感じもするので大変な作業なんだけれどもちょっとずつでもやっていこうと思っている。
撮った写真をCDに入れてプレゼントするサービスまで付いています。
(代表者がパソコンやっていないチームからは申し出がありませんが…)今時ネットもできんとは…
それと女性は欲しがりますが男性はあまり…なのはな〜ぜ〜。
6月4日
始めてクーラーを使った。
ボイラーを焚いて温度を上げたところでクーラーを入れる。
このクーラーは水冷なのでよく効くのです。それでもあまり温度を下げると乾きが悪くなるので、今の時期は弱くかけています。

乾燥室の温度は31度。外気との差は5度くらいかな。

しばらくすると除湿した水が出てくるんですが、ぽたぽたと落ちてくるんじゃないんです。とぎれることなく流れ落ちてきます。それほど除湿するのでクーラーで温度を下げても乾きます。

いいことその1、 とっても身体が楽。
いいことその2、 素麺がボイラーの熱で、まだ生しい時に色が付いてムラになることがあるが温度を下げて乾燥することで色むらがなくなり、白く仕上がる。
いいことその3、 急激な乾燥をしないのできれいに仕上がる。
いいことその4、 乾燥するまで少し時間があるのでゆっくりできるし「こわり」にかかっても、後の素麺がゆっくり乾くので落ち着いて仕事をして安心していられる。


電気代がすごくいるけどね…
6月3日
5月の肌寒さから6月の蒸し暑さに変わって、「暑いなあ…」「ムシムシするなあ…」というのが挨拶になってきた。
私の商売はこうでないといけない。
5月の売り上げはさっぱりだったけれど、「小豆島サーチエンジン」の月間アクセス数は始めて”第2位”を記録した。
ここを見に来る人が増えたということ…やね。

ちょっと惰性で書いているような気がする。突き上げる高ぶりが感じられていないのに書くということは心に響かないということ。でも。毎日波瀾万丈というような人生でもないし、針小棒大に語ってみても見え透いているし、「こんなことあったなあ、こんな気持ちで過ごしたよ。」というのを書き残しているだけで、気持ちが新たになって、明日に向かえるというものです。

この頃の世相の哀れさはどうだろう。人が人として生きようとしているようにはとうてい見えない。
好き放題に活きるために生きているんじゃないだろう。好きなことをしたいために生きても好き放題に生きてはいけない。
家族の暖かさを知れば、大事にしようという気持ちは湧き出てくるだろうし、たくさんの家族の中で生きたいと思うはず。
何か、どこか、社会がおかしくなって、家族のあり方を感じることができなくなってしまった時代になってしまったんだろうか。
決して一流の大学を卒業させるために子供を産み育てるわけではないはずなのに。すべて計画という名の自分勝手のために起こっているような気がする。

「ケセラセラ…なるようになるさ」

とは、今の時代どういう意味なんだろう。
「一生懸命に今日を生きて後はなるようになるさ」であっていたい。
6月2日
朝から茄子の支柱立て。
少し大きくなってきたので早めに立てておく。脚立を立てて槌で叩き込んでいく。2畝だけとはいえ結構大変なんである。
防除は私の役目。母が取って市場に持って行く役目なのでこれがいっぱいなんです。これ以上作るともう手に負えないくらいになるのです。

「茄子の花と親の意見は千に一つも仇がない」というでしょ。
万に一つだったかな…

とにかくちぎってもちぎってもどんどん実をつけて大きくなってくるんです。
この他にキュウリ、ピーマン。パプリカ、サヤエンドウ、ジャガイモ、サツマイモ、タマネギ(今日明日で収穫します)ネギ、といろいろ作っている。
何や全部カタカナやないかいな…

たぶんこの他にも次々と植えていくんだろうと思います。カリフラワー、ブロッコリー、レタスなど…。
私は百姓と違うのでいつ植えるのかさっぱり分かりませんが、母は本を読んで人に聞いて(えらいことに農協に電話して聞いたり農薬のことも来て貰って聞いています。)、肥料をやる時期、防除をする時期、ちゃんと言ってくれます。
(やれと言うことやね。肥料は自分でやります。)

向こう2週間は日照不足だと予報が出ていました。
素麺も百姓も天気が悪いと売れないし育たない。
ほんと晴れて欲しいよ〜
6月1日
昔、15年ほど前に本を読んで麺のことを勉強した人がこの3月に本を出しているのを高松に行ったときに見つけた。もう相当に高齢のはずなのに元気で活躍しているんだと感激して買って帰りました。

「ほうほう、どんな新しい切り口で麺を語ってくれるのかと期待しておった。」

ところが、正直がっかりした。
ニセモノとは「メリケン粉」「強力粉と薄力粉を混ぜて中力粉にしたもの」でうどんを造ったものなど戦後の混乱期からのお話。
年寄りが昔懐かしく語っている内容と、あるいは昔の状況を知る上での資料としてみる以外には何も参考にはならない代物だった。

うどんも素麺ももっと進化している。
「麺用中力粉」というだけでなくタンパク質の良質なもの、澱粉粘度の高いものなど、より食感をよくするために努力しているのです。
私に限っていうなら(他の生産者の詳細については分からない)素麺を作るに当たっても、2年前と今とでは全く品質の違うグレードの高い小麦粉を使っていますし、ASWと国産小麦をブレンドすることで食感(しこしこ感ともちもち感)をよくしています。
うどんについては特定の製粉会社の最高級品しか使っていません。そうすることで生麺と変わらぬ食感を出しています。
もちろん製造に当たってはより高い技術ときめ細かい注意が必要となります。大量生産には向かないが食べて美味しい麺だと言えます。
それだけに以前にはなかった失敗もあります。そう、全く売り物にならず処分してしまったものがあります。
造りやすい小麦粉を使えば安くつくし失敗もない。けれど美味しくもない。そんなものを力を入れて作ったとしても感激はないんです。
私は「うまいといってもらえることが私が生きた証」だと思っています。

語っちゃった。ああ…恥ずかし

でもこの人の本で取り組む姿勢などを勉強したのも本当なんです。
だから私にとっては先生の一人と言えます。