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素麺記  06,2月

2月28日
一日百姓をしていた。
昨日のうちに母が肥料を蒔いていたので、朝耕運機を出して畑を牽いたのである。
良く肥料が混ざるように2度牽くのであるが、歩いていた溝はずいぶんと硬くなっているので3度牽いた。
牽いた後「テウシンガ」(どういう字なんだろう)で溝を牽いていく。昔、牛に牽かせて溝を牽いていたのを覚えている。それを手で牽いて後ろに下がっていくのである。牛の変わりに手で牽くから「てうしんが」。
2度牽いて溝を深くする。
昨年やって、作物が地表に出てきて色が青くなった部分ができて驚いたので、今年は少し深くして土を後々盛り上げ、地表に出てこないようにするつもりである。
何を作っているかというと「メークイン」。そうジャガイモなんです。

昨年「ネット販売」に出したのに、市場でずいぶんとあの値段以上に値が付いたので、母が全部市場に出してしまいすぐにネット販売を止めざるを得なかったというメークインですわ。
大きな芋がたくさんできて嬉しかったのを覚えています。
今年はネットに出すのをやめときます。

隣は土壌消毒をして少し休ませるためにこれも耕耘機で牽いた後、土壌消毒の薬をして上に農ポリを張って土をかけ止めた。
普段しない仕事は作業自体はそれほどでもないのだが、なんだか疲れる。
あと一寝入りしました。

「チクゴイズミ」のその後の情報。
1,低アミロースである。ASWより5%あまり低く、もちもち感があって美味しい。
2,デンプン粘度が高く、最高粘度は1500(1200台の試験結果もある。)を超える程である。
ASWで700台、農林61号で800台に比べ非常に高いのは魅力である。
3,ブレークダウンが大きい。すぐにベターとなってしまうということ。(ボソッとした食感になりやすく、営業で時間が置けない。)
4,茹で時間は短めだそうだが、長時間茹でると茹でどけが大きく麺の肌あれが生じる。
手打ちなら短時間で茹でられるが、手延べではその製法上どうしても茹で時間がかかるので工夫が必要である。
5,価格が非常に高いこと。国内産小麦で一番高いのではないの。(ASWの最高級品に比べるとまだ安いが。)夢2000よりも少し高そうだ。どっちも使ってみたいもの。使ってみないと本当のところは分からない。
2月26日
テレビもラジオも誰も何も言わない。
ただ「荒川静選手の金メダルおめでとう。」ばかりである。
そりゃあ、日本が唯一とれたメダルが金メダルだから騒ぐのも無理はないか。
そうなん?
村主選手の演技って転んじゃった選手より下なん?
SPで5点差だったのに差が開いているじゃない。
誰もおかしいと思わないの?
「4位に入りよく頑張った。」で済んでいいのかなあ。
なんか作られた結果のような気がするなあ。
村主選手の涙が悔し涙のように思われて仕方がないんだけれど…。


今日は一日完全休養日。
かなり疲れがたまっていたので、パジャマのまま昼までこたつでテレビを見ていました。
8時起床。
9時過ぎまでこたつに入り頭と身体の目覚めを待つ。(テレビと新聞を見ながら)
それから食パン2枚、豆乳2杯、コーヒー1杯、いよかん1個を食べる。
そうしているとかみさんが起きてきて、バナナにヨーグルトをかけたのを出してくれた。
(注:皮剥いて輪切りにしている)
当たり前じゃ!誰が皮付きでヨーグルトかけるか。
上に砂糖をかけてある。
あのパラパラのやつ。出てこんが。
よくよく見ると自分のには山盛りで私のにはパラパラやないの。

砂糖をかけようとすると、
「砂糖かけとるで。」
と言いますので、
「え…、ちょっとだけやで。」「自分のんはかかっとるみたいやけどな。」
「ちゃんと振り分けたで。」
どう見ても自分のんにかけて袋に引っかかった分くらいしかかかってないが…。
大笑いしたわ。
私はどうしてもあの腐敗(発酵)した食品というものになじめないので砂糖を足して食べた。

昼は昨日の鍋の出汁でおじやを戴きました。
2時頃までテレビを見たりパソコンして2時から4時頃まで午睡。
4時過ぎから明日の仕事の用意をしながらパソコンして晩まで遊ぶ。
これだけゆっくりしたのは久しぶりやねえ。
身体も回復したわ。
2月24日
普通なら今日も明日も雨で仕事は休みのはずやった!
週間天気予報では晴れ間は昨日だけのはずであった。
天気予報を見ると明日天気が良くなってるやないの。仕事せないかんわ。
その連続で明日も仕事ができます。
日曜日は雨だそうで(どうだか)休む予定。

いつものように11時に昼ご飯を食べたので夕方にはおなかが減ってたまらない。
一段落した6時前にたまらず素麺の試食。
こんなんは試食とは言えへん!
きっちり3分計って茹でる。
ギュッとした粘弾性があってもちもち感もあり、これもいける。
好みで2〜3分の間で茹でてもらえるといいな。

あと30分程残りの仕事を片づけて(たった30分が待たれんで仕事止めてまで素麺食べたんかいな。)終わり。
あんな、うまいもん食うと人間は元気になって活力がでるんじゃ。1時間かかる仕事もささっと手際よくできて30分で片が付く。
嫌いな勉強やっててみい。何時間やっても進みはせんじゃろ。きれいなおねいさんが横に来てにこうーと微笑んで「頑張ってね」ゆうてみい。30分で終わる。

どういう例えなんじゃ。

朝4時から仕事してあと一息の活力をどうするかを考える。ぼう〜と生きとったらあかんでえ。

休憩の長い言い訳や。
2月23日
ここんとこトップページをちょこちょこ変えてきた。
そのせいかどうか、たぶん違うとは思うが昨日と今日2件の注文が来た。
どちらも初めての人。
「お試しセット」など少しの注文でどんなものか試食してみようということのようだ。

口に合ったら帰ってこいよう。

それでもHPがあるから新規のお客さんも来てくれる。
HPを開いたところで「ん?!」と思われるようだと次のページも見てもらえる。

もっともこのHPを作った動機はまずバレーのサイトを作りたかったからで仕事そっちのけであった訳なので…。褒められることやない。
仕事の方はこれまでのお客さんに商品とか製造工程とか手作業の状態を知ってもらうためであった。
今やほとんどをこの素麺記につぎ込んでいるとは…。

観光客には「小豆島手延べ素麺のお話」の方を見るように勧め、何とも商売気のない。
と言うかなんかこのサイトを勧めるのが恥ずかしい。
浅ましい、がつがつして、押し売りのよう、なんかそんなふうに感じてしまうなあ。
2月22日
ホクシン小麦の麺適正について調べていた。
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/kenkyuseika/gaiyosho/h17gaiyo/f6/2005604.htm
これを見ていてあまり進んで使おうという気にはならない。
麺適正よりパン適正の方に強い傾向があるのではないのか。
最高粘度も低く、これを使うくらいならASWのみの方が食味食感は優れていると思う。
もう一つ気になっているのが九州の「チクゴイズミ」という品種で、聞くところによると美味しいということらしい。
国産小麦にはどうしてもある欠点が「低アミロ」ですが、これはご存じのように四季があって梅雨の時期に収穫を迎えるために起こる現象です。デンプンが発芽デンプンとなり糖化してしまう。
このような言ってみれば”リスク”を背負っても使いたいと思わせるものがある。
日本の「素麺」「うどん」は(小麦は品種改良されて変わってきたが、)国産小麦で作られてきた、国産小麦で美味しく食べられる一番美味しい麺だからです。

私は製麺適正のことも考えて(国産小麦は難しい)使っていこうと考えている。

こういうのも発見した。
めん雑感ー美味しく作り、美味しく食べるために
小川玄吾
小川玄吾さんの記事、これがネット上にあろうとは思わなかった。とびっくりしたが、よくよく見ると私が小川玄吾さんの書いたものを載せたものではないか。まさかネットで調べものをしていて自分のサイトのコンテンツに出くわすとは思わなかった。
いやあびっくりした!
2月21日
昨日からの雨が上がっても全く乾く気配のないままに素麺を延ばす時間となった。
天気は曇り。
9時頃からは晴れてくるといったのに延ばしてすんだ昼前になっても曇ったまま。
乾燥して素麺を切る頃になって晴れてきた。
遅いんじゃ!
天気予報が毎日変わる。全然合わない。

素麺の出来は少し色はくすんだ感じになったがムラはないように思う。乾きが悪いために箸を上から下から入れてまた上から入れて麺のくっつきを離した。こういう日は手間がかかるのである。
それだけにピンとしたきれいな素麺には仕上がった。

天気の悪いときの素麺の出来具合がどうなのか試食してみた。
茹で時間 = 約2分(もう1分茹でてもいいかな)
すごい腰があってよし。
最近入れた内麦がいい食感を与えているように思う。
ソフト感のあるホクシン粉よりもこの方が細い素麺には合うように思う。

私のイメージはいつも組合にいたときの配布される小麦粉で作った素麺なので、それに比べたら比べものにならない程にうまいのである。
こういう事を自分で言うのもおかしいと思うが作っている本人が「この素麺うまいなあ」とかみさんと言いながら食べているのです。
「これやったら売れるな。」と確かめるのもいつものこと。
自分がうまいと感じるものを売る。そうでないとお客さんに売れない。
もうそれこそ落ち込んでしまうから。
それと、「明日もうちょっとうまいものを作りたい。」という気持ちがあってやっているから何かの時にぱっとひらめきが来る。
それが楽しみでもある。
2月20日
「瀬戸内海   手延べ素麺の産地」

小豆島では雨は少ない。
冬は中国山地で遮られ日本海の雪雲は入ってこない。
瀬戸内海性気候といって社会の時間に習ったと思うが「地中海性気候」とよく似た温暖な気候である。
温暖で少雨。
素麺作りにはもってこいの気候なのである。
さらに気候だけでなく、その地形、環境を生かした「入り浜式の塩業」、温暖であるが故に良質の小麦の栽培にも適していたのである。

瀬戸内沿岸には日本の4大産地の3つまでがある。
香川県の小豆島、奈良県の三輪、兵庫県の揖保である。
もう一つの九州の産地、島原も小豆島に入れてもいいかも知れないのである。
なぜなら、これまた社会の時間に習ったと思うが「島原の乱」、あの天草四郎の乱ですが、当時の藩侯が領民を殺戮し全国から移民を迎え入れたのはご存じかもしれん。そのときに小豆島から移民した人たちが素麺を作り、伝承し、今に至っているというのは知らないと思う。

岡山の鴨川、徳島の半田、愛媛の五色素麺と瀬戸内沿岸は素麺の一大産地といえる。
その中で小豆島は瀬戸内海に浮かぶ小島。地理的にどうしても不利な産地といえる。
が、先人はその名を全国だけでなく世界にも知らしめる努力をした。
第1回内国博覧会への出品で栄誉を勝ち取り、パリ国際博覧会(うろ覚えなので間違いかも知れない)にも出品しているのである。
小豆島の素麺の品質は群を抜いていると。

今全国の素麺産地が機械化によってその品質を顧みず利益を追求するばかりになっている現状を寂しく思う。国のJAS規格、表示法もこれに沿う形で制定された。
先人の苦労は製造工程を踏襲するのみになってしまった。これだけはどうあっても変わらない。
それほどに手延べの製造工程は素麺の製造するのに理にかなった製造方法なのであろう。

それでも全国に数少ない人が手作業で製造しているのを知っている。このような人が細々とでもその技を伝承していってくれるものと信じている。小豆島でも私を含め数軒の人が手作業にて製造している。
手作業でないと出せないうまさがあることを知っているから。
2月19日
朝素麺のかけば行程の最後で掛け機が壊れた。
壊れた部品が飛んで、運悪く機械に挟まったようでそこも壊れてしまった。それでも最後の所だったので別のすんだ機械の所に持って行って掛けたので助かった。これが最初だったらどうしようもなく困るところであった。
仕事が済んですぐに機械屋に走り注文しようとすると二つとも部品があるとのこと。これまたラッキー。
明日直して明後日また仕事ができる。

おなじみのデコママさんという人がいるんですが、最近パソコンが壊れ修理に出してやっと戻ってきた。
さてホームページをと「ホームページビルダー」を入れ直し開こうとすると何もない。
そりゃあそうです。
OSの再インストールすればCドライブもDドライブも全部初期化されてしまいます。
つまりバックアップを取っていても意味がないと言うこと。
今サーバーからダウンロードしてサイトの再構築を必死こいてやっているようです。でも大事なデータが大方失われてしまったんではないだろうか(CDへの保存を勧めたのですが…)と心配です。
こういうのは修理先に責任があるんじゃないのかなあ。
今のところまだ更新されていませんので取り戻せていないのではないのかなあ。

今日の訪問者はトップページがリニューアルしてあるのを見てどう思ったんだろう。
フレーム版にしようかと悩んでいるんだが、取り敢えずもう少しトップページをすっきりさせようと思ったこと。第2点として写真と共に商品を出すことで素麺・うどんのページに入りやすくした。
遊びの分があまりにごちゃごちゃしたので「小豆島あれこれ」としてまとめることにした。
まだリンクの関係までいらっていないのですっきりとはいかないようだ。早く直します。
2月18日
昼前に電話があって、うどんを買ってくれているところから「お客さんが素麺を作っているところを見せて欲しいと言っているがどうか?」と聞いてきた。断れるはずもなく、「どうぞいいですよ。」ということで来ていただいた。
30くらいの男女で熱心に見て聞いてきた。最後の箸分けを体験していただいて喜んでもらった。
経験することは見ること以上に理解される。

「実は私社会の先生をしていまして、インターネットで調べることはできるんですが実際に見聞きしたほうがより生の情報を伝えることができますので小豆島にやってきました。」

箸分け体験出来たり話を聞けて満足していただけたと思います。
先生だということなので、生徒に話すのに役立つように「小豆島手延べ素麺のお話」のHPがあるので、是非それを参考にしてくれるように話しました。30分程話しただけではとてもどういうふうにやっているのか理解はできまいと思ったのでね。
とても感じのいいお二人でした。こういう先生なら生徒は幸せでしょう。心で応援しました。
ちょっと仕事は遅れましたが…、それでも気分のいい日でした。
2月17日
何も書くことがない。
眠い。
寝る。
おやすみ。
また明日。

ここまで書いて気になったことが一つあることに気が付いた。
それは天候、というより気候かな。
昨年早くから寒くなってず〜っと寒くて、それが急に暖かくなってきた。
急に暖かくなったり寒くなったり(菜種梅雨みたいな…。)したかと思うと最高気温15度以上にもなって、桜の開花も早まるのではとラジオで言っていた。
なんと気の早いと思われるが、この気候はまさしく菜種梅雨で、「はい!今日から春です!」といわれているような気候です。
変な気候ですわ。
2月16日
雨なので11時頃までゆっくりしていたのだが、急にうどんの100g入りの注文が入って、明日明後日は仕事(天気がいいので)だし、仕事をしていると持って行けないので明日の仕事の用意をする前にしてしまおうと、取り敢えず午前中の内に明日の仕事の用意(つぶしを濾す)をできるだけしておいて昼からうどんの袋詰めをした。
シールして済んだのが3時前。
それから明日の用意。
オデているとオデ機のベルトが解れて空回りしている。
包丁の柄でベルトを押さえなんとかオデた。このままでは明日の仕事ができないのですぐにベルトを買いに走る。
仕事を再開したのが4時半。
終わったのが7時40分。
雨が降って休んだというのに仕事をしているときより忙しかった。
用意はしたけれどまだ雨が降っている。晩の天気予報では晴れ間がないようで悪い方に傾いている。


昨日今日とロールケーキが出てくる。
これもバレンタインケーキである。
といっても私にくれるんではなくて一緒にコーヒータイムに出てくるので、

「これプレゼントちゃうやん。プレゼントいうたら渡すもんや。冷蔵庫の奥にあるチョコレートは私のもんやで。」
「よう見とん。」

ビールのアテ探そうと冷蔵庫開けてみたらあったんや。きっと自分だけで食べようとしたのに違いない。

HPのトップももう少しすっきりしようと思っている。できるだけ軽くして仕事以外は別ページでリンクするようにして見た目をきれいにしようと思っている。
あまりにごたごたしてしまっているんでね。
取り敢えず作って改修作業はいつでもできるというようなことでいこうということですわ。
ケセラセラなるようになるさ。(のような心境になりたいなあ。)
2月15日
とんでもないことをしてしまった。
ホームページをリニューアルしようといろいろやってみたのだが、面倒なのでつい本を読まずに適当にやってしまったのだ。
最初にやった間違いは、取り敢えずトップをフレームページに変更しようと「新しいサイトを作る」からトップページを今のページを使うでやって、そのままいろいろやって、あとはまた明日しようと上書き保存した瞬間である。なんと今のトップページが書き換わっていることに気が付いたんである。

あちゃあーっ。あかんがな。

四苦八苦してサーバーからトップページをダウンロードして上書き保存して事なきを得た。

それだけで済めば良かった。
朝こりもせずに「新しいサイトを作る」でトップページを作りコピペで取ってきてやっていたのだが、このページを作るときに何かいやな予感がしたのである。
フォルダが塩見製麺所になっていたので「MyDocuments」にしたのだが、新しいフォルダにしなかった。それがどうもいかんかったようで「MyPictures」に写真がなくなってしまった。

どないもこないも取り返しがつかん。

「すべてのファイル」で表示させると出ては来るが手間がかかってしょうがない。
しょうがないといってもけったくそが悪い。
どこかにあるから表示される。
なんとか元に戻せる方法がないものかしらん。

これからはこのサイトの中で新しいページを作りコピペで貼り付けてやろうと思っている弱気な私であった。若い人みたいに何でもさらさらとはできないのがはっきりしたので、ちゃんと本読んで勉強します。
反省。猛省。(誰エ!反省だけなら猿でもできるって思ったのは。)

反省もできないろくでもない輩がわんさかいるじゃない。
また性懲りもなくやってみますわ。
2月14日
湿度が高いのか素麺が延ばしていてさらっとせず、乾かない。
ボイラーをかけて素麺を延ばし、作業をするも、外に出しても乾かない。
扇風機をかけて(寒いのに…)乾燥させる。
もう少しというところで雨が降り出し、あわててハタを乾燥室に取り込み乾燥する。
雨に打たれたハタが3台。
箸を上下入れ直して(雨に濡れると麺線同士がまたくっつくので)昼ご飯を食べたのが1時である。
仕事が遅れても明日は休みなので心配することはない。(予報によれば明日、明後日と雨が降るようだ。)
仕事が終わったのがいつもより1時間以上遅い4時過ぎ。
4じのおやつ(?)
出てきたのがバレンタインショートケーキ(これも??)。
しかも私に「誰もバレンタインチョコくれんのやろ。ケーキや。」と言って出してくれたのである。
私だけやない。自分にもあるが…。
これはどう見てもお茶しているだけのように思えるが…。
プレゼントっちゅうものは相手にどうぞとあげるもので、一緒にお茶するものではないと思うが…。
この歳になると「まあ、返しもいらんことやし、まあエエか。」と言うことになる。

今いくつかせないかんことを抱えている。
3月4月にバレーボールの試合を3大会開催するための準備に追われている。
一つは「小豆郡バレーボールリーグ」といって男子のみの大会で、3月第1日曜日から始まる2回総当たりリーグ戦で6月いっぱいかかる予定のものです。これが第13回大会となる。
2部、あるいは3部せいで、成績により入れ替えもあり例年厳しい戦いが繰り広げられている。

二つ目が「小豆島カップ」
これは1日大会で3月19日の開催。
1部4チームによる総当たりリーグ戦で男子4部、女子3部くらいの参加でやっている。

3つ目が「小豆島バレーボールLadies十傑戦」で四月中旬の開催。
文字通り小豆島の十傑を決めようという戦いで盛り上がる。(秋には男子の十傑戦もある。)

これに、このサイトのリニューアルを試作中なのである。
きれいに仕上がれば(いやいやなんとかできあがればいいがと…)アップするんですが、これはいつになることやらと本人が思っていますので…、はい。
一日が三十時間あればと思う今日この頃…。
2月13日
暖かくなってきたねえ。
14度くらいになって身体がほわあっとなったような気がする。
この暖かさに引っ張り出されたのかテントウムシが出てきた。
素麺を切っているとテントウムシが飛んできた。
昨年はなかなか姿を見なかったのだが、今年は暖かくなったとたんに飛び出してきた。
まだまだ寒いと思うよ。まだもうちょっと寝ていた方が良いと思うよ。
啓蟄はもっと先だし…。
予報では週末にまた氷点下まで下がるというし…。

三寒四温といいたいけれど、本来これはこの頃に使う言葉ではないので(以前に書いた。)、使わないが、まあ暖かくなってきたなあと思えば寒さがぶり返し、そうしながら暖かくなって春になるもんだ。
気象予報士もこの言葉を今年は使っていないようだ(聞いていない)。

今年息子が大学を卒業する。
卒業式は3月の終わり頃のようだが、出て行こうか行くまいか悩んでいる。
「大事な節目、絶対に見に行け。」と言ってくれる人もいるが、私の時には父母は来なかったしねえ…。
行くと子供はいやがるかなあ。
卒業といっても、大学院に行くのでまだ大学を去るわけではないので、行こうと思えばいつでもいけるわけでもあるし…。思案中。
見てみたい気持ちもあるなあ。
2月12日
私がどんな悪いことをしたというのか。
夜が明けていい天気であった。
天気予報では午前中曇りで午後晴れてくるということだったが、これはいい天気で良い方に外れたのはうれしいこと。
そう思って喜んでいた。が、さにあらず。
さあ延ばそうとしかかると雨が降ってきたやないの。
そのうち雪交じりで…。
ほとんど最後まで雨が降っていた。延ばし終わる頃雨が止んだので一斉にハタを出し日に当てる。
まあゆっくり乾いてきれいに仕上がりました。
時間はかかったけれどね…。

素麺の試食。

今の素麺は最近入れた国産小麦を使っている。
以前のもの(北海道産)とは違って本州産のものである。
実は値も張る。
素麺の価格を上げないで原料ばかり良いものを使っていくと、当然ながら利益率が下がるわけだ。
以前にも書いたが死ぬときに満足して死にたいわけで、今一生懸命に生きなければ、例えわずかな金を稼いだとしても自分に満足出来なければ生きたことにはならない。
だからといって完全に度外視というわけでもないよ。
ご飯食べなきゃいかんし、食べささないかんし…。
今回の小麦粉は粘弾性に優れ、非常に腰が強い。もちもちというより、「ぎゅうっ」というような感じかな。
人に好みがあって万人が同じものを好むとは思わないが、うまいと思う。
夏まで置いてどうかというものがあるが、実際に置いてみてその食感を味わおうと思っている。
夏以降に素麺、うどんの食味食感の違いをやってみよう。
2月10日
明日は仕事を休みますので3時半頃には片づけて済んだ。
やれやれコーヒー飲んで一休みと思ったときに母がやってきてホームセンターで鶏糞を安売りしているらしいから買いに連れて行けという。
「今仕事が済んでコーヒー飲むところやから飲んでから行こうか。」ということで了解しました。
「なんと15kg入り98円!」
安っすいやないか。10袋くらいといっていたのに15袋も買いました。
そんなに買ってどこにつかうんや。

こういうとき、つい計算してしまうんです。
養鶏業者はいくら儲かるんや?と。
手間暇掛けて鶏糞を乾燥させる。
(これだけなのか、何かと混合させて肥料にするのか分からんが。)
ビニール袋の経費。
詰め替えの手間(人件費や機械の償却費。)
輸送代金
中間業者のマージン
小売業者のマージン
いったい出荷値段はいくらなんや。
あと2,3種類買って(畑1枚、ほんの少ししか作っていないのに)帰ってきました。

寝びつ(櫃)の蓋もずいぶんと痛んできたのでベニヤと木をチェックしてきました。
ベニヤは5.2mmのがあったのでいいのだが、それに打ち付ける木の厚さがかなり分厚かったのでそれで合うのかどうかもう一度帰って採寸してみることにしたのである。
今のがホームセンターに売っているものより5,6mm薄かったので、使えないものを買ってもどうかと確認するためです。
まあ使えるようですが、思うに割高にはなりますねえ。
ないのでしょうがないのですが…。


トップページを見ていて、
かなりごちゃごちゃしているなあ。
それに、いちいちトップページに帰ってこんと次のページに入れないようになってしもうたなあ。
コンテンツが少ないときにはそれぞれリンクして次に移動出来たが、こうなるとどうしようもなくなってきたなあ。
フレームページに作り替えた方が良いのかなあ。
難儀やなあ。
手間がかかってしょうがないし、ほんとはこっちの方が大きいのだが、作ったことがないのでどうやればフレームページになるのか知らない。
分厚いマニュアルを読んで調べてみるか人に聞くかの二通りある。
わたしはどうするか。
マニュアルを読む方である。(ある程度理解してから人の話も聞いてみるという。)
最初から聞いても何を言っているのか理解出来ないようでは困るからというのがその理由。
「頭下げて人に聞くというのが気に入らんから。」ということはない。
なかなかやる時間もない(HPの更新が今精一杯)というのもあるなあ。

menuページにメニューを置いてトップページをどうしよう。
デザインから考えなくちゃいけないじゃない。
2月9日
ちょっと失敗したようです。
そう、もう男の方が結婚するのが面倒くさくなってしまっているみたいです。
一歳行くとそうなのかもしれんなあ。(いろいろ見てきているだろうから…。)
まあその気になったら連絡せえやということでおしまいになった。

今日も天気予報がはずれ。
ただし、良い方に外れたので仕事はしやすいし暖かいし楽でしたわ。
朝からきれいに晴れて素麺を延ばしている部屋の中まで陽が差し込んで暖かかった。
ハタを外に出すと風がそよとあっていい感じで乾いてくれる。
仕事が順調に進み、延ばしてしまうのがいつもより30分も早く終わった。
明日の用意を済ませて終わったのが6時半。昨日より1時間程早く終わった。

こんなふうにスムーズに仕事が進むと気分もいい。素麺もきれいに仕上がっている。

ネットの記事を見ていて、ホッキョクグマが絶滅危惧種に指定されるかもしれんというニュースでした。
これは以前テレビで見たことがあるのだが、地球温暖化で海が凍らない、なかなか凍っていかない、早く溶けてしまうということで餌になるアザラシを捕まえられないので絶滅の恐れがあるということです。
その一方で何年かするとミニ氷河期が来るのではないかというのもある。
これは太陽活動が低下することで起こり、これはこれで自然災害が起こって大変なことになる。

素麺やうどんを造るのは寒すぎるのも困るし熱くなるのもだめなんである。
言ってみれば、造る場合には夏冷夏、冬暖冬というのが仕事がしやすい。
売る場合にはその反対が売れるということになっている。
それにしても人間の好き勝手で数えられん程の動植物に絶滅の危機に追い込んでしまっている。
素麺とうどんを保存食料として置いておこう。
ん?
保存せんでもいつも造ってあるやないか!ッテ?
それもそうやな。

結婚せなんだら家系が絶滅するで…。
2月8日
朝から曇っていて寒いし今にも降ってきそうな天気でした。
素麺を延ばし始めてふと外を見ると、雨が降っている。
外に干せず、中に置いていても全く乾かない。雨が上がって外に出しても温度が低いし雨が降って空気が湿っているので全く乾かない。
11時頃になってやっと乾き始めた。
やれやれ何とかなるかと思ったのもつかの間、またまた雨が降ってきて「全く難儀なこっちゃで。」
昼からは雪が降ったり止んだりで、外に出していた”つぶし”を入れたり出したりと忙しい日でした。
結局明日の仕事の用意をして終わったのが7時過ぎ。
ちょっといつもより疲れました。

晩ご飯を食べて母の所に行き、父のお参りをしてテレビを見ながらうたた寝をしてしまい、気が付けば9時が来ておりました。
家に帰り、それからかみさんから頼まれていた素麺の価格表を印刷して(ワゴンセールのパンフが雨に打たれて濡れてしまったので)、ネットであちこち見て回り、これ書いて風呂はいって寝ます。

もう少しゆっくりしたいなあ。
自営業というのは仕事の終わりというのがないからねえ。
ほったらかせばとことんほったらかせるようなものだし、やればやったできりがないし、気持ちばかりがあれこれとなって中途半端になっているのかもしれん。
だから疲れるんや!
2月7日
「お客様の声欄」を作った。
これまで書き添えられた事柄やメールを戴いた内容を書き出しました。
これを見ながら初心に戻っていい素麺・うどんを造っていきたいと思います。

今日の新聞やテレビを見ているとこの話題で騒いでいたので見に行っておりました。
「さすが!」という秀逸ばかりで感心するだけですが身につまされている御仁もいるのでは…。
やはり世相通り、「ウォームビズ」「フォー」「想定内」「耐震」「熟年離婚」などが多く出てきている。
第19回第一生命サラリーマン川柳コンクール

第12回「サラリーマン川柳コンクール」
2月6日
すっかり忘れていた小豆郡バレーボールリーグの後援依頼を出してきた。
年明けには依頼文書を出すのだが、先日になってハッと思い出したのである。
午前中に四国新聞社小豆島支局に行き、Mさんとお茶しながら、世間話もしながら、男の話もしながら書いて出してきました。
ちょっと気になるらしい男の話。
そうなるといい男に見えるから不思議。(そうかなあ、ごく普通の顔やで。人間はエエけどな。)
ほめると我が意を得たりとしゃべる。(いよいよ怪しい。)
こういうところでは何も具体的なことは書けないのでまどろっこしいが想像してね。
まあよくある話やけどね。
与太話の中にちらちら出てくる女心。(おっさん好みのお話やと言わんといて。)
このおっさんと喋るとどう脚色されて書かれるか分からんと思ってない?
(シンジツウ〜真実う〜♪)「長渕剛」
そしてどうも引っ込み思案なところがある。(年を重ねるとそうなるのは分かる。)
ちょっとちょっかいしてみようかなあ…。
興味本位で気になるなあ。(あかんがな、興味本位では。)
親父の日常ではもうない話やからねえ。若い人の話はエエねえ。(ほんま完全に親父やね。)

こうやって書いていて、うどん持って行ってやるのを忘れていたことに気が付いた。また今度(これがいつになるか当てにならんのです。)持って行きますわ。
ほとんど日常会話はかみさんとだけなので、たまにこうして若い人と話をすると楽しいです。
いや、女性とですからなおですわ。
ただねえ、話の内容が下半身の話になっても平気で話をするのは、私がオッサンでどうみても範囲外であることを自覚させられるのは面白くもないのである。
いや50半ばのオッサンであることは重々承知しているんやけどね。
近年こういう事が起こりつつあるんや。
女の子が横でちょっと書けん話をしている。
「おいおい、ここに男がおるんやで。」
「塩見さんはええんや。」
そう言われてみ。どんな気がするか…。
もう思いっきり歳を思い知らされる年頃ですわ。(まだ気だけは若いのに…。)
2月4日
立春ですね。
あまりに寒いのでゆっくり寝て、起きたのが8時半。
起きたくはなかったけれど母を9時過ぎに歯医者に連れて行く約束していましたので起きました。
外に出ると身を切るような寒さ!
そういえば昔は冬といえばこんな寒さであったと思い出しました。
近頃は温暖化と共に冬の厳しさを忘れていたのですが、今年の寒さは昔を思い出させてくれました。
寒いからといって仕事を休むなどと不謹慎なことです!

昼過ぎまでこたつに入っていました。
昼から明日の仕事の用意をしました。
明日も氷点下で、最高気温も5度くらいにしかならないそうですが風がない分しよいようです。

「小豆島手延べ素麺のお話」の記事を久しぶりに読んでいました。
自分で書いたんですが、ずいぶん気負って、頑張って書いたんだなあとちょっと恥ずかしい思いがしましたわ。今、こんなこと書けない気がする。やっぱりあのときだからできたんだと思う。
それと書き足して紹介していかなければいけないことがあるなあと思いながら、どこかの時間を削らないとできないし、少しもやもやした気分です。
この素麺のお話をもじって「〜のお話」というような記事を書いているのを見かけました。
そういうのはあまりいい気はしなかったけれども、このサイトが認知されてきたということかなとも思いました。
2月3日
ちょっと書こうか書くまいか迷ったんだけれど、特定出来ないように書こう。
先日うどんの注文があってどこそこに送ってくださいと言うことで送ったんです。
その注文主は父の満中陰でうどんを持って行った人なんですが、実はその人の娘さんはうどんやさんに嫁いでいます。
「あんたとこのもらったうどんが美味しかったから贈って欲しい。」といって注文に来ました。もちろん初めてです。
かのうどん屋さん、讃岐うどん品評会で何とかの賞を取ったところですよ。私は出したことがないので(入会金だ会費だといろいろ経費もかかるので、ちょっと気にはなっているが)、いつもニュースでみているだけ。
それがうまいといって買いに来てくれたのにはびっくりするやら喜びやらです。
単に家のようなうどんを造っていないだけにしても私のうどんを買いに来てくれたことがうれしいことでした。

明日は一番の寒波が来て冷え込むという天気予報だったので、昨日から休むことに決めておりました。
寒いのは応えますので(この歳の身体には)、決断は早い。(自慢出来ることやない!)
明日の用意をしないので今日の仕事は2時過ぎに終わった。
お茶して、3時から畑を耕耘機で牽いた。(母が仕事の休みを待っとって、なすびやら小松菜やらを蒔こうと手ぐすねを引いている。)
天気晴朗なれども波高し。強風(北風)が吹いていて耳がちぎれんばかりであったわ。
4時半には終了(母一人で管理出来るだけなので畑を牽くと言っても猫の額程。)。
帰って素麺の用事をちょちょいとやって5時過ぎに「今日の仕事は寒かった(辛かった)〜♪」

晩ご飯は南南東に向いて黙って太巻きをかぶりつき、食べ終わるまでしゃべったらだめ。
皿には生臭い鰯が一匹。素麺のおつゆ。漬け物。
今夜の晩ご飯。
わびしい…。
私はね、白菜を炊いたもの、キャベツを炒めたものがどっさりあるのが好きなんです。
野菜はだいたい好きです。(カボチャだけはどうもね。甘くて…。)
2月2日
2月は「如月」とも言う。
それは”きさらぎ”。
「着さらに着」と言う意味があると聞いたことがある。
12月1月と寒くなり、2月の声を聞いてもう1ヶ月もすれば3月。春も近いと思うが実はそうではないぞ。
2月は着ている上にもう一枚着る程に寒いぞと言うことのようだ。

明日3日は節分。
4日が立春。暦の上では春になる。
19日が「雨水」。
これは降っていた雪が雨に変わる頃だよと言うことで、ぼちぼち暖かくなっていく。
2月の末には梅が満開、桜(どうも寒桜のようだ)も5分咲きくらいになる。

季節は巡って私は容色の衰えをおぼえる。(汚い落ちやなあ。)


これまで通りの小麦粉で素麺を造るとなんと仕事のしやすいこと。
素麺はすべすべするし、早くできるし粘弾性もあるので安心。
2月1日
朝から雨が降って3時前まで降っていた。
昨夜の天気予報ではそんなに降るようには言ってなかったけれどよう降った。
仕事は休んでいたので問題なかったけれど、たぶんやっていた家もあるでしょうね。
朝の内こたつに入ってテレビを見て過ごす。
昼から明日の用意にかかる。
これまで通りの小麦粉を使って素麺の用意をするが、全然違うのである。
今使っているタンパクの量は9.2%程度のものだが、昨日のは9%である。
たいして違わないのだが、その質は全然違っていたのである。

これまで井の中にいて全く経験してこなかったので分からなかったのであるが、タンパクの量も大事であるがその質もまた大事なんだと分かった。
本で読んで頭では理解していたが、まさかこんなに仕事がしにくいものだとは分からなかった。

うまいものを作りたいがとてつもなく仕事がしにくいものは作れない。
今の値段の倍の値を付けても作れない。
それは精神的に参ってしまうからです。
そこまでしなくても美味しいものはできる。(何がうまいかは個人の好みによるところが大きいが…。)

昼のニュースで愛媛県で地震があったと報じていた。
そのあと大阪にいる娘から電話があって「地震があった速報がでているけれどどうなん?」と聞いてきた。
小豆島では何も感じなかったけれど気にかけてくれていることがうれしい。


今年はミカンが豊作だそうでいっぱいミカンがある。
買ったりもらったりで10kgの箱8ケースほどである。
これを夫婦二人で食べているのだからすごい。
今年は風邪も引かずに過ごせているのはずっとミカンを食べているおかげかな。
でもね、市場に出ているミカン、20円/kgくらいだそうだよ。買うとそれがずっと高くなるけれど、それでも1000円/10kgくらいだものね。例年に比べるとずっと安いから農家は辛いやろうね。
ミカンも悪いのに当たると「うわっ」というのがある。
(もっと手入れして肥料をやれよと思うがこの値段をみているとあう仕事ではないとつくづく思う。)
まあ農家に限らず今の時代自営で生きていくのは苦労が多いよ。