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素麺記 05,12月
12月30日
午前中うどんを乾燥して12時半頃に切って今年の仕事は終了。
昼ご飯を食べて、必要な数だけすぐに袋詰めをしてシール、箱詰めをして配達したのが4時。
それから山に松とうらじろを取りにいって帰ってきたのが5時過ぎ。
ちょうど帰ってくると母が出てきて、「どこ行くの?」と聞くと「スーパーに買い物に。」というから連れていって帰ったのが6時。
何も片付けができないままで忙しい年末です。
うどんは昼に試食をしました。(もちろん釜揚げで。)
ですが、私はちょうど仕事の片付けをしていたのですぐには食べられず(そう、このサイトの保存についてを読んでくれている人は解ると思いますが、)、食べ始めはソフトな中にも弾力が感じられたのですが次第にソフトな感じが強くなってきてしまいました。ただ、どこにもある硬くてボソッとした感じはない。
もう一度自分で湯がいて、茹でながら少しずつ食べてみよう。
もちろんこうすることで麺の糊化状況が解るのでやるのですが(決して卑しくてやっているのではないですぞ!)、一番でんぷんのもちもちした時間(茹ではじめから何分かが、)が解るのです。
このでんぷんの粘度の最高になる時間が1分間あると考えてください。
だからこの1分の間に火を止めて、素早く冷水で締めると最高の食感が得られることになっている。
釜揚げで食べる人はもう少し早く火を止めて、もうそれこそ1分1秒を争って、どんどん老化は進んでいきますので素早く食べていただきたい。(うどんができてから出汁を椀に入れるなどもってのほかですぞ!)素早くすべてのものを用意して、そう、ネギはたっぷり、ショウガは多め、甘ったるい出汁は女子供のもの(言い過ぎや。)臨戦態勢で茹でていただきたい。
私のように「できたデー。」と言われたときに其処にいないのは居ないやつが悪い。
最高のものを最高に食べてやるには其処にいてやらないといけない。
どう読んでも居なかった言い訳にしか見えん。
明日1日で掃除をして新年を迎えます。
皆様、今年が振り返ってよい年でしたか?新年もまたよき年でありますようにお祈りいたします。
私もまた今年のように素麺が売れますようにと祈っています。
心豊かに生活ができますように・・・・・、108の煩悩全部お祈りしておきましょう。(欲過ぎ!)
12月29日
今日明日でうどんを造る。
注文を受けているが、新しいもので(今は秘密です。)作ってみました。
試作品で注文に間に合わすな!といって叱られそうですが、ある程度のイメージがあって作っていますのでおかしなものではないと思います。
これをクイズの賞品に出します。(まだ間に合うのでクイズに応募してください。)
実は10管程、生で取りました。
晩に釜揚げで食べま・し・た。(2管=6〜8人前)(3人で。)
茹で時間は10分程度。(生だから短くていいようです。)
食感は柔らかく、ソフトでもちもちしている。
これは私が求めているもの。決してコシなどといって硬い、また茹でられていないうどんなどではない。
乾麺にしてどうなのかというのがありますが、これは明日の晩に試食してみるつもり。
それと内麦と組み合わせてどうなのかというのもあって、これは次に製造するときに試してみるつもりです。
食感はそうなのだが、切るときに通常より長い40cmくらいに切ったものだから、うどんを箸で掴んで引っ張るとぐ〜んと伸びてなかなかとれない。ぐうっと引っ張ると跳ねて手にひっついて「あっつっつ」と2度なってしまった。うどんが伸びるのを目で楽しみ、箸と手で実感し、まあ至福の時です。
ただ、今日のうどんは少し細くなった。茹で時間が短くなるが、少し細くて頼りないかもしれん。
今のところ麺割れはない。(乾燥後どうなるかは解らないが…。)
晩に大阪にいる娘が正月休みで帰ってきた。
いっぺんでにぎやかになって母親とにぎやかにしゃべっております。(誰に似たのやら…。)
夫婦だけならこんなにしゃべることもありませんので、かみさんにはいい気分転換になっているようです。(………2階まで大きなはしやいだ声が聞こえてくる。)
「とうさ〜ん、ドラクエあるでえ〜。」娘がゲームを持って帰ってきたので使用許可が下りたということ。
さあて、風呂入って寝るかあ。(ん?話しが繋がらん?11時過ぎてますので今日はゲームはしません。)
日程があって、1日はニューイヤー駅伝、2日3日は箱根駅伝があるでしょ。
これは絶対に見逃せない。この時間以外であいているときにやろうかな。(ということです。)
12月27日
10月には祖母の33回忌と父の1周忌があった。
母を連れ、善光寺と秩父34観音にお参りに行く。
11月 とれとれ市場に商品を卸すようになる。
12月 この1年素麺にしろうどんにしろ、いろいろ小麦粉を変え製法を工夫して「うまい!」を追求してきた。29日には今年最後のうどんを造る予定なのだが、これも一工夫してある。
このうどんをクイズの賞品に出そうと考えているので当選者はできれば食感をお知らせいただきたいと思います。(その前に試食しますが…。)
極細麺は明日で今年は終了。(もう1日来年に持ち越しです。)
明後日のうどんは3分の1は出荷しますので、年明け早々にまた作らないといけないだろうね。
1年分の日記を読んで、「まあよくこんなに書けるもんだ」と自分ながらに驚いた。
仕事をしていると外に出ないので人と話すこともない。家の中だけのことでそんなに目新しいことがあるはずもないのに次から次へと書いている。何が面白い?
人と対話しないぶん自分と対話している。(そういうことやね。)
今の自分を残そうと思っている。今の感性がどういうものか後々振り返ってみようと思っている。
そう、「自分史」です。
12月26日
今日は朝から雨が降っている。
天気予報では晴れだったのにと思いながらも、(休んでいてよかったと)ほっとしている。
もっとも明日の用意は朝からしているので、ずっと休んでいるというわけではない。
そろそろ今年の重大ニュースなども見返してみるとするか。
(10大ニュースなどと書くと探すのが大変だ。そんなにないだろうというのとこまめに探してランクなど付けなければいけないようで重いのだ。)
独立後の仕事が多くの人の援助で順調に滑り出したこと、うどん(乾麺)が父の満中陰に使ったことや注文いただいた人に少しずつ付けることで試食していただき、その安さと食感が好評で夏冬共にこれまで以上の注文を戴いたこと、息子の大学院合格の事、笠原さんからパソコンを戴いたこと、デコママさんのこと等々思い出されます。
続きは1月からの日記を見て書きます。(忘れているものね。(^-^; )
1月25日「四国新聞の1面に載る。」
1月から3月の日記を読み返していて、いつも天候にまつわることを書いていて季節の移り変わりが分かって面白いなと感じたね。なんだか面白いな。
こんな事やったことがないので気分がいい。単純でいい。
4月5月は体調が不良だったんだ。昨年秋からの疲れがたまっていたんだ。
6月には「小豆島検定」、「小豆島素麺検定」のことを考える。今もずっと頭にあるができないでいる。
7月には娘から初めての誕生日プレゼントをもらう。うどんがずっと好評で夏にうどんがこんなに売れたのは初めてである。最高の小麦粉を使って美味しいものを作ると人は買うということを実感した。
8月は父の初盆と私のぎっくり腰。
もう何かの拍子に滑るようになってしまって気を付けた生活をしなくてはと思っています。
デコママさんとの出会いもあった。
9月にKさんからパソコンをもらい、あれこれと助言を戴いて利用可能になる。(今、あの作業を忘れている。同じ事をしようとしてもできないのでは?)
10月以降はまた明日書きます。
おやすみ。
12月25日
Kさんが行きたい、見たいと言っていた南郷庵を仕事を済ませて写真を撮ってきました。
今やっとページを作りましたので載せました。
取り敢えず日記を書く前に送っておきました。
みなんごうはまだ私にとっては少しつらい場所なのでページのコメントも暗いものになってしまいました。
少しは参考になるでしょうか。
12月24日
巷ではクリスマスイブ。
仕事して仕事してなんの儀式もなく1日が過ぎていく。
晩ご飯で鶏の唐揚げ食べてその後ケーキとコーヒーというありふれた ー 風景。
夫婦でちょっとしたありふれた会話をテレビを見ながらしてくつろぐ。
夫婦二人だけで生活していると取り立てて何かをしようとか思わず、別に取り立てていうことのない何か名目のついた1日でしかない。
ちょっとそれにのって食事など生活にアクセントを加えてみるだけのこと。ちょっとした気分転換かな。
ちょっとちょっと乗ってみる…そういうことも大事かな。
明日は土庄町の将来を左右する町長選挙。
もちろん決めていますよ。最初から。
誰にというのではなく、彼以外をというように。
まあそうすると二人しか立候補していないので、必然的にもう一人の方にということになりますが、不純ですか?ここに不用意なことを書くといろいろ問題がありますので書けませんが、合併しないで単独でやっていかなければならないのであるから今後厳しい財政と取り組まなくてはいけないでしょうね。
いろんなしわ寄せが来て大変だ。
小豆島サーチエンジンという小豆島限定の検索エンジンがある。
今月のアクセスランキングで3位となった。(驚きと共に感謝。)
とはいえ、うどん、素麺の注文が増えたというわけではないので主にこの素麺記を読みに来てくれているんだろうと思う。
ついでに素麺の作り方など関心を持ってみてくれるようになるとうれしいですね。
素麺に興味を持って理解してもらえると、作る方も一生懸命になるからね。
12月23日
これからお出かけの皆様、早々の更新です。
年賀状も済んだし(こんなに早く年賀状を仕上げたことは記憶にない。)、仕事も今日は6時半には終わったし、これと言ってすることはないので、こんなに早くから更新しています。
で、昨日に書き忘れたこと。
ほんまは書こうかどうしようかと迷ったが、ええいままよ、見たらごめんね。と謝るわ。
私は医者から「死にたかったらアルコール飲んだらエエよ。」と言われている身。(それでも1週間に1度くらいは飲んでいますが…。)お歳暮持って行ったらお返しにビールくれたやないの。
帰ってきて素麺結束して、晩ご飯の時間になったので母屋の方に帰ってみるとビールがケースで2つも届いているやないの。(しかも500のやつ。)
どういうこと?
週一で計算して、今お中元でもらった残りがあって…、…来年1年分あるやないの。(夏越したら飲まれへんて。)(夏のんもお裾分けしたというのに…。)
頑張って飲んだらエエノンか、せっかくのご厚意を回してもエエノンか。
昨日も今日も飲んでません。
ほんとはこの頃あまり欲しくなくなって来ましたん。
ちょっとほんわかとするお話を一つ。
これも昨日の話しやねんけどな…。ちょっと恥ずかしいかなという気もせんでもないな。
そのお歳暮持って行った帰りにスーパーによって買い物をするというので、私ぷらぷらしてたんやけど、パン屋の所に行くと「焼きたて」て書いてあるので、つい買ってしまいました。
焼きたてのレーズンパンを2個と豆パンクルミパンを1個ずつ、計4個です。
その焼きたてのレーズンパン1個を半分個して、「これ焼きたてやて書いてたからこうたけど、暖かくて美味しいで、食べてみ。」
かみさんと半分ずつ食べましたわ。
焼きたてはほんまにうまかった。
1個ずつ食べたらエエやないのって?大きなお世話や。残りはまた後で食べるんや。(チンしてな。)
今日の出来事。
ない!
これといって書くことがない。何もない穏やかな1日
ああ、そうそう、デコママさん、よかったね。雪が降らなくて。ほんとに天候に左右される仕事ははらはらどきどきものですね。
こんなに温度が下がって、天候が悪いと素麺作りも大変です。
12月22日
いやあ寒かった。昨夜から風が強くて、なおさら応えた。
どれだけ雪が降るのかと心配したが、小豆島では雪花が散ったくらいでほとんど降っていないようである。雪が降って路面が凍ると交通事故が起こるので大変である。
朝のニュースから全国の積雪量など寒波のニュースばかりである。
息子の所の積雪も相当のようである。出て行くのも大変だな。
かみさんにどうなんか電話してみたらどうやというと、今度はお父さんがしたらと言います。どうも愛想がないので話しが続かないのである。「雪どうなんや。」と聞いても、その後の話がないが…。
お姉ちゃんの方はいろいろ電話してくるが息子の方はさっぱり愛想がないのである。まあ男の方はこんなもんかと思う。
瀬戸内海性気候というのも素麺作りにはいいが、あまりに寒いと人間の方が参ってしまう。だけど今日のような強風は麺の表面を急激な乾燥でざらざらにしてしまうのでいただけない。
ふとデコママさんちのみかんのことを思ったが、大丈夫なんだろうか。
台風で東北地方のリンゴの被害が流れると、1年かけて育てた農家の苦労が水の泡となり農家の収入は激減するわけである。先日から愛媛のみかん農家の雪害が報道されているが、雪でみかんの皮が茶色く変色するそうで、商品価値が下がるとのこと。この時期の収穫を逃せば1年の苦労が報われないことになる。
素麺も似たような所があって、夏に冷夏であったり雨が多くてうっとうしいと売れ行きががたっと落ちる。
秋冬春と一生懸命に作った素麺が売れない。売れ残ってしまう。これも大変なことなのである。
なぜか?在庫を抱えてさらに1年先まで置いておかなければならんし生産も落とさなければいけなくなる。その1年だけでなく先まで影響するのである。
いつも完売になればいいが、なかなかそうはいかない。理想は少し足らない状態である方が先のことを考えるとよい。
雪だというので休んだが雪は降らず、午前中結束をし、昼からお歳暮を持って行き夕方にまた結束をした。晩に年賀状の残りをやっつけ、終わったのが12時過ぎであった。
こういう生活をしていれば身体の調子がいつか悪くなるのは目に見えている。悔い改めて早寝の習慣を付けなければ…。
12月21日
結束しているところを片付けて結束した素麺が置けるようにした。
素麺は作っているがさっぱり結束出来ていないのでたまる一方です。どうも作業の手順が悪い。
昼から男前を上げに久々に散髪に出かける。
散髪屋は歩いてほんの数分の所にあるが行く途中に、暮れの大師市が行われていた。
知っていたのでカメラを持って出かけた。
老老男女(?)が繰り出し結構にぎわっていた。ここにならんでいるのはほとんどが植木屋さんだが所々に店屋が出て昔ほどにはにぎやかではなくなったが、それでも趣味の庭作りにいろいろと買い求めている人がいました。
これは西光寺の門前から数百メートルに渡って露天商が出ているのである。散髪に行く途中だったので済んでから門前まで写真を撮りに行こうと思ったのだが、散髪が済んで外に出るとあいにくの雨がかなり降っていたので諦めて帰りました。
始めに行けばよかったのだが、このぼさぼさ頭では西光寺にお参りするのもはばかられさっぱりしてからと思ったのだが、嫌われたのかな?
帰りに甘酒まんじゅうの前をちらっと横目で見て(買うと無駄遣いをしたと怒られそうで…。)、走って帰ってきました。
で、今パソコンを2台駆使して年賀状を作成印刷中なのである。
もう目がくたびれた。
雨が降っている。風が強い。
今夜は遅くまでかかってでも年賀状をやっつけるぞ!(結構これに時間使ってるが…。)
12月19日
午後7時45分今日の仕事が終わる。
午前3時50分起床。
掛け機をかける。
5時45分頃掛け終わる。
6時過ぎからこびき(一度引き)行程。
8時半過ぎから延ばし始める。(門干し行程)
延ばし終わったのが1時前である。
すぐに乾燥にかかる。長く置いてあるのでゆっくりと乾燥していて、ほぼ乾燥している状態である。
仕上げの乾燥ともいえる。
1時50分素麺を切り始める。(19cmの長さに切断する。)
切り終わったのが3時半頃。
それから明日の用意で、オデる。
混練。(30分)
いたぎ行程(1時間)
自動巻行程(いたぎが済んで30分熟成後中縒り行程、30分熟成後に小縒り行程。)
これが簡単な1日の仕事であるが、門干し工程が時間がかかっているのがおわかりでしょう。
極細麺の製造はいつものことで覚悟していることとはいえ、うんざりとする。
この長時間の作業をするのに必要な塩加減、水加減が製品のうまさに関係がある。
これは絶対に機械製造の麺には出せない味(食感)なのである。
職人の勘によるもので、天候により日々変わるのである。
こんな仕事連日できるわけもなく、この歳になると2日仕事をして1日休むことになる。
若い頃は5,6日続けて仕事をしていたときもあったが身体が持たない。
今は身体のことを考えて3日以上は続けて仕事をしないようにしている。
大阪の百貨店への納入の話しが来ている。
お客さんでとっても気に入ってくれて、何でもその百貨店の担当者を知っているので紹介をしてあげますというのである。私のような小さな製麺所ができるはずもなくお断りをしたのだが、大丈夫だからと半ば強引に話を進めているようです。うどんが気に入ってくれているようですが、とても夫婦二人で細々とやっている私たちには無理な話と思っています。ありがたいけれど不安、無理だと思っています。
明日も同じようにきれいなうまい素麺を作るのが私たちの幸せです。
12月18日
今日はバレーがあったので(自分はもう試合に出ないが、世話で…)出ていた。
あまりに寒く、足下からぐんぐん冷えてきてたまらない。試合をしている選手も汗をかいているようでもない。リベロの選手は外に出ると寒い、動いていてちょうどだといっていた。
試合に出ない私はたまらない。冷えが次第に登ってくるのである。
雪は降らなかったが寒く最高気温が5度に満たないという「真冬並みの気温であった。」
「真冬並み」というのは、真冬が1月中旬から2月中旬にかけてを言い、今の時期はそう言わないが、その頃の気温と同じような気温だからそういうのである。
明日は氷点下にならず、最高気温も10度近くになるようなので、ほっとしている。
空気が澄んできれいだったので、今日のような日に写真を撮りに行くときれいな写真が撮れるのになあと思いながら明日の仕事の用意をしていました。きっとまたチャンスが来る。
もう11時半。明日早いのでお休みなさい。
12月17日
午後雪が降ると言うことでしたが、朝から雪雲が少し南を飛んでいきます。
「降るなよ。」と願いながら仕事をして、ほんの少しだけ降りましたが影響はない程度でしたのでやれやれでした。
3袋でハタまるまる5台の素麺を延ばすのに4時間。
これでも早いほうで、少し手間取ると4時間半かかります。
ちなみに普通の素麺だと2時間半くらいで済みます。延ばしてしまうとげっそりしてしまうのが分かるでしょう。まだ何日もしていないのに「後何日。」と数えるのです。
分かっていてもやってしまう。
これでも戴いた「南関素麺」と比べると少し太い。「白髪」という素麺から比べると相当に太いのです。
1日の生産量が1〜2袋だというからさもありなんと思うのです。
それにしても相当に我慢強い精神のタフな人が作っていますよね。
私なんか10日前後生産するのにうんざりしているんですから。
明日は雪が降るし寒いので仕事は休みにしました。
3時半頃に仕事が終わったので、休憩してから二つほど用事を済ませてメールを見ると…。
「雪が降るとみかん農家が1年間苦労してきたものがすべて水泡に帰す。」という悲鳴にも似たメールが来ていた。昨日今日とラジオのニュースでは愛媛みかんが風と雪とあられで甚大な被害を受けているとのこと。今年の異常な寒さは農家にとっても気が気でないのですね。
昨年は台風でだめになってしまったと聞く。
私のように休んで待てばいいという気楽なものではなく、自然の気候の変化にすべてがかかってしまうという過酷さがある。(もちろん素麺も天候に左右されるんだが…。)
できれば今日の天気予報が良い方にはずれたように雪が降らないことを祈っています。
小豆島ではいま月が煌々と照りよく晴れています。
12月16日
「極細麺」
いつもより30分早く起きて、明日の仕事の用意をして終わったのが7時40分でした。
労働時間16時間あまりになる。
こんなに時間がかかるのにたったの4箱(18kg/1箱)しか作れない。
1日の仕事が終わったらぐったりになる。もちろん日を詰めて仕事などできない。
今日も仕事をしながら「後1週間ぐらいするん?」「そうやな。」「………………。」
という会話があって、
「ふしがもうあまりないんやけど。つくらなんだら。」
手間がかかる。麺がよく切れる。
16時間働いて、残り8時間で寝る時間引いたら何時間残る?
ボイラーかけて仕事をするので、うつらうつらすることもある。
この仕事ばかりは割が合わないと言うよりうんざりするくらい仕事がしにくい。
強力粉を使えばどうって事なかろうが、日本の昔からの麺には強力粉はない。だから使わない。
単純明快。
仕事をしやすくするだけで、食べる人のことを考えない仕事はしない。
「あかぎれの対処法」
冬になるとあかぎれになるのは年取って油分が切れてきたからに他ならない。
今年は寒くなるのが早かったせいかあかぎれになるのも早い。
あかぎれは指の爪の横にできる。指に力を入れると傷む。
だから掴む、握るなど、痛みがあってやりにくい。場合によっては血が出る。
これをなりにくくし、なったときに早く直すようにするには、
風呂に入った後ふやけた部分を詰めきりで切り、軟膏を付ける。
爪の横の何ともないところにも塗り、切れているところはべたっと塗ってバンドエイドかテーピングテープをまいておく。両方だとなお良い。朝までにはかなり回復してきている。
そうでなくて放っておくと悲惨。
明日の仕事の用意はしたが午後から雪が降るそうです。
降れば素麺は外に出せないので困ります。(紫外線に当て麺を白くすると共に殺菌もする。さらにごま油にも何らかの作用があるらしいのだが、まだ解明されていない。)
12月15日
今日は父の1周忌です。午後10時37分でした。
昨日のことのように思い出しますが、もう1年経ちました。
叔母二人が来てくれ、墓参りをし、家の仏壇に線香、ろうそくを供え、晩には母と私と家内の3人で念仏を唱えて供養しました。
母はずっとぐすぐすやっていますし、かみさんも目を赤くしておりました。
みんなそれぞれの1年があったという事。
誰もがそうであるように、これからも何かしら背負って生きていくことになる。
12月14日
寒い。こたつの中で冬眠したい…。
決意して4時起床。
少し気が重いのだ。この時期いつもそうなのである。
夫婦して仕事がいやになる時期でもある。
夫婦仲が一年で一番悪くなる時期でもある。
精神衛生上きわめて悪くなる時期でもある。胃炎でも起きはしないか、頭の毛は大丈夫か。
生産量を減らしているのにさらに時間がかかる。切れる、手間がかかる、油断ができないのである。
それは極細麺を作っているから。
作りたくはないが作らないといけない。
これでないといけないお客さんが待っていてくれる。
半年でも平気で待っていて作ったら送ってくれと言う。
止めるわけにいかない。
この手間と精神的圧迫は生命の危機、夫婦の危機(そんな大げさな…。)である。
また喜びでもある。
だから極細麺は余分には作らない。今年売れただけ、注文を受けただけしか作らない。
注文が多くて足りないときは冬に作るまで待ってもらう。
どうしても手に入れたい人は冬に予約を入れて夏6月7月に発送するようにしています。
今年は6月末で完売になりましたのでずいぶんとご迷惑をおかけしました。が、この冬の生産量はそれほど増量する気はありません。(理由は上記にて記載。)
1日分4箱だけは多く作るつもりです。(それも一大決心で…。)
夫婦二人で手作りですので1日の生産量はこれが限界なのです。
素麺と関係ないんだけれど、きょう他のサイトを見ていて「何で実社会で役にも立たない勉強をするのか」というテーマで書いているのを読んでいて、??????それもそうかもしれんけれどそうは思えないなあと感じたのです。
「勉強すると選択技が広がる。」「一つ一つが点となり、点と点が繋がって多様な判断、表現対応ができるようになる。」もっといっぱいなるほどなるほどと思われる見解でした。
でも勉強は何かのためにすることもありますが、興味があってわくわくする自分があって、自己の幸せ感を満たすものでしょう。個人の精神の充足感を満たすものだと思う。
社会生活の中での地位、名誉、評価、財産といったものに対価させるようなものと捉えることは私にはできない。もちろん全く別物とは言わない。当然知識なり精神なりは単一で存在はしないし社会生活をしている限り自己表現として出てくるので、選択技も点と点もいいのだが、あくまで勉強というのは精神の充足の手段だと思う。
サイン、コサイン、タンジェント、ゾウリムシはほとんどの人にも社会生活にも役にも必要もなかろうがそれにわくわくする気持ちを持つ人にとってはすばらしいものなんだと知るべきです。今そうでなくともいつかわくわくさせるものかもしれんじゃないですか。知識(引き出し)が多ければ、勉強(精神の充足感をもたらすもの)もどんどん深くなる。
社会性を別次元、あるいは2時的なものと考えるのはおかしいか、異端か。
私にとって勉強は、やっとってそんはせんというものではない。そのときそのとき興味があったりわくわくする気持ちがあるからで、偏在であろうがなかろうが一切関係がないことである。
12月13日
昨日仕上げた日計簿を商工会に取りに来てもらい渡す。
かみさんは今日は何も言わず、少し気を遣っているような気がした。(無言の効果か?)
年の功や。
KさんからTel。
「みかん届いたよ。ありがとう。」のпB「デコママさんにもよろしく。」、なんて知り合いでもないのに…。
私を介してみんな友達感覚だね。
まっ、いっか。環が広がるのは楽しいし。
デコママさんが選りすぐって送ってくれたみかんですから「あま〜い。こぉ〜い。」ですよ。
風は吹く、雪は降る、震える手でハサミを持ち古木(内緒らしいが古い木の方がみかんの味が濃いそうです。人間と同じやな。「一部除外せなあかんのもいるけどな。」という声あり。誰の事やら。)のみかんを送ってくれたそうです。感謝。
夕方公民館から電話。
なんや?「ぎくっ」とする。
「公民館内部(担当)で相談したのですが、体育館は今後禁煙とします。」という連絡。
各チームには今後のタバコの処理について協力をお願いしておったのですが、これで禁煙となり灰皿の撤去となる。
これでまた問題が出てきた。
なにか。
禁煙と灰皿の撤去は体育館の外に出てタバコを吸い、ポイ捨てが出てきはしないかという点である。
これが気になる。
取り締まるのにも限度がある。空き缶持ってきていれて帰れといってもこれまでできたチームは少ない。
このあたり考慮されたのだろうか。
どうあろうと決定したのだから各チームに連絡しなくてはいけない。
今後の対策については公民館、役員ともよく相談してやっていくしかない。
今のうどんのこと。
昨年から原料の小麦粉を最高のグレードのものに変えて、値段も下げて販売することにしたのですが、やっぱり不安がありました。
こうやってどれだけ増えるものかが問題でした。
間違いなくうどんはうまくなっているが、買ってもらえなければ分かってもらえない。
分からないものは買ってはもらえないので夏に素麺を買ってくれた人に少しずつ付けて食べてもらうことからやってきたんです。父の万中陰に使ったのもよかったようです。
食べたり人に分けてくれたりして口コミで広がり今年初年度からかなり注文が来るようになって、「これにしていてよかった。」とうれしく思っています。
ですが、まだまだ今のうどんには品質を延ばす余地があると考えています。製造方法、小麦粉について掘り下げて考え、いろいろ試してみたいと思います。
毎日のように食べて全く飽きないのはうどん好きのため?
12月12日
やっと日計簿を書き終わった。
と思ったら、荷物を送った伝票の控えがないという。帳面に挟んでいたのにどこにやったという。
請求書を出すにも伝票がいるという。
荷物出してすぐに請求書作ってないのがいかんのじゃないの?
何もなかった。どこにもやっていない。置いていないと言っても犯人は私であると決めつけられて約2時間。日計簿をつけていた机の周りは何度も探したが当然なにも出てこない。ゴミ箱の中も探したが無い。
かみさんの座っていた周りや本棚、いろんな帳面の間を見てもない。
手提げの中に入れているとか結束しているところに持って行ったんと違うか?
「ハッと思いつきました。」
いや私が何かした訳やないですぞ。
新聞と一緒に束にして捨てたんやないかなと思って新聞、広告を束にしているところをぱらぱらと見たんですわ。
「なんじゃこれ!」
さも勝ち誇ったように、今まで罪人のように扱われていた顔が鬼の首を取ったように、くるっと変わって検察官か裁判官になったようになったのが分かるでしょう。
ここで深く追求しない。
かみさんは何も言えない。
ここでたたみ掛けるのはよくない。黙っておれば効果は持続するのである。
私は悪くなかった。そうなのだ。一生懸命日計簿をつけたのは私なんです。
やっと終わったと思ったら………………………。
報われぬのだ。
12月11日
終日日計簿を書く予定でした。昨夜ジャガイモ掘りの話を母から聞いて(一人で少しずつ掘っていた。)放っておけるはずもなく、午前中は日計簿を書いて午後少し暖かく(?)なってからジャガイモ掘りをしました。元々少ししか植えていなかったので夕方には掘ってしまいました。
今春ネットでメークインを安く出したのですが、市場に持って行くと高く買ってくれたと全部市場に持って行ってしまったという(なんのためのネット販売やと言う声も…)事もあって今回はネット販売は無し。
肥料をたっぷりやったので(小麦粉の袋をあげた代わりに肥料をくれた。)ものの見事に大きくなって、他ではあまり入りがよくないというのに大豊作。
母は「市場に持っていけん」とうれしい泣き言です。
あっちこっちにあげて喜んでもらっているようです。
私は足の筋肉が張っている。腰も痛いし…。
晩にはバレーに出て行きましたが先週のことがあるので最後まで(ちゃんと鍵をかけるまで)つきあって帰ってきましたので、遅くなったけれどこれから日計簿を少し書くつもり。それとも明日早くに起きて書いてしまうかだな。
素麺とうどんは今追われていないので(今週目茶寒いし…)結束したりもしなくてはいけないので、たまった仕事をする。年賀状、まだ書いてないし。(いや印刷してないし…でした。)
同級生の奥さんが春に亡くなられていた。まだそんな歳ではないと思っていたが、そろそろ櫛の歯が欠けるようになっていく年代か。
なあに56になって結婚する芸能人もいることだし、もっと若く脳天気にいかなくちゃあ。
「あんたはただでさえ脳天気やからもっと落ち着け。」
突っ込んでいただけましたか?
12月10日
昨日は3ヶ月ぶりに病院に行って、帰ってくると頭が痛くて日記を書かずに寝た。
病院に行って風邪もろうてきたんと違うやろかと心配したが、今朝は何ともなく起きられたのでほっとしたのである。頭が痛いのに辛抱して今日の仕事の用意をしたのだが朝起きられなんだらどうしようかとよぎったが、何とかなるやろとの思いと、明日さえ何とかすれば明後日から日計簿を書いて商工会に持って行かなければならんので仕事は休むつもりでした。
仕事(ほんと長くお待たせしました。やっと極細麺を作りましたので発送します。)もしたし、荷物も発送したし明日の発送する荷物も作った。
これでお歳暮を贈る用意もできる。
病院のこと。
血液検査はいつものことなのだが、看護士(看護婦の方が良いと思うが)によって痛さが違うのである。
上手な人は何ともないのだが、へたくそは、ちょうど昨日のがそうだった(変わってくれ!と言いたかったが注射針を持って怖かったので我慢した。)。しばらく射したところの血管のところが痛かった。
開口一番、
医者「甲状腺はいいですよ。」(そうなのだ。私はほとんど女性がかかるという、男がかかるのが珍しいという甲状腺ホルモンの分泌がなくなったのである。)
医者「で、体重は?」
あらかじめ看護士の監視の元診察室入り口で体重を量っていたのでごまかせないのである。
聞かんでも目の前に書いとるやん!
私「71.85kgですから、この服を差し引いて考えると前回より少し痩せていますね。」(そうなのだ。てっきり少しぽっちゃりとしているとばかり思っていたのだが、体重は減っていたのである。ほん2週間ほど前にパンツいっちょで74kgほどあったので服を着て量るとどうかはおよそ想像できたし、家の体重計で量っていって病院で量ると少し重く計量される事を経験済みなのである。だから75kg以上あるかもしれんと思っていた。)ちょっと安心と得意顔であったと思う。
医者「コレステロールは241やね。」
私「いつもの数字ですね。」
医者「うん。」
二人とも変わらんなあ、なんとかならんかとか痩せえとか運動せえとか薬飲めんからなあとかもうちょっと20くらい下がってくれたらなあとか思っていた。 と思う。
帰りに新しいうどん屋発見。だが人が多かったので入らなかった。私は混雑した中で食べるくらいなら腹ぺこでも辛抱するのだ。だいたい人混みは嫌いなのだ。
で、本屋によってぶらぶら商店街をうろついて帰ってきたのだが、いつものうどん屋にさしかかる頃には1時近くになっていてすっかり空いてきていた。ここは麺は以前と比べると(以前は細麺だったが今は普通の太さである。)ずいぶんとうまくなったが、相変わらず出汁は甘くて(これはどこでも同じでしょうがないと諦めるしかない。)、ショウガもネギも申し訳程度に皿にのっているだけである。せめて好きなだけどうぞとしなくてはいけない。
何の気なしに「大」と言ってしまったが後の祭り。「3つ」と言わなければいけなかった。
そう、「大」は二玉だったのだ。大中小ではなく小、大だったのだ。(後悔先に立たずじゃ。)
讃岐のうどん屋には様々な注文方式がある。店に入るときにはちらと右目で先客の注文方式を観察しなければいけない。(これについては詳しいサイトがあるのでそちらに譲る。)
もう一軒、帰る途中にあるうどん屋で「食べ放題」と書いてあるうどん屋もあった。信号が赤だったのでそちらには渡らなかったので詳しくは分からないが、「そそられる。」
12月8日
先日買った本で「GoogleEarth」というのがあって、衛星画像で世界中が見られるのです。
1部しか詳細には見られないのですがかなりな部分が家や道路、車まで解ります。詳細に解るところでは人が歩いているところまで解りますし3Dで街並みも見ることができるのです。
居ながらにして世界旅行とまではいかないまでも「ああ、こんな街並みなんか。」と解ります。
ドイツはさすがに機能的な街並みだと感心しましたしイギリスは自然が多い国だと驚きました。
中国では天安門広場の周辺がどうなっているのかも解りましたし、北朝鮮の平壌も見られるのです。
「これは国防上問題がある。」とインド政府が言ったそうですが、確かにそうだと思います。これという都市は詳細に判りますので…。
小豆島も見ましたが、これは重要な島ではないので詳細には見られませんでした。
ほんま楽しいわ。
南関素麺のことを書いて、後で思った。
この仕事やっているから絶対に麺を「うまいまずい」という次元で捉えられんみたいな気がする。
職人の目、研究者の目で見ている。
讃岐うどん、稲庭うどんを食べても意識せずにそうである。
讃岐うどんを食べに入っても塩の量を聞いたり、生地に触ったり、小麦粉を聞いたりしている。
これは逃れられんものか。
私は職人であって決してアマチュアではないので、事麺に関してはアマチュアの目は持てんのか。
アマチュアの目で見た麺というのも重要なファクターだと思うんだが…。
素麺以外は(なぜそうかは定かには答えられないが…、)アマチュアの目、思考も持ち合わせていると思う。そういうところもないと次の段階に進めないような気がする。
12月7日
今日は小麦粉を(ASW2袋)(内麦2袋)の半々でうどんを造ってみた。
昨日(ASW3袋)(内麦1袋)と生麺の食感を比べてみた。
茹で加減にもよるが、今日の方がもちもち感がより感じられた。もう少し茹で時間を短くすれば、あるいはひょっとして水でしめるのをしっかりすれば弾力も変わってきたかも知れない。
ただ、少し調べたところではこの内麦は少し老化が早いらしいが、小麦粉の質にばらつきが少なく安定しているということは使いやすいということでもある。
食感がいいのでこれもあるかなというところである。(老化が早いというところで少し引っかかっているが…。)
「南関素麺を食らう、いや食す。」
手作業による製造ということを聞いているが、私が作っている素麺よりも相当に細い。
2種類入っていて、もう一つはもっと細く「白髪」といわれている。
今日はまず、少し細いほう(と言ってもお話にならんくらいに細いが…、)を長い素麺を折り曲げて束ねたものを、折らずにそのまま茹でてにゅーめんにして食べてみた。
茹で時間、20秒!
(折らなんだんで離れません。大失敗。)箸と手で無理矢理二つに分けかみさんと食べてみる。
その様子を見ていて、
かみさんが「ずいぶんねばいなあ。」
私「そうやなあ、強力粉やからな。」
かみさん「そう。」
私・かみさん「ねばそうでシャゴシャゴするなあ。」
私「小麦粉の性質なんか製造後の貯蔵によるものかわからんのや。」「何せ表示法によるところの表示が全くないので原料も解らんし賞味期限も解らん。」(このままではいずれ保健所に摘発されます。)
品質面から見ると(いいのかなこんな分析しても)
色むらがある。
寸が揃っていない。
酸化臭がある。(どんな油を使っているのかなあ。どのくらい油を使っているのかなあ。いつ製造したものなのかなあ。どういう貯蔵をしていたのかなあ。)という疑問が出てくる。
この素麺の価値はいかに細く仕上げてあるかの1点につきるわけですが、それは間違いなく細い。
食感については、細素麺としてみればそういうものですから文句をつけて言うことではない。
それ以外の点については規格外としか言いようがない。
すまし汁あるいはにゅーめんに向いているんではと思う。冷やし素麺には向かないと思う。
(強力粉の弾性をコシとは言わない。すなわち硬さである。)
コシというのはグルテン構造ないし質にもよるが、大方はでんぷんの性質によるところが大きいと考える。
記念クイズをしているので11月分の日記を別ページでリンクするわけにいかない。
今月いっぱい動かせない。
12月6日
今日のうれしいこと:その1
九州のKさんからたくさんの品を贈ってきてくださった。
父へのお供えも入れていただき、お心づかいに感謝します。
そして「南関素麺」(熊本県の南関というところで作られている素麺で非常に細い素麺です。)を参考にと送ってくださいました。まだ食べていないのですが、説明書きには吸い物などに入れて食べるようで普通に湯がいて汁につけて食べることはしないようである。2種類入っていて、さらに細いのが「白髪」(たぶんこういう字だと思う。)といって線香巻きにしてある。
ただこの商品は表示法によるところの表示が全くなされていないので原材料から賞味期限などさっぱり解らないのである。思うに田舎で細々と製造していて世の流通など全く自分とは関係がないことと思っているんじゃないかなあ。
今日のうれしいこと:その2
お客さんからのメールが来ていて、「あなたが送ってくれるうどんが一番口にあって美味しい。」と届け先から感謝されました。これも塩見さんのおかげです。これからも美味しいうどん作りに頑張ってください。と書いてありました。
このようなメールや添え書きを戴くと本当によかったとほっとします。
今日のうれしいこと:その3
実は、初めてうどん(乾麺)にするうどんを生で自家用にとって食べた。
これまでは素麺にする前の段階のもの(こびきうどんという)をずっと食べていたのだが、うどん用に延ばしたもの(販売用の商品として仕上げているので)は食べたことがなかった。もちろん仕上げた乾麺はずっと食べてきたが(当然麺割れの心配があるので試食してみる)、生麺を茹でて食べたのは初めてである。
その食感は「柔らかく」「もちもち感がある。」「ソフトな弾力がある」、これは讃岐うどんの王様と言われた四国村にある「 」とよく似ているぞ。
おっと結果を先に書いてしまって急ぎすぎではないか。
まず、出汁は当然いりこ出汁。そして多めにネギとショウガ。
そして茹で時間
10分強である。
乾麺にすると18分程度かかるが生麺だと10分強(初めての経験なので最高の食感が得られる時間がつかめていないと思われる。)です。
これを釜揚げでと思った瞬間、かみさんがザーッと湯だめにしてしまった。
……、ぐすん…。
かみさん「湯だめにするからちょっと茹で時間を短くして固めに茹でたんやけど。」
わたし「いや、これでも茹ですぎぐらいやで。(心の声;釜揚げならいけたかもしれん)もうちょっと短うてもええな。」「これもちもちしてうまいで。初めて食べたな。」
最初は釜揚げかザルで食べたかったなあ。(これが一番麺の腰が解るんで。)
10食分ほど取ってあるんでまたの機会があるでしょう。
これをあの麺好きのKさんに出してあげたい。生だからなあ。送ると傷むからなあ。
早く小豆島においで。食べにおいで。
手延べでこういう麺が作れるなどと昨年まで私は思いもしなかった。
手延べの製法上、グルテン構造はしっかりしたものであり、手打ちのようなソフト感は出せるはずのないものと思っていました。だからこのもちもち感ソフト感は思いもよらないことであって、粘弾性(弾性)が強調されるのが手延べだと認識していました。
好きな事して好きなもの食べてうまいなあと思えるんだからおめでたいわ、こりゃあ。
12月5日
まさか昨日晩ご飯を食べながら言っていたことが本当になって仕事を休むことになるなどとは思わなかった。
朝早くから公民館から電話がかかってきた。(今行こうと思っていたのに。)
「警察から事情は昨夜に聞いていますので、今から参ります。」
今後の対応について話し、緊急役員会を招集しこの対応策を検討し、周知徹底する旨話し了解を得た。
このようなことで体育館の使用を止められたのではVリーグそのものが存続できなくなるのでそれだけは避けたかった。
消防署にも行き、断りを言ったが「火事には取り扱わない。」と言うことで書類での報告はなかったと見えて署長、副署長も事情は知らなかった。
ので、警察から聞いた事情を説明し、今後の対応も徹底して行いますという説明をして参りました。
何とか首はつながったが再度起きてはならんので役員に集まってもらって検討した。
まあ無事なんとか片は付いたが、今後が大事である。つまり2度と起きてはならんことだと言うこと。
こういう悪いことで責任者であることを自覚させられるのは困りもんですね。
うどん製造が明日にずれ、病院に行くのが9日なので微妙に日程のずれが出てきた。
どうしようかな。
12月4日
昼から雨が降ってぐう〜〜と冷え込んできました。
3時頃にはあられが降ってびっくりしました。
小豆島であられや雪が12月の始めに降るなんて事はないのに。明日はもっと風が吹いて冷え込むそうである。
天気予報を見ながら晩ご飯を食べていたんですが、
私「明日朝起きて雪降って寒かったら仕事休も。」
かみさん「うん、休まんか。」
私「普通片方が大儀がって休まんか言うたら、もう片方は「何いよんながんばらなどうするん。」て言うもんやろ。」
かみさん「寒いと仕事する気せん。休も。」
まあよう似たもんですわ。
今日はバレーがある日。
食事の後出かけ9時半過ぎに帰ってきた。
それからうどんのシールをして11時に風呂入って出てきて座ったら電話が鳴った。
こんな時間にどこから電話なんや?
「もしもし、塩見さんですか?」
「はいそうですが…。」
「こちら土庄交番です。」
「はい?なんですか?」
…………………………………………………
勤体でタバコの吸い殻が燃えて煙が充満し火災報知器が鳴ったそうである。
近所の通報で消防、警察、町役場の職員が出たそうである。
私が責任者なので警察から連絡が来て事情聴取と厳重注意を受けたわけです。
火事にならんで済んでよかった。
取り敢えず、明日公民館と消防に行って謝ってこようと思います。
できれば今後の体育館使用停止だけは避けたい。
ほやけど警察から夜遅くに電話なんて(これまで警察から電話がかかるような事したこと無いので)、「何があったんやろうか」「子供か誰か事件でもにあったんやろうか」と一瞬の間に考えてしまいました。煙騒ぎでよかったいうたら不謹慎やけど、最悪のこと(この頃は何が起こるか解らない時代やから)考えたら、事情を聞いてほっとしたのも事実です。
もちろん各チームにも厳重に注意して厳しく対応する。守れないチームにはリーグを退いてもらうことも辞さない。
気が立って寝られへん。もう12時半やのに。
12月3日
なんということはない1日だったはずでした。
晩10時頃にHPを開けると1万アクセスを越えている。
見込みでは年内ぎりぎりだろうと思っていたが、11月に入ってアクセスが増えてきたのでこれは12月中旬に達成するのかなと思っていました。それがあれよあれよという間に増加して、1日50アクセスあまりになった日もあって今日達成できました。
正直うれしい。
記念クイズのページも急遽作りました。
ふるってご応募してください。(応募が少ないとクイズの意味がないでしょ。)
お願いだから…。(ただし同業者はご遠慮願います。)
美味しいうどんの景品があります。うん!
さらにHPの充実を心に期すのであった。(そんなわきゃあない。)
わたしゃあ流れのままにいくよ。(そうしたいと思っているのよ。)
最近素麺記を見に来てくれる人が増えてきたようです。
これもうれしい。書くのに力が入る。(訳がない。適当だよ。)
それでもどんなふうに読んでくれているのかなあと想像しながら書いているね。
ここ笑うところやで、とか突っ込んでやとか、どう解釈してくれるかな?とかちょっとした言葉を換えて気が付くかな、どんなふうに考えるのかなとか、密かな楽しみがあるのです。
ここを読んで悔しがっている人もいるかも知れない。いっひっひっひっひっひ。
へえと感心してくれる人がいるかも知れない。
私こっち側で見ています。
12月2日
朝はゆっくりして、商工会から日計簿をそろそろ見ましょうかと言われているので少しまとめていました。
こういうのは、誰もでしょうがうっとうしいもの。ですがしなくてはいけないこと。ぎりぎりまで放っておいて切羽詰まってしょうがなくする。本当は毎日していることになっている。
今忙しい(うどんは造らなければないし極細麺はその後作って送らなければいけない)のでそれが済んでからということになる。その後2・3日休んで書きます。(これ見られたらいかんのちゃうん。)
昼ご飯を食べてテレビ見ながらうたた寝をして、気が付けば雨が降っている。
いかん、玄関先に出してあるワゴンの商品が濡れてしまった。洗濯物も取り込んどかなあかん。
かみさんには黙っとこう。
その後新家のおばさんの年金の手続きの証明をもらいに役場に行く。機械屋に寄って話をし、帰ってきて明日の仕事の用意をする。その明日の用意の前にメールを見たらデコママさんよりメールが入っておりまして、「読むに耐えんのでどうぞ消してくださいませませ」とある。
ああこれはいかん、追い込んでしまったのかと自責の念に駆られ(そんなこたあ無いやろう、ってギャグを入れる余裕もなく)「いれとるやないかい!」デコママさんの投稿をすべて削除しました。
少し寂しい気がしましたが、もう少し言葉に気をつけて誤解の無いように書かねばならんなあと反省も、この性格やからやっぱり含みを持たせてしまうやろなあと懲りない。
6時にかみさんを乗せて忘年会に送っていって、本屋でパソコンの本を買って(立ち読みはしない)帰る。
今夜の夕食(晩飯と書かんかいな)は高松でかみさんが買ってきた弁当。自分は忘年会に行く用意があるので忙しい(?????????)ので買ってきた弁当を食べて母の家にお参りに行く。
9時前に帰ってくると留守電が2通。
「I角です。またかけます。」
!!!!!!!!!!!!!!!… !
掲示板の書き込みとメール以外何も知らない(みかんとうどんのやりとりはしましたが、)デコママさんとお話をしました。ずいぶん長〜くお話をしました。
言葉足らずで誤解もいらだちもあったんでしょう。掲示板の削除を悔しがっておりました。私が直前の書き込みだけでなく全部の書き込みを削除してしまったものですから。ただ私の書き込みだけは私の足跡として残しておこうと考えたものですから残しました。
一つ一つは何のつながりもなく見えますがしょうがないですね。
きっとデコママさんは話の内容をいろいろ付け足しがあって書かれることだろうと思っていると思うんですよ。書くと「何それ」なんて帰ってきて四苦八苦する可能性がなきにしもあらず。
なので、と言うわけではないが書かないのである。
なぜか。
当事者がいる場合ネタがばれているので書くほどにこちらの手法が解ってしまうおそれがある。
解ってしまうと先読みされて今後の話の書きようがばれてしまう。
よって、書かないことで今後の私の楽しみは保証されるのである。
明日はうどんと太素麺を作ります。これでKさんに送るものができます。
どんなに送るのが早くても明後日になります。
その後「極細麺」ですね。
12月1日
すみません。リンクミスでした。大変失礼いたしました。
先ほど指摘があって確認しましたところ間違いに気が付きなおしました。
「小豆島の景色のいいところ」「小豆島八十八ヶ所」「皇踏山(おうとざん)を歩く」のリンクし直しました。
いつまで経ってもさっぱりだめですね。
先ほどは掲示板でデコママさんに叱られました。
笑って貰おうと思ったのに大誤算でした。(和田アキ子)わらあってゆるしてえー
でももうそろそろ「この男はこういう皮肉れた男なんだ」と判ったはず…。
でもね、こうやって日記書いて日々の出来事や心の移ろいを書いていて(仕事の素麺の紹介と私自身を判っていただいて買っていただくこと、お客さんとできるだけ近い関係であろうと書き始めたんですが、)それは自分だけのことだったんですが時と共にいろんな人が見に来てくれて関わりができてきた。
それは私にとってとても楽しみであり、どんなに疲れていても一言でも何か今日のことを書いておこうという気になって、これがプレッシャーではなく励みになっている、人とつながっていることや期待感はとても幸せに感じる。
デコママさんの書き込みも毎日の楽しみでもあり、思わぬ攻撃にたじたじしますが、ちょっとしたジョークは解ってね。(それと質問に答えてください。何なの?石地って)
(*^m^*) ども
Kさんにまたパソコンのこと教えていただきました。一度やってもすぐに忘れる。
プリンタは結局2000の方につなぎ直すことになりそうです。(その方が簡単ですし…。)
明日はかみさんが病院と美容院と晩には飲み会で、仕事は休みだし、いませんので自由(って書くとぶつぶつ突っ込む人がいるでしょ。)なんですが、根がまじめなものでちゃんと仕事をいたします。
ああ、そうそう、山登りの後の筋肉痛のこと。
なんにもないよ。筋肉痛も襲ってこなかったし張りもなく、身体がギクシャクするわけでもなかったしね。至極軽快に身体が動いて仕事できた。
敢えて、強いて言うなら、(あるんやないかい!)
少し膝が痛いときがあった。(階段降りるときに)