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素麺記 05,1月2月3月

3月27日
今日は昼から雨。
気温は本当にどさくさしています。今日の最高気温は16.2度でしたが、ほん2,3日前にはみぞれが降って難儀しました。
この頃天気予報を聞いていても「菜種梅雨」という言葉を聞きませんが死語の世界なのかな?
ちょくちょく聞くのが「3寒4温」。
実はこの言葉は気象予報士でも使う人と全く使わない人とに別れています。
大抵は次第に温かくなっていくたとえのように使いますが、実はそうではなくて初冬や春先に3日ほど冬型の厳しい日が続き、その後高気圧が移動性となって日本列島を覆い穏やかな天気になるというのが本当の意味なのです。ということでこの意味を知っている予報士は最初のたとえのようには使いません。

それにしても今年に入ってからは寒い日が続きます。12月までが相当に暑かったので平均気温としては暖冬なんだそうですが、体感的には寒い冬でした。
といってもまだ私はツバメを見ていません。本当ならもう飛んできていても良いのですが、ツバメも寒いのを知っているのかな?最高気温が20度を超えるような日が出れば南風に乗って飛んでくるんでしょう。
他に春を告げる代表は「土筆」でしょう。
春本番を高らかに宣言するのはなんといっても、
「桜」。
まちがいない!
「は〜るよこい、は〜やくこい」。
3月21日
彼岸だというのにバレーの大会があって日中をツブシ、夜は打ち上げで出かけ、今日は5時まで仕事をして、遅くなったので墓にも行かず昨日の大会の結果をまとめています。
今日は異常乾燥(最近は異常というのを付けないが、めちゃめちゃ乾燥していた。)していて、急激な乾燥をするのですぐにハタを取り込み納屋の中でじっくりと乾燥させた。それでもよく乾燥していた。
今年度からは独立してやっているので自分がこれまで勉強をしてきたことを思い出して、小麦粉をよく吟味して使っているので、これまで素麺はこんなに食感がよかったのかと思えるような素麺に仕上がっています。
自信を持って勧められるものだと思っています。
それでもこの冬は仕事ができていませんので何かと心配なのです。
心配をかき消すのが仕事をしているときとご注文を受けたときですね。
この夏暑くなって売れてくれればなあというのが本音ですね。
3月15日
最近、随分仕事がしにくいのである。
最高気温が20度近くなって、もう春だなあと安心していると、0度〜7度という日が2、3日続いたりする。
明日はまた18度くらいまで温度が上がるそうですが、真冬並みに温度が下がったここ数日は”デ”が来なくてえらい時間がかかりました。
たぶん虫も啓蟄が過ぎたけれども2度寝をしているに違いありません。

今日昼ご飯はうどんを茹でて食べた。
家内と2人で2袋4人前。
足りません。
3袋いるな。私が2袋、家内が1袋。
そう言うと家は食べ過ぎなんや。
そう家内に言われた。
だって高松に行ったときには”特大の4玉”を注文して食べたもんな。(通常は大の2玉、特大の3玉(これもないところもある)までしかないが、載せていなくても言うと出してくれるところもある。)言っても出してくれないところもある。(大抵がそうや!みんなそんなに食えへんで!)
私も最近では言いません。
大(2つ)を2軒ハシゴします。(2軒の官能試験をしてるんです。決して食い意地はってるんと違います。)
というても此処まで書いてると信用無いな。
3月11日
天気が悪いので仕事は休みです。
午前中は買い物に行き、その後バレーの用事(保険と賞品の用意)をやって終わり。
昼ご飯はカミサンがね、いない(かみ切り)ので”うどん”を湯がいて食べました。
出汁もいりこダシで(取ってある)、ネギ、生姜、を多めに入れて食べる。
んまい!んだ。
そうめんも最初は食べようと思っていたんだが、うどんが多かったので止めた。
今度にする。
私はいつの間にか素麺、うどんは出汁を掛けて食べるより、付けて食べる方が好きになってしまった。
特に理由はないが、やっぱり麺の食感を味わえるのでそうなったのかもしれん。あのモチモチシコシコ感が味わえるのはやっぱり出汁掛けてふやけてしまう丼ものでは無理というもの。生姜とネギで”しゃき〜ん”としたのをツルツルッと食べるのがんまい!
まあ天ぷら、肉などのトッピングで多種多様な味付けをして食べるのも、うどんはなあんにも邪魔をしないのでこれまたうまいのであるが。家ではよく鍋をやるんだが、なに鍋でも必ずうどんが入ります。

昼から父の満中陰志やお花をいただいたり、写真を本当に綺麗に仕上げていただいた方に御礼の品を持って行きました。
夕方にはまたバレーの試合の時に使う成績表、メンバー表の印刷である。
合間に明日の仕事の用意。(苦笑。)

休みとはいえなんと用事が多く休んでおられんわい。
3月10日
昨日やっとテントウムシを見ました。
今日で5日目。
明日は天気が悪いというので仕事は休みます。
昨夜は10時半頃に寝ましたので5時間半”も”寝られました。朝4時前にぴったり起きました。
室温11度と高く「デ」がよく来て仕事もしやすかった。
天気は晴朗なれども湿度はそこそこあるのかゆっくり乾燥してピンとした素麺に仕上がりました。
それにしても眠かった。
仕事をしていても少し目をつむると”コクッ”となるのである。
こんな時「チョコレート」をひとかけら食べると眠気が飛ぶのである。
「うそだあー」と思いの方は是非一度やってみてください。
しばらくは大丈夫ですから。
3月8日
こないだ”啓蟄”でしたが、今日やっと虫(ハチ)が出てきました。
例年なら2月の暖かくなった日にテントウムシが出てくるのですが今年はまだテントウムシを見ていません。
いつも素麺に赤い色が付いたかのように飛んできてさばるのですが、未だ見えずというのはどうゆう事かな?
本当に温かくなってホッとしています。
朝寒い中水を使うのはとても辛かったのですが、もうそう冷たく感じません。”水温むころ…、”

この頃バレーの用事があったりで寝るのが12時頃になっています。
起きるのが4時ですから、此処3日間で12時間程度の睡眠と言うことになりますか…。
今もう11時ですから、もう早く辞めて寝ないと身体が持ちません。
明日もバレーの会がありますので寝られそうにありませんね。
明後日まで天気が良さそうですので、もう一頑張りです。
天気が良いので素麺も良いものができています。(もっとも「よしできた!」というような素麺は作ったことがありませんが…。)本当に突き詰めれば難しいものです。(まあ何でもでしょうが…。)
3月1日
午前中はうどんの袋詰めをやって、昼からは素麺の結束をしました。
結束していない素麺がたまっていたので少し結束しなくてはいけませんでした。
明日は母が畑を耕耘機で引いてくれと言うので畑仕事をします。
父がいなくなったので私がやることになりました。
なす、ジャガイモ、菜っ葉、ほうれん草、キュウリなど植えるそうで、今日は草を抜いておりました。その後肥料をまいたそうです。明日は石灰などをまいて耕耘機で畑を耕します。
後は母が農協が苗を持ってきてから植えることになります。私は素麺作りがありますのでたぶん天気が悪いときか仕事を休んだときくらいしか手伝えないです。
3日以降2,3日天気が悪そうなのでその間結束をします。

今日は晩になってあちこちから父の満中陰志の品が届いた旨連絡がありました。数日電話があることでしょう。
2月28日
トップページにあるように、昨日用事で柳(土庄町の前島にある)に行っていると桜が咲いている。
この寒いときに5分咲きくらいになっている。
驚いたけれども、葉っぱも一緒に出ているし、見た感じが山桜のようでもあるので「常光寺桜」と同じ種類なのではないか知らんと思いました。
やはり桜を見ると春を感じて心がホッとします。近くには梅の木があって、花は満開になっていますので何か変な気がするのですが、そういえばもうすぐ土筆も出てくるしタンポポも咲き出す季節なんだなあと思いながらも父が亡くなって早2ヶ月半、これからずんずん寒くなろうという時に亡くなったので春を感じさせる桜を見ると、ついこないだのようでまだ死んだような気がしないのであるが思い出せばやはり居ないんだと思い知らされる毎日なんですが、「春なんだ…。もうそんなに経ったんだ…。」温かいようで寂しい春です。

今日ほぼ全部の父の「満中陰志」の品を発送しました。近くは御礼を言って回りましたが島外はそうはいきませんので宅配便等で発送いたしました。
写真の父は笑っておりますが、眼は悲しそうであったり笑っているようでもあります。
やっと気忙しい日々は終わったようですが、この後の父の行事は「100ヶ日」(3月23日)と「初盆」と「むかわれ」(12月10日)です。
これから素麺を一生懸命造らなくてはいけません。まだ数量ははっきりしませんが頼まれている仕事もありますので頑張らなくてはいけません。
頑張るぞー!オヤジ力を貸してくれ!しっかり見ていてくれ!
2月19日
昨日は雨だといって休んだ。
ところが雨は遅くまで降らず、仕事ができた。やっておけばよかったと後悔。
今日は雨は夜中に止んで曇りの天気だというので仕事(うどんの製造)をするつもりでいたが、朝起きてみるとまだ降っている。うどんの製造は時間的に余裕があるので天気予報を見てみると昼前後に雨が降るというではないか。
それでは仕事にならぬので休みにしたが一日雨が降っていた。
依って昨日と今日はうどんを袋に詰め、箱詰め、包装をするという仕事を朝の7時からやっていた。
製造が休みでもする仕事はいっぱいあって暇がないのである。

この「手延べうどん」だが、小麦粉が良いので本当に美味しいのである。
食べていただいた人には大変好評なので嬉しいのである。
昨日には、人にもらって食べたら美味しいので、といって注文をいただきました。
こういっていただくと本当に嬉しくて「やっぱり一生懸命作らなくてはいけないなあ。」「美味しく食べて喜んでもらいたいなあ。」と思うんです。
2月15日
私の情報は結構ラジオが多いのですが、(野球の放送はあまり好きではないのでNHKに変えましたところ)2月14日というのは「バレンタインデー」なのですがこの頃から春の訪れということで、鳥の世界では求愛行動が始まるそうです。鳴き始め、踊り、雌を誘うそうです。
今日は父の月命日。
お墓にお参りに行ったのですが、カラスがつがいで枯れ草?枯れ枝?らしきものをくわえて飛んできました。「あれ?巣作りをしているのかな?」と見ると墓地のすぐ横の木に巣を作っています。ああ、もう春なんだはや巣作りをしている。それにしてもまだ寒いのに…と見たところでした。ですからラジオで話を聞いたときには温暖化ですから求愛を通り越して巣作りを初めても、それも有りかと妙に納得してしまいました。
海では今時の海水温(瀬戸内海の屋島湾や岡山県牛窓付近)は8.5℃くらいあります。
これ近年普通の海水温なんです。
でも今から2,30年前の海水温は5〜6℃くらいだったんです。
5℃くらいになると大蛸が死ぬということでその年のタコ漁が不良になってしまうというニュースがありました。そして温かい年で、6℃以上あると今年は海水温が高いのでタコ漁は豊漁になるということでした。
今8℃以上あっても当たり前のようでニュースにもなりませんが、確かに冬の海水温は約3度上昇しています。
また、温暖化で中国山地の降雪量が少なく雪解け水が流れ込まないために春先に魚が浮かない(海底に冷たい雪解け水が流れ込んで越冬している魚が仮死状態で浮き上がる。)ということも忘れられている。
自然は確実に変わっていっている。
それが災害という形で出てくれば人は騒ぐが、徐々に生態系が変わっていっていることに目を向けようとはしていない。
ああ、今日はなんて教育的なことを書いたんだろうか!
2月10日
ラジオを聞いていると歳を考えて身体をうごかさなあかんてゆうてました。
そうやな、もうあちこち痛いし、若いもんにはまだ負けへんゆうても直ぐ息が揚がってハアハアゆうて、ほんましんどいんですわ。
なんでこんな事書くかとゆうたら、これもラジオなんですが青年がエスカレーターを逆送して上がっていったんで負けられんと思うてやったら途中から送り返されてしまいましたという話です。実は今度やってみようかなとふとそう思うてました。そしたら上の話です。そうやな歳考えておとなしゅうせなあかんな。
階段上がるときは膝が痛いし、腰は30年前から圧迫性何タラで痛いし、ほんまそれこそ歳考えてせなあかんのですわ。
せやけど気持ちはなんでもやってみようという”チャレンジャー”ですわ。
きっと上がれると思うんやけどなあ。
1月25日
四国新聞に”寒の小豆島の風物詩”として紹介していただきました。
記事のURLは
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050124000419です。

小豆島で寒そうめん作りがピーク

2005/01/24 19:59

 香川県内は連日、厳しい寒気に見舞われているが、小豆島では冬の風物詩となっている特産のそうめん作りが最盛期を迎えている。機(はた)に掛け天日干しした糸のような純白のそうめんが、穏やかな日差しを浴びてキラキラと輝いている。

 真冬に製造する寒そうめんは、腰の強い上質の製品に仕上がり、市場の人気も高い。土庄町土庄の製めん業、塩見基さん(五三)宅では、午前四時ごろから作業を開始。一晩寝かした生地を長さ約二メートルに伸ばした後、はしで丁寧にさばき、屋外で一、二時間ほど乾燥させる。

 塩見さんは「昔ながらの方法でそうめんを作る業者は少なくなった。この時期の手延べそうめんは白さも際立っている」と話している。寒そうめん作りは三月末まで続く。

 高松地方気象台によると、二十四日の高松の最低気温は氷点下〇・六度を記録、滝宮や財田でも氷点下となった。
1月7日
今日は7草がゆをいただく日です。
皆さん食べましたか?
私は…。
素麺、極細素麺、太素麺、冷や麦、手延べうどん、半生うどん、ふし、を全部入れてぐつぐつ煮込んで…食べ…られるか!

昨日は「天気予報がはずれて雨がじゃぶじゃぶ…」…で、5日から始めた仕事ですが遅くまで掛かったので今日の仕事の用意ができず、休みになりました。まだ1週間ほど極細麺を作る予定です。
ただでさえ細くて作業がしにくい(非常に切れやすい)のに天気が悪いとべたべたと引っ付いて手間が掛かり、なお仕事が遅れるのです。
まだまだ稚拙な私が臆面もなく素麺の製造について思うままに書いては来たのですが(少しずつですが多方面の方に見ていただいているようで喜んでいます。)、折にふれ「どれほどのことが判っているんだろうか。」と自分で首をかしげています。時々は「これでええんや。トンチンカンでも問題定義になればそれでええんや。」と腹をくくっています。それもこのサイトでは充分なスペースを取れないので別サイトでいろんなテーマで紹介してきました。気が向いたらそちらのサイトも見てください。
「小豆島手延べ素麺のお話。」
製麺業者の目と研究者の目だけでは見えないものがある。
消費者の目が大事です。
消費者(食べる人、送る人)の欲するところが判ってないといけない。
そういうところを教えてもらいたい。
1月1日
新年ですね。
我が家では2人おらんのです。
一人は息子ですが正月前に大学に帰ってバイトをやっています。
もう一人は父ですが昨年末に逝ってしまいました。
だから寂しい正月になってしまいました。

今日は朝から昼過ぎまで恒例の「ニューイヤー駅伝」を見ていました。
5区の1分30秒あまりを縮めたのにはワクワクしましたし、アンカー勝負で優勝したチームはみんなで出迎えでしたが、負けた****は一人だけでくずおれても抱きかかえることもなく対照的な風景でした。
明日は「箱根」やね。
早起き?をして見ないと…。

12月31日、年の暮れに小豆島でも初雪が降りました。
夜半に雨が雪に変わりました。
我が家の近くの「土渕海峡」(フレトピア公園がある。)から皇踏山に雪が積もったのを撮った。
低いところではみぞれとなって積もりませんでしたが標高100m以上では積もりました。

小豆島では滅多に雪は降りません。まして積もることなど珍しいのです。ですが、冬は(日本海側の人に言わせると)結構寒いのです。
雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろう(山下達郎)
兄は夜更けすぎに雪絵と変わるだろう(ボキャテン)

いやあ、こういうのがありました…。