素麺記 04年2月

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2月28日
柔らかくした昨日は延びました。
ただし”サラサラ”でした。なぜ?
考えられるのは「マルトース価」が高い事。
要するに損傷澱粉が多いという事で湯がいて食べる時に”べちゃべちゃして粘りが少ない”という事。
今日は温度が15℃くらいに上がるという事なので、思い切って少し硬くして見ました。
温度が上がるといっても硬くしては伸びませんでした。
かけ始めの台は最後に延ばしたのですが8タケでも少し切れました。
硬かった。
一番長く引いていたのに。
最後までおいていたのに。
いくらおいていても伸びそうになかったです。
もう少しいい粉で素麺を作り「小豆島手延べ素麺」を売らなくては。
実も名も高くしなくては。
2月26日
仕事は休みました。
朝起きると雨が降っていて、「休んでよかった。ほっ。」と思いましたね。
朝の間は素麺を把て、昼から明日の用意をしました。
(オデ工程→イタギ工程→自動巻工程まで)明日の朝掛け機工程から仕事です。
「N製粉のOO」という小麦粉が入って明日から使う(初めての粉)のだが、組合からデが遅いので塩を少なくして時間をおいて作業してくださいと連絡が来た。
つまり他の業者が使って仕事がしづらかったという事のようだが、機械で8タケに延ばすのでさへきついのだったら私は9タケ延ばすのだから伸びないんじゃないのかと心配している。
ちなみに塩は200g少なくして柔らかくオデた。どうなる事やら。
2月25日
表示法・JAS規格について新たにページを設けて書かなければならんと思います。
03,9,16の決議の資料を読んでいて、その資料による決議と改正案の文言との「解釈の違い」というよりは文言そのものを資料説明と違うものにしている。
そこに矛盾が生じているのである。
この改正案そのものが「大きな声を出したものが勝ち」と言える条項が盛り込まれており、「手延べの本来のあり方」というものは二の次に回されているからであろう。
農水省の業界との癒着が浮き彫りにされ、結果、説明はなるほどだが、文言は作業工程の一部についての指摘に留まり、作業工程の全体を指摘していないのでこれまで通りにやっても問題ないというごまかしの改正なのです。
決議に至る過程の資料をすべて持っているわけではないが、手持ちの資料、A氏の話をもとに考えて、憤怒の思いが湧いてくる。
これでいいのか?このまま出していいのか?正当な改正といえるのか?
これで「手延べ」が発展するとはとうてい思えん!
必ずきちっと書く!
あと一ヶ月以内に告示されるだろう。その文言は小豆島では一部のものしか知らされていないが、他産地では産地をあげての運動の結果であり、町を挙げての運動の結果なのだ。
「大馬鹿野郎の文殊の知恵」なのだ。
それさえも知らないのが小豆島とは…
2月22日
天気がよくて仕事がはかどります。
夕方から天気が悪くなって「春2番」が吹いています。
おかげで肉離れを起こし、歩くのにも苦労しています。
幸い息子が大学が春休みになって帰ってきているので、仕事を手伝ってもらおうと思っています。
そうでなければしばらく仕事は出来ないところでした。
(こんな時こそ親の手伝いをするのだぞ。)これこそ親孝行。
19日に別のサイトを立ち上げたので(といっても「販売」を除いた素麺の製法とか表示法・JAS規格などで全くの別サイトを立ち上げたわけではない。)、更新する事が多くなって(見回りする事が多くて)他にする事が出来ない。
↓ここのサイトと同じだけど一度覗きに来てください。
http://www.geocities.jp/shoudoshima21/

バレーの事だけはほったらかしに出来ないですけども。
他の勉強はちょっとおろそかになっているなあ。

というよりは仕事して、飯食って、テレビ見て、風呂入って寝るよりよっぽど生き甲斐を持って生活をしている、ある意味うらやましがられているんじゃないかと想像している。
ワクワクする生活をしようよ。
いつまでもこんな風に生活出来るといいよなあ。
2月18日
長渕剛の「出会った頃の2人に、も一度戻ってみよう〜」という曲をよく聴きます。
バレンタインケーキも25年連れ添った夫婦には潤滑剤、潤いでもあります。
昔のようにとは行きませんが、思いやる気持ちを思い出させてくれます。
3月14日にお返しをすれば、お互いいたわり合う気持ちを持って生活していけるのではないかと思わせられましたわ。
何せ”戦友”ですから。
実は今まで返した事がない。
初めての事したらかえって不信感を持つやろか?
どうせのことなら大きめのハートのチョコとか…ガハハハハハハ
2月15日
昨日はバレンタインデー。
なんで昨日の事を今日書くのか?
昨日は別のサイトを遅くまで作っていて更新する事が出来なかったのだ。
皆さん”チョコレート”をいただけましたか?渡せましたか?
そんな当てないてか?
そう、よう似たもんやな。
かみさんがね、”バレンタインケーキ”やゆうて買うて来ましたんや。
コーヒー入れて一緒に食べましたわ。
「これプレゼントちゃうやンか。プレゼントなら全部わたさんかいな。」
単にお茶菓子のケーキ買うて来ただけやンか。
というわけでチョコはなかったわけです。
他から大きなチョコもなかったし…。
2月12日
「手延べ素麺の表示法・JAS規格改正案」の審議を載せましたが、その資料が農林省中四国農政局から送られてきましたので、つきあわせて勉強したいと思います。
推測での意見ではなく、何を検討、審議していたのか、意図するものがはっきり分かると思いますので、これまでの文言と説明及びそのイラストとの食い違いについてもはっきりするものと思います。
そのあたり勉強して、まとめて書きたいと思います。
2月9日
日にちがたつのは早いねえ。
もう残り2ヶ月しか「寒製」の期間がないので一生懸命仕事をしています。
夜はもうほとんど食事の後テレビを見ながらうたた寝をして、気が付けば10時になっています。
それから風呂に入って、HPを開け書き込みのない「掲示板」をチェックして(涙)寝る、という毎日。
日記もあまり書けず、ましてページを作っていく事などなおさら出来ず、あれもしなくっちゃ、これもしなくっちゃと思いながら忘れ去られていく毎日(汗)。

今日久しぶりに「中四国農政局」に電話をして表示・規格改正の進展について問い合わせました。
5日に農林省のホームページに03,9,16の議事録が載せてありましたので、告示関係も探したのですが12年度のふるいものだったので、まだ告示されていないのかどうか確認するのと昨年私が質問した回答が来ていないのでどうなのかと問い合わせたのです。
「まだ告示されていない。」(今年度中に告示されればよいがという話。)
「質問に対する本省の返事が来ず、再度質問状を提出しているがまだ返事は来ていない。」
議決された文書(文言)と農林省の説明(説明用文書、及び説明)の矛盾(政府の無謬性への疑問、指摘)を正当化する「説明(言い訳)」を考えているのか。

議事録を見ても何ら議論はされておらず(時間が取れれば載せます)、農林省の説明のあと「異議なし」でちゃんちゃん。
そんなんで製麺業者の死活問題を決められてエエのんか?
エエ加減な審議でエエ加減な議決をして「素麺作りへの深い理解もなく」3年も4年も掛けて何寝ぼけてるねん!
5年ごとに見直しをするというが、告示前に見直しをせい!
2月5日
4日夜にとてもうれしいメールが入っていました。
九州はS,A,G,A、佐賀県の人から素麺の注文が入っていました。
地元の「島原素麺」は品質にバラツキが多く、あまり良くないので「小豆島素麺」を検索していて偶然に私のホームページにたどり着き、ご注文を戴いたというわけです。
実はこのホームページを見てご注文を戴くというのはあまりなく、ほとんどはこれまで長年おつきあいいただいている方から「ホームページを作りましたのでという案内」から入ってこられる方でしたので、偶然から入ってこられ「面白かったので」といってご注文を戴けたのは2重にうれしい事でした。

このような方がもっと多く来ていただけるようにもっと内容を充実させなくては!
冬場の素麺作りはとても冷たく辛いものですが、元気が出ます。