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素麺記  04,1月

1月31日
トップページの写真をのけました。
壁紙も張り替え、結構すっきりいたしました。
オッサンの写真があるよりこのほうがいいわという声が聞こえてきそうで…
自分でもそう思う。

足もテーピングをしていたせいか随分楽になりました。
あと「寒製」は3月末までの2ヶ月しかないので、頑張って素麺を作らなくては。
風邪引いたり、怪我なんぞしている場合ではないぞ!と。
ハハハハ!
先日はちと弱気になってしまったが切り替えは早く…(単に単純なだけだったりして…汗)
1月29日
28日に軽い肉離れをやってしまったので実は仕事が大変なのである。
素麺を乾燥する「ハタ」を持ち上げて引っ張っていったり、立ったり座ったりするわけだが、これ以上進むと動けなくなるのでかばいながらやっていると他がまた張って来るという悪循環になる。
ゆっくり揉みほぐしてもいいもんだろうか?
今日は湿布とテーピングをして寝ようと思うのだが、これ以上悪くなると歩けなくなる。という事は仕事が出来なくなるので困るのである。
ちょっとブルーな気分なのである。
身体を自由に動かせないというのは実に頼りない。
「健全な身体と健全な精神」を「老化」が教えてくれる。
散髪に行ってよく似た年の女性にやってもらう時に笑い話に話すのだが、お互い悲しい笑いである。
「いつか行く道」「いつか通る道」老いは避けては通れない。
1月23日
朝布団が愛おしくて、抱きしめて離れたくなかったでしょ。

夜寝る時に布団の中に、朝着替えるシャツやパッチを引っ張り込んでおくと冷たい思いをして着替えなくても良いのです。
ですが勇気がいるのです。 ネッ!
「あんたあ!起きヨォ!」「いつまで寝とん!さっさと起きて!」「ほんまにしょうのない!」
これはコントです。
家では100回に95回は私が「起きぃや」と言って起こします。
しっかし朝4時前に起きて仕事をするのは、ほんとにこの時期たいぎいものです。
新聞屋さん、豆腐屋さん、ご苦労様です。
まだ素麺屋は家の中でストーブをつけて仕事をしますので随分ましですね。
延ばす時、立つ箸を入れる時は、塩のきいた素麺を触りますので指が悴みます。
仕事ですので、半分趣味みたいなものですし、もう15年くらいはがんばらなあかんでしょ。
1月21日
たぶん1年で一番寒い日となるでしょう。
明日は最低気温がマイナス4℃5℃になるそうです。最高気温も1℃前後で、本当に厳しい1日になりそうです。
もちろん仕事は休みです。
仕事の用意をしているIさんですが、外に出さずに家の中だけでするんでしょうね。
私の仕事場は狭いので外に出さずに仕事をするのは大変ですし、何より身体がこの寒さでは大変ですので休みます。
向こう1週間は最低気温がマイナスになるようで、一番厳しい1週間となりそうです。
乾燥した北風が吹くので、鳥取、兵庫の日本海側から来た人が小豆島の方が寒いと言います。
製造をしない時は結束します。
結束するというのは、19cmに切断した素麺を50gずつの重さに計って、テープで結束して木箱に詰める作業です。
実はこの作業が一番身体にこたえる「辛い、しんどい、こたえる」作業なのです。
1月17日
う〜んやっぱり元に戻しました。
この方が書きやすいし、新しく書いている気がする。

素麺、伸びるようになりました。
その分細って管数が増え、時間がかかっています。
何か、今年の小麦粉はさくいような気がする。
小麦のできが悪いのかな?
それとも小麦粉自体が末粉に近いのかな?

先日、半生素麺を湯がいて食べたところ、もちっとして結構うまかった。
商品化は、細いだけにどこも難しかろうと思います。(出来るのならもう商品がでてるやろう。)
まあ、自分ところで食べるくらいのものだが、半生に手間掛けてするくらいなら仕上げて、普通に素麺で食べる方が良いな。

話は戻るがほんとに今年は時間がかかって(15時間)(いつもの年より30分から1時間多く)身体が疲れます。
夜はぐったりでHPの更新もなかなかままなりません。
「表示法・JAS規格改正」についても調べて書かなければいけないと思っているのですが、全然時間が取れなくて先送りになっています。
4月になれば、バレーボールも一段落するし、仕事も寒製の仕事が終わり、10日ほど休暇があるので、少しページが作れるのではないかと思っています。
1月12日
かけ始めが伸びない。
今に始まった事ではないが夫婦してストレスがたまっている。
思い切って200g落として1袋/1.38kgまで下げた。
下げる前は1袋/1.45kgであった。
「ツブシ」が痛んでいるのかも知れないが、明日仕事をしてみて伸びるか伸びないかで判断しよう。
良いものを作りたいので出来るだけ塩は落としたくないが、仕事が出来ない状況になってきてはいけない。
文句を言わずに黙って付いてきてくれているので感謝。
2人とも「腰が痛い」「膝が痛い」「手が、肘が痛い」とまあ痛いとこだらけで、そのくせ手抜き出来なくてしんどい思いをしている。
だから続けてやれるんだろうと思っていますが。
1月8日
仕事にかかっているんですが、まだ正月ボケは抜けません。
朝3時50分の目覚ましで起きます。
シャツ、カッター、パッチを布団の中に引っ張り込んで温めるんです。
4時になってから温もった服に着替えます。
「ようし、今日も一日頑張るぞう!」なんて気持ちにはなれません。
出来ればもっと寝ていたい。
そういう思いを振り払って、サブイ思いをして着替えて布団に決別をするのです。
仕事にかかれば夜7時頃に終わるまでほとんど休憩がないのが当たり前。
昼の食事の途中でも「素麺を乾燥しているハタの乾燥具合を見に行かなくてはいけないので、落ち着いて食事も出来ない仕事なのです。
こんなに仕事をして疲れているのに、正月ボケは続いて夜になかなか寝られない。
晩ご飯の後うたた寝をしたが、2時頃まで寝られんかった。
2時間も寝てない!
昨日も1時頃まで寝られんかった。
正月に夜更かししすぎてせいだ。

そして、
夜にはこのホームページの更新をしている。
コンナセイカツヲシテイルトナガイキデキマセン。

二日工程をしている冬にはホームページの管理が辛い。
といってほっておく訳にもいかない。
思うまま、気の向くままに書き連ねて、…
ひょっとしたら「オラ」が分かるかもしれんておもてる。
1月4日
3日の日に息子が5日から大学があるとか、レポートの作成があるとかで滋賀県にある大学に帰り、今日娘が5日から仕事があるので大阪に帰りまして、また家には夫婦2人になってしまいました。
2人とも家にいても遅くまで起きて、遅くまで寝る。起きると友達と遊びにでていくので、ゆっくり家族でという事も少ないのですが、何かばたばたと引っ張り回されているだけのようですが、これがいなくなるとやっぱり年々自分の世界を持って生活している事を思い知らされ、「しっかりせえ」「きちっとせえ」と言いながらも少し寂しいような、安心感も漂って物思いに沈んでおるのです。


仕事は6日からになりそうです。
今入っている小麦粉をこなしたら、「大地」という県産小麦と通常の入っている小麦を1対1で素麺を作るように組合から依頼されている。
といってもわずか9kg入りの木箱160箱だけなのです。
あまり売れていない商品という事か。
作っている方がこんな事書いてるとなお売れないとクレームが来るかも知れないのでこの程度で。


こちらの日記も今年は日にち順を変えて書いてみました。
毎日読んでくれる人も少ないと思うので、読む時には日にち順の方が読みやすいのではと思いましてこのようにやってみました。
ただ書くのは少し手間がいりそうです。
’04年一月一日元旦
新年明けましておめでとうございます。
新年早々なので暗い話題は避けまして、明るい話題、将来(今年のやりたい事)について「やるぞ!」という思いなぞかたぐるしい事はなく、のんびりと、出来れば自然にやれればいいなあと思っています。
新年の抱負にはほど遠いのですが、五十もすぎて焦って何かをやる、何でもやるというほど若くもないので、やってみたいなあという事を大事に、悔いのないように、まあやりたいなあと思っているわけです。
ライフワークとして「手延べ素麺の科学的考察」については少しずつ勉強して、仕事が休みになる七,八月にまとめてページを作りたいなと思っています。
勉強すればするほど疑問であったり、勉強する事が増えてくるのですが、実はほとんど素麺に関する事は研究論文にはないのです。
「うどん」に関する事は麺棒と鉢と麺を打つ台があれば作れますのであらゆるところで述べられていますが「素麺」に関しては家内製工業であってもかなりの「設備」がいりますので、「手延べ素麺」の研究と銘打って論文(前提となる製造に関する知識もあまりないと思われる。失礼!陳謝!)を書かれていてもまるで参考にならないものがあるだけでなく、どこかの論文を読んでまとめて書いたんちゃうか?と思えるようなものがあって、ほんと苦労するんです。
うどんであっても実際に作っておられる方が書いている書物にはハッとさせられるものがあって本当に参考になります。麺の研究者は研究室から出て製造者と一緒になって麺の研究をしてもらいたい。
苦労せなんだら、楽しとったら本当のところは見えないとしたもんだよ。
いや正月早々堅い話で始まりましたが、仕事であって生きていくということはや〜かいや〜かい事だけでは「生き甲斐」という事にはなりません。

私も最近はバレーボールに「現を抜かしておる」のですが、したがって勉強は全然出来ておらんのですが、近年「素麺」の研究論文をほとんど見かけなくなりました。というわけでもないのですが(勉強不足を棚に上げて)10年前の論文とかそれ以前に出版された(今は絶版となっている)本で勉強しているのです。
(本が一冊書けるくらいの量の資料があるのですぞ。と自慢しても宝の持ち腐れになっている。汗)

ともあれ夏には少し素麺に関するページを増やす事と、「手延べ素麺の表示法・JAS規格改正案」に関しては動きがあり次第順次(手延べ素麺のあり方を考慮しながら)書いていきたいと思っています。


最後になりましたが今年もご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
1月1日
1ヶ月前に朝顔が満開と書きましたが、覚えとられますか?
実は年末に父母が世話になった家にお礼にいったのですがその家にも咲いておったのです。
さすがに花は少なく、その大きさも小さくはなっていたのですが、まだ蕾もあってう〜んやっぱり朝顔やとうなってしまいました。
昼間に咲いてんのやで!
聞いてみると、「琉球朝顔」とかいう名前だそうです。正式なのかどうか定かではないですが「オーシャンブルー」と書いてありましたわ。
調べんかて向こうから答えが飛び込んできましたわ。
小豆島のあちこちに植えてあるそうで、私もこれで3軒の家で見ましたわ。
ちなみに花が咲いてもその後に種はなく「種なし朝顔」ですわ。
子孫はどうやって残すんやろ?
普通花の中に雄しべと雌しべがあって受粉して種が出来よう?
種が出きんのなら何のための花なん?
う〜ん、地下鉄の電車みたいやな。考えたら夜も寝られん。