『Thank you』の演奏が始まって大歓声!!メンバーの登場場所に釘づけ。ってゆーか、すいません、お姫様抱っこに釘づけ!!ち、近い!顔が近過ぎるわよ、見つめ合い過ぎよ、あんた達!っていうジェリー&カンに集中してました。最後の登場は、平山さんと大原君が、成井さんを挟んで肩組んで。みんなホントにいい顔して出てきてくれました。別れの歌なのに、楽しそうに笑って「♪Bye Bye!」なんて、余計切なくて今日はどうしても泣けるじゃないかぁ!でもやっぱりみんなの笑顔につられて笑顔になっちゃうし、楽しい!だって、まだまだ楽しいオイシイ(笑)アンコール。

 やっと成井さんが生で聴ける『We're the YAEN 2001』。「ユミマイペースでいいだろ〜!?」ああ、いいともさ!成井め!ユミめ!どこまでも二人でいっちゃってー!大問題だったカンも「彼女がいない歴30年」になってて狂喜する客席(笑)
 それにしても
「Y・A・E・N」、会場見回したら、物凄かった!!びっっっしりの人が、ばち―――ん!と文字を決めてて、壮観やってる方も楽しかったけど、ステージからコレを見てたメンバーも楽しかったろうなーっ。シュウパパもタカさんに「シュウちゃんのお父さん、いいですよ」って褒められるほどやってらしたようだし。さすが

 腕がイイ感じにぐったりしたところで、素晴らしいバンドの方々の紹介。テーマ曲?にもすっかり「♪アンサー♪」と一緒にコーラス&指差し赤髪+ダガー=勘違い2号
 そして鮒亭…「
アンサーアンサー!!!」と『橋貴』率いる『関東裸会』見参!
 一斉に
上着を脱ぐ男達!!!キャ−−−!!!ステージに並ぶ裸の男に客席は異様な興奮状態。悶絶。Tシャツ脱ぐ瞬間着る瞬間が、んもう、たまりません!汗でびっしょりのそのへばりつき具合が。また、下が衣裳のズボンだからこそ、上半身裸なだけで余計色気が…。ああ、神波さん!・裸会に復活!!ビバ!にダガー!!マニア/汗)平山さんの胸板と神波さんの美しい上腕二等筋を見るのに必死(爆)そのテル:カンの割り合いが陸=8:2/京=2:8だったのは言うまでもないでしょう(土下座)。最後までやっぱり一番Tシャツを着るのが早いのは平山さん(ちぇっ、ケチ)。で、ホッシーが引っ掛かっちゃって、焦ってました(笑)

 バンド紹介が無事に終わると「シングルで1曲だけやってない曲があるんですよ。その為にどうしても必要なブツをもうすぐバイク便が…」とのタカさんの言葉に、大漁のを担いだ自転車便のノリさん登場。どさっと床に置いて「名前書いてるから、自分のヤツ取って〜」。その言葉にわらわらと鮒に群がる野猿さん達。っていうか、腰を傷めてから自転車の後ろに乗って来てたカンが真っ先に網を広げて、鮒を取り出してはみんなに渡していく。なんだか甲斐甲斐しいわ、カンちゃん
 みなさん、
スーツにフナティくんというお素敵な姿になり、「これが最後だから」とタカさんの号令で、最後の円陣をステージ中央で「やえ〜〜〜ん、そりゃ!」「そりゃ!!!」もちろん、客席でも「そりゃ!!!」気合いを入れて、『Fish Fight!』踊り狂いました。楽しい!楽しい〜〜〜!メンバーも弾けまくり、振り付け大き過ぎて壊れそうなくらい(笑)平山さんの「♪いつか俺も最高美術」と、カンちゃんの「♪みんなのことは一生忘れないぜ!」のアドリブ歌詞に、大感激!

リーダー! みんなでびちびちした後は、サキちゃんも参加してゆっくりと『TODAY』。みんながやさしい笑顔で。特に大原君が印象的ないい顔してたなぁ。歌詞が染み込んでくるように、“終わっていくこと”を自覚しました。

 「プレゼント!」というタカさんの言葉で始まったのは、『叫び』!みんなが弾けて祭りバージョン♪一列で手を繋いで上下に「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」しかーし!参加してない2名が!テル&カンは二人で花道!平山さんがソロの前に、「一緒に行くぞ」ってな感じで連れてったらしいです。二人で肩組んで熱唱!ボーカルチームでいつも一緒だった二人。きっとダンサーズとはまた違った大変さを二人で乗り越えてきたんだろうなっていう…最後のステージでの仲良しショットラスト近くでみんなに合流するまでひたすら二人で盛り上がり!見てるこっちも嬉しかったよー。本編ラストの『叫び』とは違って、みーんなが、辛かったこと苦しかったことを発散させた楽しい『叫び』vvvタカさん、てんこもりのプレゼントをありがとうっ。

 そして、メンバー一人一人からの最後の言葉。
 これまでは高久からだったけれど、今日はホッシーから。そのホッシーが…ぼろぼろと涙を堪えきれずに男泣き。「人前で泣くの、カッコ悪いんすけど」と、髪をくしゃくしゃに掴んで俯きながら…それでもぐっと前を向き直して、涙を流しながら話す。普段ほとんど涙を見せなかった人が誰よりも最初に泣く姿に、息が止まりそうなくらい胸いっぱいで、私達もぼろぼろ泣きました。網野高久
 ホッシーと同じく印象的だったのは、いつもクールなシュウちゃん。「ありがとうございました」と、深く頭を下げたまま、長い間、頭を上げれずに泣いていました。
 客席から手拍子と名前のコール。これはメンバー全員、一人一人に沸き上がりました。
 半さんの「正直、辛いことも多くて、辞めたくて…ってのがあったんですけど」、カンちゃんの「歌も何も分からず、ダンスも分からず、どうしたらいいのか迷ったりもしたけど」、平山さんの「辛かった」。
 みんな、これまでの気持ちを吐き出してくれて、そして…平山さんのその言葉の続き。「けど、すごく楽しい三年間でした」と、みんながそう言ってくれました。「
ファンのみんなに感謝します」「とんねるずのお二人に感謝します」「今までに出会った、支えてくれた大勢の人達に感謝します」「これからもスタッフとして頑張りますから、みなさん、『とんねるずのみなさんのおかげでした』を盛り上げてってください」。メンバー一人一人の、涙と言葉に、心から「ありがとう!」を叫びました。
 最後の、タカさんの涙。
 「ほら、行けよ」というようにノリさんに促されて、笑顔でタカさんに駆け寄り、胴上げするメンバー。袖で目もとを押さえたままのタカさんの大きな体が、数回、宙に上がりました。ゆっくりとみんなの手から下ろされて、しばらく後ろを向いて嗚咽を漏らすタカさん。
 その間、一人そっとステージ裏に入ってしまっていたノリさんは…みんなの前で泣かずに、裏でこっそり泣いて来たのかなぁ…。みんなの気持ちを持ち上げるような声で「
さあ、歌おう。」って。ホントに、「10年後に同窓会を」なんて言ってくれたり、ノリさんは最後までノリさんらしかったです。

 最後の曲『Dear Friend』撤収する野猿の歌。大阪では声を詰まらせて歌えなかったカンちゃんも、最後は涙声でも歌い切って。客席では涙は止まらなかったけれど、野猿のみんなは目に涙を残しながらも、曲が終わろうとする頃には、みんな、充実した笑顔になって、歌っていました。そうなんだよねー…、みんな、泣いても、必ず最後は笑顔を見せてくれるんだよね。
 「
♪good by my friend」の演奏とコーラスの中、全員が手を繋いでのカーテンコール。端から端まで、会場いっぱいの私達に、素敵な笑顔を残してくれました。

 やがてステージ奥のスクリーンの真ん中が開き、野猿さんたちはその前の高くなったステージに上がっても、口々に「ありがとうございました!」と手を振り続けてくれて。私達に背中を向けようとした時に、そこで円陣を組んで、本当に最後の「野猿〜〜〜、そりゃ!!」でシメて、やっぱり笑顔で、光の中に消えて行きました。

 スクリーンが閉まり、黒いスクリーンに白い大きな文字で、撤収
 ササの「撤収でーす」の声。
 野猿は、完全撤収を終了しました。

  

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