お尋ねしてもよろしいですか?  あとがき


 Mマ館ではじめて書いた小説。刑事と犯人の二人きりの話が書きたかった。もっとも私らしい作品。決め手がちょっと甘いのが難点かも知れないが、結構気に入っている。ページの関係で純粋な倒叙ものにはなっていないが、割とよくまとめられているのではないか、と自画自賛(笑)。心理描写はもちろん、人物描写もほとんどない。動きも少なく、ただ二人の会話でのみ物語が進行する。これが私の理想の形である。犯行自体もシンプルなものにして、スマートにしようとしたが、評価はどのようなものか。公示した発表期限ぎりぎりに完成したのが、もっとも印象に残っている。

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カナダ珈琲コーヒーの謎  あとがき


 エラリー・クイーンのような作品にしようとして失敗した例。かなり強引だが、騙されたと思ってお許しいただきたい(笑)。本来ならもっと早くに書き上げるはずだったのだが、諸事情と私の遅筆によって完成がかなり遅れた。HPでは初のフーダニット。謎ときのシーンほどの長台詞は、日常では聞かれないだろう。星野桜司というキャラは、書いている私にもよくわからないが、とにかく友だちにはなりたくない。あまりにも後味が悪いが、書いた量としてはHPの中では一番長い。

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ミステイク&エラー  あとがき


 本来なら来館者数のべ百人を記念して、上記の「カナダ珈琲の謎」のおまけ的作品として展示する予定だったが、「カナダ珈琲」の完成があまりにも遅れたため、単独での出展となった。そのため、量的にはショート・ショートクラスで、内容もたぶんにシンプルなものとした。このような作品は、そう多くは書けないだろう。タイトルはアントニイ・バークリーの「トライアル&エラー(試行錯誤)」のもじりであるが、何ら関連性はない。


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災いのもと  あとがき


 軽い倒叙もの。ワン・アイディアで書くとこうなるのか、といった印象。もうちょと練ればまだましになったかもしれない。あんまりいい作品とはいえないが、息抜きにはいいかも(^^)。久々の新作だが、ほころびが目立つ。まあたまにはこんなのもいいかな。いくらでも書けそうなアイディアだが、これ以上は使えない。もっと凝った倒叙ものが得意なのだが……。


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