2005年10月8日に高知県の天狗高原に遠征しました。体育の日の連休といえば晴天率が最も高い時期なので、晴れてくれるものと期待していましたが、出かける前の3日間は雨続きでした。
それでも8日の夜半から晴れてくるとの予報を信じて午後4時に自宅を出発。須崎まで高速で、そこから197号線をとおり、公団幹線林道で天狗荘まで約3時間、快適なドライブでした。
全線2車線以上なので、全くストレス無しにたどり着きました。ただ天狗荘に到着する500m位前から突然ガスに覆われ、前が全く見えなくなりました。5m位前までしか見えなかったのでほんとに怖かったです。
天狗荘の駐車場で8時に6さんと合流してしばらく話をしていると、ガスが少しきれてきました。
 
 9時頃そろそろ撮影場所を探しに尾根伝いの道を通ってキャンプ場方面へ向かいました。一番高いところはガスが少なくなっており、ギラギラした星が見えていました。ただ風がスゴイ!暴風です。おそらく15m位は吹いていたでしょうか。そこには一台車が止まっていて、撮影の準備をしていらしたようです。わたしたちはそこで撮影する気力はなく、もっとお手軽に撮影できるところはないか探してみたところ、小さな丘に遮られて風が弱い場所を見つけたので、そこで準備にとりかかりました。

 ところが準備を始めたらまたガスが・・・極軸を合わせる間もなく休憩。1時間ほど6さんと話をしながら回復を待ちました。
6さんとお会いするのは初めてでしたが、掲示板ではよくやりとりしていましたので、共通の話題が多くとても楽しかったです。これが一人の遠征だったら・・・ぞっとしますね。
しばらく話をしながら様子を見ていましたが、全く変化がないので車で仮眠することに。1時頃やっとガスが薄くなってきたので撮影の準備にかかりました。

 ガスは相変わらず出たり消えたり。2,3分も持ちません。もどかしい時間が過ぎてやっと2時頃から晴れ間が広がってきました。よーし、高く上がったオリオン中心部を狙うぞ!とファインダーを覗くと・・・何も見えない?ガスの中何時間もほっぽっていたので、レンズが露でビショビショになっていました。レンズはふき取ることが出来ますが、イプのミラーはそうはいきません。
考えた末に鏡筒を外して車のヒーターで強制乾燥させました。あっという間に乾燥できたので、セットし直してさあ撮影と思ったら、今度はST−4がおかしい?すぐにガイド星からはずれてしまいます。
とりあえずM42だけそのまま撮影しました。簿明まで時間がなかったのであとは得意のノータッチ5分露出を。馬頭星雲、バラ星雲、M41と撮影して終了。6さんは祭りの準備があるので、4時過ぎに撤収されました。

 私はもう少し、丘を避けて南の空の固定撮影を。6さんが撤収される前に、カノープスが見えるかな?と見に行ったら、厚い雲間から1個、強く輝く星が!きっとあれがカノープスだ!6さんはもうちょっと下じゃないかな?といっていましたが、私はシリウスの南の星であれほど明るい星はカノープスしかないでしょう!と言い張って、証拠写真として67で撮影してみました。

 5時を過ぎると明るくなってきたので機材の撤収を始めました。片づけが終わって周りを見回したら夜半の荒れた天気がウソのように風もなく晴れ渡っています。山の下の方には雲海が出来ていました。帰る道、所々で止まって天狗高原の風景を撮影しました。カルスト地形なので高い木が全くなく草原が広がり、尾根伝いの道から360°景色が見渡せます。家族を連れてロッジに泊まるのもいいところですね。

 それで肝心の写真はというと、デジはM42のみまともに写っていました。あとは・・・固定撮影?と思うほど流れまくっていました。どうやらイプを乗せかえるときに極軸がずれてしまったようです。おかしいと思っていたST−4、実は必死にガイド星を追いかけてくれていたようです。もったいないことをしてしまいました。
それと67の固定撮影は・・・6さんのおっしゃるとおりでした。トホホ。。。カノープスはもっと下でした。次の遠征こそはカノープスを!それから天狗高原からは南十字星も一部見えるそうなので、機会があれば見てみたいですね。

 収穫はほとんど無しでしたが、楽しい遠征でした。6さんまた一緒に行きましょう!


天狗高原遠征記