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熊本市の鍼灸専門治療室。こころ鍼療室です。

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大事なことまいた種は自分で刈り取る

大事なこと(いいことはすぐ傍に)



   環境


環境といえば思い浮かぶのは、社会全体を取り巻く環境ではないでしょうか。あわただしく毎日を送っていると、あまり実感しないのが実際のところでしょう。

ニュースで環境問題が取り上げられているのをみる時、「そうだ、汚してはいけないんだ。それにたいしてして取り組みが必要だ」という思いが湧き上がります。

でも次のニュースに移ったとたんそのことはどこかはへ押しやられ、そしてよほどのことがない限り、そのことを根底にした生活は送れていないものです。

本当は一番大切なことなのですが、悲しいことですがそれが現実です。

環境はこればかりではありません。体内の環境も、宇宙の環境も同じです。やがて何らかの影響を及ぼしてきます。

以前から最近まで、見えないから、わからないからと、そこらへんの山や川、海、地中に捨てていたものが、今になって「人体への影響が」と言われだしました。

「回収して処分しなければ」と言われ始めてきました。宇宙空間に置きざられ、捨てられたゴミもそうです。

観測衛星として使用し、使用期限が過ぎて制御不能となり、宇宙の彼方までもさまよい行き、やがてどこかで何らかの影響を及ぼしてきます。追いかけて、探し出し、回収しなければとなることでしょう。

身の回りの出来事を基準に考えれば、それは当たり前のことと思えるのですが、どこまでも続く宇宙に、こんなちっぽけな物だからかまわないだろうとの考えから、そうやって捨てられているのです。

人間て、まだまだなんと、おろかなんでしょう。今の時代になってもこの程度です。「見えないから わからないから」と、「広大な宇宙だから」と、考え方の根底はぜんぜん変わっていません。

話を地球に戻しましょう。それも一番身近な自分の体のことに。一つの身体を包み込む大気にしろ水にしろ、身体を養う口にする飲み物食べ物、そのあらゆるものが、体内の環境に影響を及ぼします。

便利な生活のために排出される排気ガス。安全性より利益を見据えた、食品に混入させてある身体に悪い部類の食品添加物などなど。何らかの犠牲を強いられ生活を送っているのです。

この世にいる限り、完全無害の環境は有りえないのではありますが、少しでもそれから遠ざかった生活は可能です。

悪いとわかっているタバコの本数を減らすとか、副流煙のそばから離れるとか、食品表示ラベルに目をやるとか、身近な些細なことはけっこうできるものです。

急激にアクセルを踏まないとか、ちょっと照明のスイッチを切るとか、品物を大事に使うとか、いい環境に近づけることは、すぐそばに転がっているものです。

体内環境は、その人の経験してきた生活によって方向が決まってきます。3年先の体内環境は昨日、今日、明日が決定します。


過去、現在、未来が、その先の未来に影響して行きます。

どんな環境でも死ぬまでは生きてゆけます。

少しいい環境でも生きてゆけます。


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