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熊本市の鍼灸専門治療室。こころ鍼療室です。

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大事なこと自分のものさしと受け入れ

大事なこと(真の強さ こころの余裕)



   受け入れ


自分の生きてきた以外の出来事に出合えば、自分の道と違う、思いと違う、筋道が違う。どうやって対処しようと戸惑うものである。

人生長かろうが、短かろうが、捕らえかたとしては見え方、感じ方は、ほぼ同じである。自分の中のものさしで測り比べるからそうなるのである。

相手のものさしがどうなのか見極めないで、自分のものさしを押し付けてしまうとすれ違いがおきる。摩擦が起きる。

自分のものさしを捨ててしまうのではない。相手のものさしを自分の中にそろえてあげる努力が必要である。

それぞれの、いろんなパターンのものさしが存在するが、世間体などのあやふやなことではなく、自分の中の理性を基準とするものさしで測ることである。

人間とは不完全な生き物である。その不完全な生き物が、いくらかでも完全に近づくために物事にぶつかり、立ち止まり、解決をして、進歩してゆくのである。

いや違うと反発しても、よい方向へは向かわない。一歩づつ、いや半歩づつでも歩み寄り、互いに受け入れようとするとき、今までにない道が開けるのである。

所詮人間の力なんてたかが知れている。大自然を前にしたとき、何の力もない。大自然は、ほとんど力のない人間に、「未だわからないの」とでも言うように、風、振動、光の力などで無力なんだと見せ付けてくる。

跳ね除けようとするときには巨大なエネルギーが必要である。受け入れて、それを自分のものとし、うまく操ると、さほど力を使わず道は開ける。

自分の考えを押し付けて行動しているとき、時に力強く見える。互いに受け入れ歩み寄りを見せるときには、気弱に見える。

でも、真の強さはどちらだろう。

片側の、力のみ でがんばる時と、互いが協力し、力を合わせた ときを考えれば、さほど難しくはない。

受け入れるには、心の広さの余裕が必要である。
余裕がなければ行き詰まり。最後には、はじけてしまう。

心の余裕、ゆとりを持つのです。それが真の強さとなります。


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