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受け入れ 自分の生きてきた以外の出来事に出合えば、自分の道と違う、思いと違う、筋道が違う。どうやって対処しようと戸惑うものである。 人生長かろうが、短かろうが、捕らえかたとしては見え方、感じ方は、ほぼ同じである。自分の中のものさしで測り比べるからそうなるのである。 相手のものさしがどうなのか見極めないで、自分のものさしを押し付けてしまうとすれ違いがおきる。摩擦が起きる。 自分のものさしを捨ててしまうのではない。相手のものさしを自分の中にそろえてあげる努力が必要である。
人間とは不完全な生き物である。その不完全な生き物が、いくらかでも完全に近づくために物事にぶつかり、立ち止まり、解決をして、進歩してゆくのである。 いや違うと反発しても、よい方向へは向かわない。一歩づつ、いや半歩づつでも歩み寄り、互いに受け入れようとするとき、今までにない道が開けるのである。 所詮人間の力なんてたかが知れている。大自然を前にしたとき、何の力もない。大自然は、ほとんど力のない人間に、「未だわからないの」とでも言うように、風、振動、光の力などで無力なんだと見せ付けてくる。 跳ね除けようとするときには巨大なエネルギーが必要である。受け入れて、それを自分のものとし、うまく操ると、さほど力を使わず道は開ける。 自分の考えを押し付けて行動しているとき、時に力強く見える。互いに受け入れ歩み寄りを見せるときには、気弱に見える。
受け入れるには、心の広さの余裕が必要である。 余裕がなければ行き詰まり。最後には、はじけてしまう。
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