泉温液性による分類


[泉温]
温泉は湧出口での泉温によって次の4つに分類されます。

冷鉱泉25度未満
低温泉25~34度未満
温 泉34~42度未満
高温泉42度以上

[浸透圧]
温泉は各種の塩類が溶けている液体であり浸透圧を持っています。人間の身体を作っている細胞液と等しい浸透圧を持つ液体を等張液と言いますが、これは8.8gの食塩を1リットルの水に溶かした食塩水に相当します。この等張液を基準にして温泉を比べると次の3つに分類されます。

低張泉等張液より浸透圧の低いもの(8g/kg未満)
等張泉等張液と同じ浸透圧を持つもの(8~10g/kg未満)
高張泉等張液より高い浸透圧を持つもの(10g/kg以上)

[水素イオン濃度]
酸性、アルカリ性等、pHにより分類します。

強酸性泉pH2未満
酸性泉pH2~3未満
弱酸性泉pH3~6未満
中性泉pH6~7.5未満
弱アルカリ性泉pH7.5~8.5未満
アルカリ性泉pH8.5以上
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