禁忌症等確認年月日 令和元年8月26日 確認者 岡山市保健所長 | |
1 浴用の禁忌症 (1)一般的禁忌症 病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体 衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期 (2)泉質別禁忌症 なし 禁忌症該当者の温泉入浴は専門的知識を有する医師(温泉療法医等)の指導が必要です。 |
公益財団法人 岡山県健康づくり財団分析 | |
源泉名: | 桃太郎温泉 |
湧出地: | 岡山市北区菅野2640-8 |
調査日: | 令和元年7月16日 |
泉温: | 20.2℃(気温30.2℃) |
湧出量: | 85.7 l/min(動力) |
pH値: | 8.9 9.3(R2.3.24分析) |
ラドン含有量: | 41.3×10-10Ci/kg(11.3マッヘ) |
知覚的試験: | 無色透明・無味・無臭 |
泉質: | アルカリ性単純弱放射能冷鉱泉 |
陽イオン | 陰イオン |
ナトリウムイオン 63.22 |
フッ素イオン 12.82 |
カリウムイオン 0.30 |
塩化物イオン 26.95 |
マグネシウムイオン 0.30 |
硫化水素イオン 0.2以下 |
カルシウムイオン 8.12 |
硫酸イオン 4.81 |
アルミニウムイオン 0.1以下 |
炭酸水素イオン 55.00 |
鉄(2)イオン 0.05以下 |
炭 酸イオン 24.05 |
非解離成分 | |
メタケイ酸 35.42 |
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メタホウ酸 1.10 |
桃太郎温泉はラドン、フッ素イオンの2項目が温泉法規定量を越えているため、温泉としての認定を頂いています。
元々の汚染されていない自然水の酸化還元電位はプラス200mv前後といわれ、桃太郎温泉水の酸化還元電位の値もその値に一致していますが、人間の体液等の酸化抑制に役立つと期待されています。
大都市の水道水はプラス600mv前後で自然水に比べ酸化力が強いといえます。
酸化還元電位: | 湧出後5日目 | 13日後 | 36日後 |
204mv | 185mv | 171mv |
温泉法規定
「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。
別表
1.温度(温泉源から採取されるときの温度とする) 摂氏25度以上
2.物質(下に掲げるもののうち、いづれか一)
物質名 | 含有量(1kg中) |
溶存物質(ガス性のものを除く。) | 総量1,000mg以上 |
遊離炭酸(CO2) | 250mg以上 |
リチウムイオン(Li+) | 1mg以上 |
ストロンチウムイオン(Sr2+) | 10mg以上 |
バリウムイオン(Ba2+) | 5mg以上 |
フェロ又はフェリイオン(Fe2+,Fe3+) | 10mg以上 |
第一マンガンイオン(Mn2+) | 10mg以上 |
水素イオン(H+) | 1mg以上 |
臭素イオン(Br') | 5mg以上 |
沃素イオン(I') | 1mg以上 |
ふっ素イオン(F') | 2mg以上 (桃太郎温泉) |
ヒドロひ酸イオン(HAsO4'') | 1.3mg以上 |
メタ亜ひ酸(HAsO2) | 1mg以上 |
総硫黄(S) 〔HS'+S2O3Sに対応するもの〕 | 1mg以上 |
メタほう酸(HBO2) | 5mg以上 |
メタけい酸(H2SiO3) | 50mg以上 |
重炭酸そうだ(NaHCO3) | 340mg以上 |
ラドン(Rn) | 20×10-10Ci/kg以上> (桃太郎温泉) |
ラヂウム塩(Raとして) | 1億分の1mg以上 |
療養泉規定
1.温度(源泉から採取されるときの温度)摂氏25度以上 単純温泉
2.物質(下記に掲げるもののうち、いずれか一)
物質名 | 含有量(1㎏中) | 泉質名 |
溶存物質(ガス性のものを除く) | 総量1,000㎎以上 | 塩類泉(塩化物泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉) |
遊離二酸化炭素(CO2) | 1,000㎎以上 | 二酸化炭素泉 |
銅イオン(Cu2+) | 1㎎以上 | 含銅泉 |
総鉄イオン(Fe2++Fe3+) | 20㎎以上 | 含鉄泉 |
アルミニウムイオン(Al3+) | 100㎎以上 | 含アルミニウム泉 |
水素イオン(H+) | 1㎎以上 | 酸性泉 |
総硫黄(S) 〔Hs-+S2O32-+H2Sに対応するもの〕 | 2㎎以上 | 硫黄泉 |
ラドン(Rn) | 30×10-10Ci/kg以上 (8.25マッヘ以上) | 放射能泉 (桃太郎温泉) |