温泉分析


『桃太郎温泉』は当温泉の源泉名です。(H3.9.24)
禁忌症等確認年月日 令和元年8月26日 確認者 岡山市保健所長
1 浴用の禁忌症
(1)一般的禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体 衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
(2)泉質別禁忌症
なし

禁忌症該当者の温泉入浴は専門的知識を有する医師(温泉療法医等)の指導が必要です。

公益財団法人 岡山県健康づくり財団分析
源泉名:桃太郎温泉
湧出地:岡山市北区菅野2640-8
調査日:令和元年7月16日
泉温:20.2℃(気温30.2℃)
湧出量:85.7 l/min(動力)
pH値:8.9 9.3(R2.3.24分析)
ラドン含有量:41.3×10-10Ci/kg(11.3マッヘ)
知覚的試験:無色透明・無味・無臭
泉質:アルカリ性単純弱放射能冷鉱泉

1kg中の成分(単位mg)
陽イオン 陰イオン
ナトリウムイオン
  63.22
フッ素イオン
  12.82
カリウムイオン
  0.30
塩化物イオン
  26.95
マグネシウムイオン
  0.30
硫化水素イオン
  0.2以下
カルシウムイオン
   8.12
硫酸イオン
   4.81
アルミニウムイオン
  0.1以下
炭酸水素イオン
  55.00
鉄(2)イオン
  0.05以下
炭 酸イオン
  24.05
非解離成分
メタケイ酸
  35.42
メタホウ酸
   1.10

桃太郎温泉はラドン、フッ素イオンの2項目が温泉法規定量を越えているため、温泉としての認定を頂いています。

元々の汚染されていない自然水の酸化還元電位はプラス200mv前後といわれ、桃太郎温泉水の酸化還元電位の値もその値に一致していますが、人間の体液等の酸化抑制に役立つと期待されています。

大都市の水道水はプラス600mv前後で自然水に比べ酸化力が強いといえます。

酸化還元電位:湧出後5日目13日後36日後
204mv185mv171mv

温泉法規定
「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。

別表
1.温度(温泉源から採取されるときの温度とする) 摂氏25度以上
2.物質(下に掲げるもののうち、いづれか一)

物質名含有量(1kg中)
溶存物質(ガス性のものを除く。)総量1,000mg以上
遊離炭酸(CO2250mg以上
リチウムイオン(Li+1mg以上
ストロンチウムイオン(Sr2+10mg以上
バリウムイオン(Ba2+5mg以上
フェロ又はフェリイオン(Fe2+,Fe3+10mg以上
第一マンガンイオン(Mn2+10mg以上
水素イオン(H+1mg以上
臭素イオン(Br')5mg以上
沃素イオン(I')1mg以上
ふっ素イオン(F')2mg以上
(桃太郎温泉)
ヒドロひ酸イオン(HAsO4'')1.3mg以上
メタ亜ひ酸(HAsO21mg以上
総硫黄(S)
〔HS'+S23Sに対応するもの〕
1mg以上
メタほう酸(HBO25mg以上
メタけい酸(H2SiO350mg以上
重炭酸そうだ(NaHCO3340mg以上
ラドン(Rn)20×10-10Ci/kg以上>
(桃太郎温泉)
ラヂウム塩(Raとして)1億分の1mg以上

療養泉規定
1.温度(源泉から採取されるときの温度)摂氏25度以上 単純温泉
2.物質(下記に掲げるもののうち、いずれか一)

物質名含有量(1㎏中)泉質名
溶存物質(ガス性のものを除く)総量1,000㎎以上塩類泉(塩化物泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉)
遊離二酸化炭素(CO21,000㎎以上二酸化炭素泉
銅イオン(Cu2+1㎎以上含銅泉
総鉄イオン(Fe2++Fe3+20㎎以上含鉄泉
アルミニウムイオン(Al3+100㎎以上含アルミニウム泉
水素イオン(H+1㎎以上酸性泉
総硫黄(S)
〔Hs-+S2O32-+H2Sに対応するもの〕
2㎎以上硫黄泉
ラドン(Rn)30×10-10Ci/kg以上
(8.25マッヘ以上)
放射能泉 (桃太郎温泉)

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