ふるさとと呼べるかの地に櫻咲き
散り初めの梅や木蓮が香る頃。
高速道路を何県もまたいで走り
たどり着く無数の笑顔の居る土地。

見知った店の並ぶ道や小豆色の電車。
変わりゆく姿に驚きつつも懐かしく
あっと言う間に関西弁に戻ってる自分。
自由に闊歩できた数年前を思い出し
ちょっと背筋を伸ばして深呼吸する。




ふるさと
瑞樹
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