雨ならば雨をうけとめ
濡れることをおそれず

雪ならば雪をうけとめ
凍えることをおそれず

風ならば風をうけとめ
散りゆくことをおそれず

愛あらば愛をうけとめ
悩み苦しむことをおそれず

命あらば命をうけとめ
死して朽ちることをおそれず

ひととして天を仰ぎ
ただ生きるだけのこの身です

どうしてさからうことができましょう
どうしてさからうことができましょう





ひととして
詩織の部屋へ
2004/01/04