シンボリルドルフ
〜皇帝〜


僕の一番好きな馬。その強さはまさに皇帝の名前通りであったと思う。 日本で2回負けているが、きっちり次のレースでは完膚なきまでに 叩きのめしている。一部の人は相手が弱かっただけといってるが、 私はそうは思わない。何故なら、ルドルフの時代、対戦相手には、 前年の3冠馬ミスターシービ、翌年の2冠馬ミホシンザン、さらに日本馬初のジャパンカップ優勝馬カツラギエースがいたからである。 この2頭の強さは競馬を知ってる人には分かると思う。 3冠戦線でもビゼンニシキなどといったスターホースもことごとく 倒し、圧巻はセントライトもシンザンもミスターシービーもあの ナリタブライアンでさえ 成し遂げてない無敗の3冠達成である。さらに加えて古馬になってからさらに 有馬記念連覇などの偉業を達成し、現在GT7勝というまだ破られない記録も 持っている(テイエムオペラオーとタイ記録。また、グレードレース開始以前の馬とは比較できない)。順当にいけば ルドルフは8冠になっていただろう。何故かというと朝日杯に出走してないからだ。 出れば勝っていただろうが、ルドルフはその強さ故に既に世界を見据えてた。 GTレースの朝日杯をけってまでジャパンカップに来る外国の人たちに日本には こんな強い馬がいるというのを見せるため、あえて朝日杯にはいかず、ジャパンカップ の日のオープン戦に出走。なんなく勝っている。そしてついに日本で敵無しになり アメリカ遠征。結果怪我による6着。そして引退。引退してからもトウカイテイオー等を排出しその血は残っていってもらいたいと思う。
皇帝ルドルフ。その強さは今後も日本を代表する1頭として語られていくに違いない。


16戦13勝
開催日 場所 レース名 距離 頭数 人気 着順 騎手
83.7.23 新潟 新馬 1000 10 1 1 岡部幸雄
10.29 東京 いちょう特別 1600 17 1 1 岡部幸雄
11.27 東京 オープン 1600 5 1 1 岡部幸雄
84.3.2 中山 弥生賞(GU) 2000 14 2 1 岡部幸雄
4.15 中山 皐月賞(GT) 2000 18 1 1 岡部幸雄
5.27 東京 ダービー(GT) 2400 21 1 1 岡部幸雄
9.30 中山 セントライト記念(GU) 2200 10 1 1 岡部幸雄
11.11 京都 菊花賞(GT) 3000 18 1 1 岡部幸雄
11.25 東京 ジャパンカップ(GT) 2400 14 4 3 岡部幸雄
12.23 中山 有馬記念(GT) 2500 11 1 1 岡部幸雄
85.3.31 中山 日経賞(GU) 2500 8 1 1 岡部幸雄
4.29 京都 天皇賞(春)(GT) 3200 15 1 1 岡部幸雄
取り消し 阪神 宝塚記念(GT) 2200 - - - -
10.27 東京 天皇賞(秋)(GT) 2000 17 1 2 岡部幸雄
11.24 東京 ジャパンカップ(GT) 2400 15 1 1 岡部幸雄
12.22 中山 有馬記念(GT) 2500 10 1 1 岡部幸雄
86.3.29 サンルイレイS(GT) 2400 7 3 6 岡部幸雄



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