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大都会の郊外にある陽見（ひるみ）市、そこにある陽見台中学校に、ある 噂が広まった。 学校の近くにある『鳥塚』に『人面ガラス』が出るという。 そして、その人面ガラスを見てしまうと、１００日以内に死んでしまうという。 陽見台中学校の生徒であるナオ・サンゴ・クルミの三人は、噂を確かめる 為に夜の鳥塚へと赴いた。 しかし 話の流れにより、ひとりで鳥塚の前へ 行く事になったナオ。 何も起らない。 鳥塚の前から引き返そうとする彼の背後で突然羽音が！！ 振り返るナオの耳元に羽音の主が語りかける。 あと１００日で、誰か死ぬ。 このゲームはですね、面白いです。 とってもお薦めです。 どんな内容 かというと、町内を犬と散歩するゲームです（笑）。 大通りや裏通りを 日が暮れるまでウロウロします。 ところが、攻略本を買った途端に とっても忙しくなります。 でも、私は攻略本 持っていません。 本屋で 見かけた事もありません。 本当のゲーム内容はですね、まず学校で怖い噂を入手するんです。 それで放課後に先の三人と犬のメロスとで現場に赴いたり聞き込みを したりして、噂の真相を究明していくんです。 入手できる噂は全部で ４４個 あります。 それらを人面ガラスの事件があってから１００日以内 という制限付きで調査するというものです。 実際にプレイしてみるとわかるんですが、まず学校での噂入手方法、 はっきり言って 難しい です。 こんなん始めから知ってないと入手 できないような方法も多々あります。 そして、放課後の探索シーン。 これはですね、かなり 忙しい です。 目的地が目の前だろうと、時間が来たら帰ってしまうんです、彼らは。 そして、それぞれの噂毎に設定された期限（日数）を過ぎると、解決 寸前だろうと、もうその噂はいいやん って言って調査を放棄してしまう のです。 通常は二つ三つの噂を同時に調査する為に、探索シーンに なったら町内の端から端まで走りまくります。 一分一秒すらムダには 出来ません。 でも、入手＆解決できなかった噂の為に、エンディング 後に 二周目が始まります。 一周目に 全ての噂を入手＆解決する 事も可能です。 が、きっちりとしたスケジュールが必要になります。 そういった事に特にこだわらず、のんびり噂を集め、のんびり町中を 歩きまわれば最高に面白いです。 特に雰囲気が とっても良いです。 そして このゲーム、結構バグがあります。 そうそう発生する事でも ないですし、ゲーム続行ができなくなる事もないです。 ですが、攻略 本の通りにゲームを進めれば、 絶対にバグります。 解決しようとするとバグる噂があるんです。 でも、噂によっては別の 解決方法があり、その噂もバグるのとは別の方法で解決できます。 そして、メロスの首輪をつないだ紐は無限に伸びます。 そんなバグの 数々が楽しめます。 ３６０度パノラマ画面で、振り返る恐怖を感じる事が出来ます。 かなり 怖いです。 様々な人間模様、よくできたストーリーが背景にあります。 そして、涙なしでは見れないラストシーン。 泣けます。 昔の学生時代を回想しながらプレイしてみて頂きたいです。 ゲーマー kumaZ の、お薦めの一本です。 |
| ♪『Ｇｌｏｏｍｙ Ｒａｉｎ』 作者：むん様 オリジナル 転載禁止！！ |