トンネルを後にした我々でしたが、時間はまだタップリとある。 R 氏・DE 氏は、そんな私達を
今度は鎌倉へと連れて行ってくれました。 鎌倉に限った事ではないのですが、移動途中に
『ここの近くに・・・』 てな感じで目的地が、まるで チェーン コンボ のようにドンドン増えていきました。
今度は何が待ち受けているのだろう。


〜 一家惨殺の家 〜
家族七人が惨殺された事のある廃屋です。 別名 『サザエさん家』 だそうです。 非常に有名な
 スポットのようです。 ここは私有地なので、
 良い子は勝手に入ってはいけません。 注意
 しましょう。
 警察に通報します! の看板の前で我々が
 立ちすくんでいると、フェンスの切れ目から
 スルリと入り込む R 氏。 私は千年かかっても
 あなたには勝てません。
 すぐ近くに大きな道路やアパート等が回りにあり、
 静かでもなければ暗くもありません。 が、怖い
 です。 かなりブキミです。 霊感急成長のイワ王
 氏が ここは早く出よう と言いだしました。
 子供の気配を感じる と言います。 首が痛いとも
 言います。 ウルフ氏は激しい頭痛を訴えます。
本物です。 さすがにヤバイと感じた我々は早々にここを後にしました。


〜 小坪トンネル 〜
県外でも有名な小坪トンネルにも来てしまいました。 片側に三つ、計六つのトンネルです。 その中
でも、一番ヤバイというトンネルを撮影しました。
ここは、ありとあらゆる心霊体験談があるそう
です。 ただ、けっこう明るいトンネルなので、
心霊スポットと言われなければ ごく普通の
トンネルだと思ってしまいそうです。
ここも何だか気持ち悪いとイワ王氏は言って
いました。 トンネルの上には火葬場があり、
その中では何故か犬が放し飼いされていま
した。 ギャンギャン吠えて我々の邪魔を
します。
もうこの頃には空が明るくなり始めていました。
そろそろ終わりです。


〜 鎌倉幕府のお寺 〜
最後に、我々は鎌倉幕府のお寺に行きました。 正確には、祠と呼ぶのが相応しいです。



結局、朝までスポット巡りをしてしまいました。
ちょっと疲れましたが、それに見合うほどの
密度の濃い内容でした。
 空が明るくなり始めていたのですが、そこへと
 通じる道は木が生い茂っており、真っ暗です。
 鎌倉幕府が滅ぶ時、残った者達がこの上で自害
 した場所だそうです。 そういった場所へと行く事に
 少々後ろめたさを感じました。
 住宅地のすぐ近くにあり、地元でも知らない人が
 結構いるようです。