よく映画やドラマの中で、朝起きたら血まみれで、となりには・・・ といったシーンがあります。 しかし、それは現実に起こりうる事 なのです。 私は体験してしまいました。 鮮血に染まった朝を・・・ またまた学生の頃のお話です。 ある夜、私は少々深酒をしてしまい ました。 当然その夜の事は覚えていません。 どうやって帰ったの かも判りません。 朝、目が覚めました。 ぼ〜っとしながらも上半身を起こした私は、両手に何とも言えない 不快感を感じました。 何かカサカサする・・・ 視線を落とした私は、我が目を疑いました。 赤く染まった両手!! 乾燥しているが、これは間違いなく血の跡!! Tシャツの腹部、そこにも多量の血の跡が!! 何なんだ・・・ これは・・・ 夢か? ふと視線を巡らせると、 血に染まった ふにゃ太郎が!! 何なんだ・・・ 昨夜、何かあったんだろうか? 思い出せん・・・ 私はひとつの結論に達しました。 酔った勢いで ふにゃ に そそう をしてしまったのではないだろうか? とんでもない事をしてしまったのではないだろうか? 私は嫌がる ふにゃ を捕まえ、その身体を調べました。 ふにゃ に 謝りながら・・・ ふにゃ の身体には無数の傷が・・・ ない? どこにもケガらしき ものがありません。 なんで? それじゃあこの血は一体・・・ ズキッ!! 腹部から僅かに痛みを感じました。 血まみれのTシャツをよく見て みると、腹部がズタズタです。 私はTシャツを脱ぎました。 すると 私の腹部がズタズタに引き裂かれて出血して いるではないですか!! なんじゃこらぁぁぁぁぁぁ!! 全てネコの引っかき傷でした・・・ やはり昨夜、私と ふにゃ との間に何かがあったようです。 昨夜 何があったのか、それは今でも謎です。 ふにゃ は黙して語らず・・・ ふにゃ は、それから三日位は 近寄ってきませんでした。 教訓 お酒はほどほどにしましょう。 時には酔った勢いで取り返しの つかない事をしてしまうかもしれません。 しかし ふにゃ よ・・・ もちっと手加減してくれよ・・・ |