一八六五年 四月一四日、米国第一六代大統領が暗殺されました。 それから 約一〇〇年後の一九六三年 一一月二二日、米国第三五代大統領が暗殺され ました。 ケネディ大統領が暗殺された後、この事件をリンカーン大統領の暗殺事件と比較 する人が出始めました。 そして、この二人には奇妙な共通点が存在するという のです。 第一に、この二人は市民権拡大の為に積極的に働いていた。 第二に、後頭部を銃で撃たれた。 第三に、暗殺現場には夫人が同伴していた。 第四に、この二人の後継者は 南部出身の民主党員であり、共に 『ジョンソン』 と いった。 『アンドルー・ジョンソン』 は一八〇八年に生まれ、『リンドン・B・ジョン ソン』 は一九〇八年に生まれている。 第五に、彼らを撃った暗殺者もちょうど一〇〇年違いで生まれている。 『ジョン・ ウィルクス・ブース』 は一八三九年に生まれ、『リー・ハーヴェイ・オズワルド』 は 一九三九年に生まれている。 更に、エイブラハム・リンカーンにはケネディという名の秘書がいて、彼はフォード 劇場に リンカーンが行く事に強く反対していた。 ケネディには リンカーンという 名の秘書がいて、彼はケネディの ダラス訪問に強く反対していたという。 これらの不思議な因果関係は全てが偶然の一致なのであろうか。 みなさまは どのように考えられるのだろうか。 最後に、ブースは リンカーンを劇場で射殺して倉庫に逃げ込み、オズワルドは ケネディを倉庫から撃ち、劇場に逃げ込んでいる。 |