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赤道儀
PENTAX MS-3

オークションで購入した中古です。
小型軽量ながら非常に頑丈で、星野撮影に活躍してくれそうです。
極軸望遠鏡のレチクルに歳差補正が付いていないので極軸合わせが難しいと思っていましたが、日時メモリを合わせて○の中に北極星を入れるだけで、星野撮影では問題なく追尾していました。

タカハシ EM-200B、国際光器 スーパーナビゲーター

タカハシの代表的な中型赤道儀です。
'96年製の中古をオークションで購入しました。

重量は赤道儀のみで16kgとズッシリ重く、出し入れが大変じゃないかと心配してましたが、組み立てが簡単なのであまり気になりません。

極軸あわせは簡単なのに正確なセッティングができます。
普通に極軸合わせするだけで10分くらいなら直焦でノータッチガイドが出来ます。
ピリオディックモーションを測定したところ、10分で±2″、30分で±5″という好成績でした。憧れのペンタックスMS-5系の赤道儀に迫る精度で大満足です。

とはいうものの自動導入は出来ないタイプなので、暗い天体を導入するにはファインダーとデジカメの試写に頼るしかなく、モザイク撮影には目盛環を使わなければならず、非常に苦労していました。
テンマ化は高額で、高速導入を得る代わりにピリオディックモーションが大きくなると言われているのでためらっていました。

そこで簡易導入システムのスーパーナビゲーターを購入しました。
精度は今ひとつですが、電源は9V電池でパソコン無し、クランプフリーで気軽に鏡筒を振り回せるので、非常に気持ちが良いものでした。
精度不足とはいえ手持ちの鏡筒では必ず写野に収まっているので、デジカメで試写をして対象を中心に持って来るようにしています。
機動性は抜群なので撮影だけでなく、観望用にも気軽に使えます。

積載重量は16kgなので重量を気にせず積めるようになりました。
ε160の上にガイド鏡を積んでもまだまだ大丈夫です。



高橋製作所 V−1赤道儀


20年ほど前、従兄弟にもらった赤道儀です。
30年は経っていると思いますが、動きは滑らかです。

極軸は外付けのポラーファインダーで合わせます。
ただ撮影時はさらに微調整が必要で、セッティングには時間がかかります。

ミザールのモータードライブMMDが簡単に付くように工夫されていたり、三脚はもとの3分の2の長さに切っており、いわゆるポタ赤として気軽に持ち運べるのが長所です。

しかし撮影となると安心して追尾できるのは100mmくらいまでで、直焦点撮影は相当骨が折れました。
MMDが不安定で常時ガイド星を見ながら微動スイッチを触ってないといけません。
それだけにはじめて直焦撮影に成功したときは感動しました。

今はMMDが壊れて追尾できなくなったので観望用に使っています。