立ちのぼる銀河

この日は0時頃から晴れて、3時間の間夏の銀河を堪能しました。月曜の早朝だったので車の往来が少なく、撮影に集中できました。

下に屋根や電信柱、雲のかかった山が写っていますが、それがかえって宇宙の神秘を感じさせます。想像して描いたイラストのようなとても不思議な感覚です。

このレンズは普通の標準ズームですが、デジカメ対応で色収差が少ないので、天体写真にも使えます。ここまで広角にすると、こんどはCCDの画素の少なさが非常に気になります。星野星景写真を撮影していると中判の銀塩で撮影したくなります。

写真は自宅のほぼ真南の写真です。この画角の範囲は光害がほとんどありません。撮影条件の良い、おもに南中している天体をいつも撮影しています。
2005年6月6日 2:23〜2:43
露出:5分×4枚
レンズ:Sigma18-50mm F3.6-5.6 → 18mmF4
カメラ:Nikon D70(IR改)
ガイド:EM200Bにてノータッチガイド
場所:自宅