さそり座と夏の銀河
2006年5月3日 3:13〜3:35
露出:5分×4枚
レンズ:SP AF28-75mm F2.8 XR Di → 28mmF4
カメラ:Nikon D70(IR改)
ガイド:SN3にてノータッチガイド
場所:自宅



GWの狭間は大雨でGW後半の天気が心配でしたが、5月2日夕方に雨があがると夜半には晴れ間が広がりました。
この日の夜はしらびそ遠征の準備をする予定でしたが、体がだるく眠気が取れないので遠征を諦めて自宅で撮影しました。

夜半にはさそり座が狙える高度になり、イプシロンでせっせと撮影しているのが画面下に写っています。左下にはエスティマがちょっと写っています。この方向から車のヘッドライトが当たるので光りよけに置いています。

奥様には内緒ですが、しらびそに向けて星野撮影用にMS3の中古を購入していました(^^;
1ヶ月ほど使う暇がなくこの日初めて使いました。極軸望遠鏡のレチクルに歳差補正がないのでどうしようと思ったのですが、意外とズレはないようです。カメラレンズなら十分にノータッチガイド出来そうで安心しました。

さて撮影は簿明直前の一番いい状態の空で、5分露出にしてはよく写っています。本当は10分にしたかったところなのですが、この前で撮影しているD50の赤外線リモコンが後ろのD70に反応して自動でシャッターが切れてしまうのです(^^;簿明も近いしタイマーを気にしなくていいのでこれでいいや、とそのまま撮影しました。
一方イプシロンはM8,M20を向いているんですが、すべててピンぼけ(TT)大魚を逃した気分です。

山の稜線からくっきり星が写っています。これほどの空は年に数回しかお目にかかれないと思います。それがGWに当たってくれてラッキーでした。興奮していたのかすっかり疲れを忘れて簿明まで撮影しました。

さそり座の位置を下に貼り付けました。これは昨年のGWに撮影したさそり座です。画像処理が未熟なので色が褪せたように見えますが、実際の空は撮影場所の違いもあり昨年の方がずっと良かったです。