潮吹き展望台で撮影した銀河です。夜半まではやや眠い空でしたが、3時ころから透明度が良くなり紀伊半島から昇る銀河が幻想的でした。
下に見えている光は漁り火です。対岸は白浜あたりなので光害が少なく、吉野の山から現れてくる星がくっきり見えていました。
潮吹き展望台はリアス式海岸で、波が荒いときは直下の潮吹き岩から30mもの潮が吹き上げるそうです。東から南西にかけては全く障害物がなく、自宅では撮影できない南の低空を撮影するのに好適な場所でした。
このレンズは1万円のアウトレットで、オマケに昨夏海水浴(潮吹き展望台近くの田井ノ浜)に行ったときに家内がアスファルトに落としてしまってもうダメかな?と思ったほど外観は傷だらけのレンズです。撮影の時は間違って開放で撮影してしまったのですが、後で画像を見て周辺像の良さに驚きました。広角は面白いので、これからお気軽撮影に使おうと思います。
ノーフィルタなのでハロが少々出ていますが、バックグラウンドや銀河の色は自然で画像処理が楽でした。
昇る夏の銀河
2006年3月4日 3:55〜4:16
露出:5分×4枚
レンズ:Sigma18-50mm F3.5-5.6 → 18mmF3.5
カメラ:Nikon D70(IR改)
ガイド:EM200Bにてノータッチガイド
場所:由岐町潮吹き展望台