2006年6月12日 1:23〜2:04
露出:10min×4
レンズ: 105EDHF fl700mm F6.7
カメラ:Nikon D70(IR改) ISO800
ガイド:EM200Bにてノータッチガイド
場所:自宅
一部トリミング
M8をクローズアップして撮り直してみました。
M8は肉眼でもその位置はすぐわかります。干潟星雲という名前は、大きな星雲の中を横切る暗黒帯の複雑な模様が、写真では水が引いたあとの干潟のように見えることから名づけられたものです。NGC
6530という明るい散開星団が重なっているのでとてもにぎやかで、すばらしい眺めを楽しめます。
M8(干潟星雲)
M8(干潟星雲) 月刊天文'06年11月号入選作品
2006年7月28日 11:18〜23:53
露出:8min×4
レンズ: ε-160 fl530mmF3.3
フィルタ:LPS-P2
カメラ:Nikon D50(IR改)ISO1600
ガイド:EM200B、miniBORG60+DSI-PROguider
場所:自宅
M8とNGC6559を一緒にフレーミングしてみました。M8は何度となく撮影したのですが、NGC6559はほとんど写っておらずずっと撮影したい対象でした。梅雨明けの最高の空で撮影できたので、モニタには「猫の手」がクッキリ写っていました。
画像処理はM8中心部の輝度が非常に高いので、その輝度を少しずつ落としながら、淡い部分の輝度・彩度を持ち上げて仕上げました。生データは12bitのダイナミックレンジをほぼ使い切ったまさに適正露出でしたので、意外と簡単に処理できました。銀塩と同じでデジカメでも適正露出は大切だな〜と改めて感じました。
2007年4月20日 4:12〜4:32
露出:10minx2
レンズ:miniBORG45EDU+7885 (fl276mmF6.1)
カメラ:Nikon D50(IR改)ISO1600
フィルタ:LPS-P2
ガイド:EM200Bにてノータッチガイド
場所:自宅
M8周辺 星ナビ'07年8月号入選作品
miniBORG45EDUとx0.85レデューサーの作品です。この組み合わせでは、M8とM20が余裕ではいります。でもそれだけではつまらないので、M8の東側の濃い天の川と一緒にフレーミングしてみました。M8は干潟星雲と呼ばれています。どういうわけで干潟なのかよくわかりませんが、この写野では天の川を海に見立てると干潟に見えなくもないですね。
簿明にかかり2枚しか撮影できなかったのと、簿明とフィルターの影響でM20の青い星雲が薄くなってしまったのが残念でした。