2005年9月30日 1:59〜2:20
露出:5min×4
レンズ:ε-160 fl530mmF3.3
カメラ:Nikon D70(IR改) ISO800
ガイド:EM200B、BORG76ED+ST-4にてオートガイド
場所:自宅
M52(画面中央左)は秋の天の川に横たわるカシオペヤ座にある、小口径望遠鏡でも楽しめる散開星団。1744年にモンティニュー彗星を観測中のメシエが発見したもの。星数は200個以上ともいわれています。
M52の右下にある赤い散光星雲は「しゃぼん玉星雲」と呼ばれているNGC7635です。非常に面白い形をしているので下にクローズアップしてみました。また、右にちょっとだけ見えているのがNGC7538です。
それからよく見ると画面下には淡い星雲が広がっています。ちょっと構図が悪かったので、露光時間を増やして再挑戦してみようと思っています。
2006年7月28日 1:59〜2:41
露出:10minX4
レンズ:SE200N fl1000mmF5+ビクセンコマコレクタU
カメラ:Nikon D50(IR改)ISO1600
ガイド:EM200B+BORG76ED+DSI-PROguider
場所:自宅
M52とNGC7538をフレーミングしてみました。NGC7538は非常に淡いので10分露出してみたのですが、これでも周辺の淡い部分がほとんど写っていませんでした。淡い部分の強調は諦めて控えめ処理をしたので、M52はじめ恒星の色が奇麗になりました。夏場はノイズが多くなるのでせいぜい10分露出(ISO1600)までにして、コンポ枚数を増やす方が効果がありそうです。
2006年10月19日 1:57〜5:15
露出:15minX8
レンズ:miniBORG45EDU+7885 fl276mmF6.1
フィルタ:LPS-P2
カメラ:Nikon D50(IR改)ISO1600
ガイド:EM200Bノータッチガイド
場所:自宅
miniBORG45EDUでより広角の写野でM52付近を撮影しました。
Fが暗いので十分に露出をしてみました。今まであまり出ていなかったしゃぼん玉星雲の周りの淡い星雲が写っていました。この写野の右にも淡い星雲があるので、2枚モザイクするのも面白いかなと思っています。
300mmくらいの焦点距離ならノータッチガイドで十分なのですが、極軸合わせが甘くて少し流れてしまいました。WEB上ではわかりませんが、拡大すると星が長くなっています。