アンドロメダ大星雲は、日本から見える銀河としては最大のもので、天文ファンのみならず広く一般に知られている有名な天体。満月を横に5つ並べたほどの大きさと、肉眼でもはっきり見える明るさを持つ。すぐ近くにM31の伴銀河であるM32(右下)とM110(左上)があり、どちらも双眼鏡でよく見えます。

M31(アンドロメダ大星雲)
2005年8月6日 1:46〜2:16
露出:15分×2枚
レンズ: ペンタックス 105EDHF fl700mmF6.7
カメラ:Nikon D70(IR改)
ガイド:EM200B、BORG76ED+ST-4にてオートガイド
場所:自宅
2005年9月30日 1:23〜1:49
露出:10分×2枚+5分×2枚
レンズ: タカハシε-160 fl530mmF3.3
カメラ:Nikon D70(IR改)
ガイド:EM200B、BORG76ED+ST-4にてオートガイド
場所:自宅
ε-160のファーストライトです。イプシロンは短焦点で明るく、周辺まで非常にシャープな反射望遠鏡なので、一眼デジカメにはベストマッチといえます。
10分露出では中心部が飽和するほどクッキリ写ります。それだけ快調が豊かなので、画像処理が非常に楽になりました。
コンポジットを増やせば、もっと情報量の多い画像になりそうです。
M31(アンドロメダ大星雲)
2007年7月16日 3:00〜2:42
露出:5分×8枚
レンズ: miniBORG45EDU+7885 fl276mmF6.1
カメラ:Nikon D50(IR改)ISO1600
ガイド:ノータッチガイド
場所:自宅
台風一過の澄んだ空で撮影したので淡いところまで写りました。大きな銀河なので、ミニボーグクラスの焦点距離でも十分迫力のある画像になります。
系外星雲はHaは小さく淡いのでフィルタ改造していないデジカメで撮影した方がカラーバランスが崩れず画像処理が楽だと思います。改造機種では下の2枚のようにマゼンタによってしまいがちです。