M17はギリシャ文字のΩという字に似ているのでオメガ星雲といわれています。星雲のほとんどがガスなので写真のようにはっきりとは見えません。
中心部の明るいところは双眼鏡でも見えます。逆さまにすると白鳥が水面に浮かんでいる格好とよく似ています。

オメガ星雲(M17)

2005年8月27日 22:02〜22:35
露出:8min×4
レンズ: 105EDHF+0.72reducer fl504mmF4.8
カメラ:Nikon D70(IR改) ISO800
フィルタ:LPS-P2+L-41
ガイド:EM200B、BORG76ED+ST-4にてオートガイド
場所:自宅
2006年5月4日 1:48〜2:30
露出:10min×4
レンズ:SE200N fl1000mmF5+ビクセンコマコレクタU
フィルタ:LPS-P2
カメラ:Nikon D50(IR改)ISO1600
ガイド:EM200B+BORG76+ToUcamPROU+Astrosnap
場所:自宅
SE200Nでは最初の本格的な撮影です。
鏡筒はノーマルのままですが、光軸を詳細に合わせコマコレクタUを使用したので周辺像は非常に良くなりました。恒星がぼってりしている感じが惜しいですが、それ以外は文句なしです。
鏡筒にフードを付けると1mを越えるので、風があるとガイド不良をおこします。ガイド精度を上げると恒星像が良くなりそうなので、今後は鏡筒を補強しようと思います。

オメガ星雲(M17)

M16(わし星雲)とM17(オメガ星雲

2007年5月18日 0:05〜3:14
露出:7min×12X2mosaic
レンズ: ε-160 fl530mmF3.3
フィルタ:LPS-P2
カメラ:Nikon D50(IR改)ISO1600
ガイド:EM200B、BORG76ED+DSI-PRO+PHDGuiding
場所:自宅

この日は今年最高クラスの透明度でした。一度M16とM17をモザイクで撮影してみたいと思っていたので、じっくりのべ3時間の撮影です。PHDguidingの精度を確かめたかったので、長時間撮影でコマごとのズレがどれ程あるか調べてみました。結果は±0.3ピクセルくらいとほぼ完璧でした。単に12枚重ねても全くズレはわかりません!すばらしいガイドシステムが出来上がりました。