2005年6月28日 23:19〜23:59
露出:10min×4
レンズ: ペンタックス 105EDHF fl700mm F6.7
カメラ:Nikon D70(IR改) ISO800
ガイド:EM200Bにてノータッチガイド
場所:自宅
一部トリミング
いて座とたて座の境にある散光星雲です。
上のM16はその形からわし星雲と呼ばれています。中心部には散開星団があり、望遠鏡でよく見えますが、赤いガスの部分はほぼ見えません。
星雲の中心部にはかすかに赤いガスのひだ模様が見えます。
ここはハッブル望遠鏡(HST)の写真で有名な場所で、このガスの中から新しい星が次々と誕生しており、生まれたばかりの星達が強烈な光を発することで周辺のガスが照らされているそうです。
この日は非常に蒸し暑くてノイズだらけの画像のうえに、撮影途中に飛行機が通ってしまいました。
熱ノイズのひどいところはトリミングして、ノイズ処理をいつもより強めに行いました。ランダムノイズはある程度消えましたが、星雲の階調が少なくボテッとした画像になってしまいました。
一眼デジカメは熱に弱く、F値の大きな望遠鏡では夏場の撮影はつらいですね。自宅では100V電源が使えるので、簡単な冷却装置を作ろうかなと考えています。
2006年7月28日 0:41〜1:10
露出:5minX4
レンズ:SE200N fl1000mmF5+ビクセンコマコレクタU
カメラ:Nikon D50(IR改)ISO1600
ガイド:EM200B+BORG76ED+DSI-PROguider
場所:自宅
透明度の良い空でM16中心部は良く写りました。ただ気温が高かったので露出を5分に控えたのが影響して、淡い部分の階調がもの足りません。コンポ枚数も足りませんでした。暑いときの一眼デジカメ撮影は苦しいです。