冬の銀河
ケフェウス座からふたご座、オリオン座、いっかくじゅう座の銀河です。

冬の銀河ではいちばん賑やかな場所です。散光星雲も写りの良い大型のものが集まっており、見応えがあります。
それから銀河の中に暗黒星雲が網の目のように広がっている様子も興味をひきます。

左上からケフェウス座の勾玉星雲、真ん中には双子の足元のクラゲ星雲とモンキーフェイス星雲、真ん中下にはエンゼルフィッシュ星雲、左下にはいっかくじゅう座のコーン星雲とバラ星雲が収まっています。

露出をかけてコンポジット枚数を多くしたので、滑らかクッキリの画像に仕上げられました。
中判銀塩には及びませんが、かなり銀塩の風合いに近づいてきたような気がします。

これならモザイクあるいは画素数の多いD200等を使えば、ひょっとしたら中判銀塩に迫る画質になるかもしれません。

画像処理については覆い焼きに似た処理で、かなり全体を均質に表現出来るようになりました。あとは偽色の処理を工夫して、星粒をもっと綺麗に表現したいですね。
2005年12月1日 2:13〜3:36
露出:10分×8枚
レンズ:SP AF28-75mm F2.8 XR Di → 28mmF4
カメラ:Nikon D70(IR改)
ガイド:EM200Bにてノータッチガイド
場所:自宅