強力な電波源としても有名な楕円銀河。ケンタウルス座にあります。見かけの大きさは満月の3分の1ほど。大型望遠鏡で撮影するとややつぶれた円形で、真ん中を横切る暗黒物質のすじが印象的です。たいへんに活発な活動を続けていて、X線像や電波像で観察すると、銀河の両極方向に銀河ジェットの噴出が確認でき、銀河中心部に巨大ブラックホールの存在などが考えられています。

写真はミニボーグで撮影したので像が小さく、トリミングしています。それでも中央の暗黒帯やその中の輝星がわかります。子供の頃写真集で見て、いつかは撮影したいと思っていました。次はもっと拡大して撮影してみます。


CenA(NGC5128)
2005年5月3日 11:32〜11:44
露出:3分×4枚
レンズ:ミニボーグ60+7885(x0.85レデューサ) fl276mm F4.6
カメラ:Nikon D70(IR改)
フィルタ:LPS-P2,L41
ガイド:EM200Bにてノータッチガイド
場所:中尾山高原
トリミング