超マジ激ヤバに忙シス!(←若作り)なので諦めようかと思ったんですが、またしても「イッタレ!」とばかりに行ってしまいました。ああ(ため息)、仕事、ど〜〜するよ〜〜・・ みなとみらい駅から直結の複合施設・クイーンズスクエア横浜。 その中にある会場、横浜みなとみらい大ホールには開演の20分ほど前に到着。 アプローチがいいですねえ、オサレ〜なショッピング・モールの広い広い吹き抜けを登ったエスカレータの先にあるなんて。 ここはもちろん初体験のホールですが、中規模なので音響的には好みのはず。 チケットもぎり時にビニールの手提げを渡されました。 その手提げの表面には・・ おお!!例の、新聞タワーに載って新聞を読む玉姿のプリントが! 中には本日のプログラム。 そしてまたしても「玉木on新聞タワー」の写真のステッカーです。 あと、いろんなコンサートのチラシとか。あれやこれや。 なのに私&玉友さんの二人は残念ながら最悪席。 席についてみると、やっぱり遠いなあ・・・ でも正面のパイプオルガンの前に巨大なスクリーンが架かっていて安心しました。 「それでもやっぱり“生”で見たいよね〜」と玉友さん。 そう、このスクリーン画像は少し紗がかかったようになるんですよね。 ステージには既に何人かのメンバーがチューニングなぞ、してました。 いいなあ、やっぱり。この空気。雰囲気。 どこかおごそかで、でもワクワクさせてくれる。 そして定時、司会による前振りもなく、指揮者:上野正博さんが突然スタスタ現れて演奏開始です。 まずは威勢のいいシャブリエ「楽しい行進曲」。 この曲後に司会の池上さん&ナビゲーターの井上さんが現れて曲の解説でした。 こうして前半の曲目は: ベゼー「カルメン」前奏曲 シューベルト「軍隊行進曲」 ストラヴィンスキー「サーカス・ポルカ」 デュカス「魔法使いの弟子」 曲もいいところのダイジェストみたいで「お子様ランチ」なメニューです。 その割には客に子供の姿が意外に少なく、残念。 やはり位置のせいで音響面でも金管がやたらと響いてきて耳が痛かった。 休憩(15分) と、ここで前半だけの演目をとりあえずあげたのは何故か、もうご存知ですよね。 そう、この間「出てこない!出てこない!!」 と、文字通り「玉詰まりのパチンコ台」を叩くかのような叫びが脳内をぐるぐる廻ってたのは、私だけじゃなかったはず・・・ この雰囲気がムンムン充満していてなんか不思議なコンサートでした。 オケのみなさんもさぞ複雑な胸中だったでしょうねえ。なむ〜〜。 そこで観客のほとんどがどこか心ここにあらず・・・なのにたまりかねたんでしょうか、 司会の池上さんか井上さんが、前半の途中で突然「みなさんお待ちかねの玉木 宏さんは後半でご登場いただきますので」と説明。 これに安堵なのか、「納得」なのか、落胆なのか、「ぁ゛〜〜」みたいな声を上げた会場の反応がオモシロかった。 そしてクラ・ファンとしてはカナしくもあった。 そのくせ、来るンじゃなかった、とすら思いました。前半はまるまる出てこないんだもの。 チケット代と往復の新幹線代を握手“権”に使えばよかった、とも。 15分間の休憩ではトイレの前に長蛇の列です。 その長蛇の列の脇には、簡易折り畳みテーブルでクラシックのCDも売られていました。 その中にはもちろん『のだめ』関連のCDや、フォル・ジュルネのも。 そして開演のアナウンスと共にいよいよ第二部のオープニング。 またまた指揮者がいきなりスタスタ現れて(歩き方が特徴的だったんですよ)振り始めたのはワーグナーの「ローエングリン」より第3幕への前奏曲です。 いい音楽だぁ・・でも・・音楽に集中し切れない自分・・・カナしい。 ワーグナーは大好きなのになぁ。 ああ、煩悩よ・・・(悶) で、ワーグナーが終わると「読響は世界で唯一の、新聞社のオーケストラ」(と、プログラムに書いてある)という所以を司会の池上さんが説明してくれて、 次の曲は J.シュトラウス2世によるワルツ『朝の新聞』。 とーちゃん(1世)もジュニアも似たような曲ばかり作る親子だなあ、と変に感心。 さて、曲が終わって池上さんの解説。そしてナビゲータの井上さんが「踊りだしたくなるような曲でしたねえ」とのコメント。このとき後方で金管や打楽器メンバーが撤収?を始めました。池上さんは「大きい楽器のチューニングのために」とおっしゃいましたが、どうやら次は小編成の曲なんですね。 作曲家はジョリヴェ? 名前をどこかで見たことぐらいしかないなぁ・・ ・・とか思っていると・・・!!! 「さてみなさんいよいよ!! お待たせしました。読売新聞の顔と言えば・・・」との井上さんの紹介で舞台脇から颯爽と! ・・カッコよ過ぎる・・・千秋さま、再び。 これに場内拍手喝采! +押し殺したような悲鳴 +押し殺さない「玉ちゃ〜〜ん」の歓声。 お待たせし過ぎだよ〜〜(泣)、「後半の後半」じゃん!!! いつもいつも玉イベントで驚くこと。 それはですね、 心の準備のために頭の中に描いている姿より、はるかにはるかに実物がかっこいいこと。 息を呑みました、やられました、連戦連敗。 むっちんプリン♪な太ももンはどこへやら。 細〜〜い、長〜〜い足! 黒のスーツに、シャツは襟の端が少しだけ前に折れたタイプのウイング・カラーですね。 髪は茶色で軽くウェーブしてます。話題になってた刈り上げは気になりません。 もうホント、ため息。 会場内もため息。 そこだけ別世界のような立ち姿に、池上さん、「玉木さんの隣に立ちたくないですねえ」と。 お気の毒ですが、凄まじいコントラストです。 早速池上さんが「今の曲はどうでしたか?」とか訊くと、「朝、コーヒーを飲みながら、新聞でいいニュースを読みながら聴きたい曲でしたね」とかなんとか。 そして「朝はやっぱり新聞ですね」と締めて、読売イメキャラのお勤めご苦労さん。 &このソツのない返答ぶりになぜかホッとする母親目線の私・・・。 しかしこの会話に割って入るように客席から「玉ちゃ〜〜ん!!」の掛け声。 なんちゅう無粋な!(怒) 大好きな人なんでしょ? その人のお仕事を汚しちゃいけません。 そして「明日、読売新聞に凄いことが起きるンですよね」という井上さんの言葉に玉木氏、新聞を手にとって大きく広げて「読み上げ」ます。 この紙面はどうやら入り口で配布された手提げの中に入っていた新聞1枚と同じようです。 でも玉木氏のは内側がアンチョコというわけ。 「明日、3月31日から読売新聞の文字が大きくなります。・・・云々・・・僕にとってもありがたいことで・・・云々」 思いっきり確信犯な棒読みです。それも無駄にイイ声で! 笑えました〜。会場にもドッと温かい笑い声が。 それを受け継いだ形で井上さんが解説、「みなさん、(新聞紙面を)是非、ご覧になってください」との井上さんの言葉に、玉木氏がいちいち「はい」「はい」と重低音のイイ声で返事するのもウケてた〜〜! 「みなさん」と言ってるだろ〜が! オモシロすぎるゾ〜〜、 玉木ing! そんなおしゃべりの中、「ここで玉木さんがいなくなっちゃったら、みなさんから大変なブーイングですよねえ」と池上さん。分かってらっしゃる。 ここでフルート奏者・上野由恵さんが白い光沢のあるドレスで登場、紹介を受けます。この間、横で玉木氏がやたらとギョロ目&険しい?真面目な表情で井上さんの経歴を聞いているのも、笑えた〜〜、そんな難しい経歴かい? で、ジョリヴェの『フルート協奏曲』。 プログラムによれば「フルート奏者を目指す音大生なら避けては通れない曲」とのことですが・・・・この日の「お子様ランチ」なメニューの中では思いっ切りKYな、無調の難解な曲に思えましたよ〜、現代クラシックですもん。デュティユーなら聴きたかったな〜。 演奏終了後、再登場。 この曲の感想を訊かれて「大変緊張感のある曲ですね、演奏も素晴らしかった」と厳しい面持ちで答える玉木氏です。「玉木さんに褒められるなんて・・・、ファンのみなさんごめんなさい!」とペコリの上野さん、う〜〜ん、確かにコワいですよねえ。 むぅ、みなさん、分かってらっしゃる。 そしてフルートの上野さんがフルートを始めたきっかけとか、これからの抱負のお話を。 この間も玉木氏がいちいち「ホゥ!」みたいなアヒル口になったり、うんうんうなづいたり、反応が大きいのも笑えた&かわいいゾ。 そして池上さんの「玉木さんも音楽をされてるんですよね」との問いに 「クラシックほどスケールは大きくないけど」と答える玉木氏。確かアルバムのことにも触れました。さらに池上さんに「忙しい玉木さん、今後のご活動の予定は?」と訊かれ、 「まだ発表はできないんですが、一番近いところでは『篤姫』で坂本龍馬役をやらせていただきます。」とか。ここで大きな拍手が。 楽しみですもんね〜〜!! ここで次の曲の解説へ。なんと、この曲に付けられた?短い詩を玉木氏が朗読してくれるという、大変ブラボーな企画。 「森の奥、暗くて・・・小さな流れが〜」 美声に酔いしれるとは、まさにこのこと。 イイ声だとは思ってたけど、生で聴く玉声は格別です。 おまけにやっぱり言葉の一つ一つの抑揚に見え隠れする表現力が素晴らしい。 そう、「言葉で伝えたい」って言ってたもんね。 めざまし時計なんて当たらなくてもいいからサ(って欲しいけど)、この朗読のCD、出してくれないかな〜〜。 と言いつつ、途中で「きゅうきゅう」だったか、「りゅうりゅう」だったか、「あれ、漢字が難しかったのかなぁ?それとも単に噛んだ?」と思える部分があって、急に「漢字」が心配になってきた私。 大丈夫か? 玉ちゃんよぅ・・・ それでも「・・大きな流れになって・・・注ぎ込む」まで無事に読み終え、ホッ。 きっと誰よりもワシが一番、安心したぞい。 はぁ〜、心臓に悪い。 このときの客席全体の「ほぅ〜〜」っていうのが、詩の朗読への感嘆なのか、私と同じ「安堵」なのか、大変ビミョーなところではありました(笑) そこで池上さんによるチェコの歴史の解説に続き、上野正博さん指揮によるスメタナの『モルダウ』。 何度聴いても素晴らしい曲です。 演奏後、再度3人が登場。楽屋裏で池上さんたちとも打ち解けたのか、表情が断然柔らかくなってました。いい笑顔だ。心があったかくなる。 で、池上さんに曲の感想を訊かれて、 (『のだめ』ロケでプラハに行ったことに触れながら)「チェコの情景が浮かびました」 と答えた玉木氏。 この曲が流れた「コンクールの先輩・・」のシーンは思い出しませんか? 千秋先輩。 「いよいよアンコールですね」との池上さんの言葉に、 指揮者の上野さんに向かって何かしゃべった玉木さん、指を立ててましたが? そこで池上さんが「玉木さんに頼まれたら上野さんもイヤとは言えませんねぇ」と。 (ここのやり取り、「内輪話〜」みたいな感じで遠くからは意味不明でした。) で、上野さんから受け取った紙を 「J.シュトラウス1世の『ラデツキー行進曲』。」 と読み上げた玉木氏のアナウンスで、アンコールの演奏開始。 (思えば行進曲の多いコンサートでしたわん。構成を担当された方、何を思ってか。) 出だしは上野さんが単独で指揮してましたが、客席の手拍子が完全にずれててやりずらそう。それでもすぐに、この曲のお約束の手拍子に。 やはり曲に合わせて手拍子を打っている玉木氏にオイデオイデして、何と指揮台の上に立たせました! あ〜〜、千秋真一、再臨だ〜〜〜!! 指揮台に立つと一段と映える長身です。 客席に向かって手拍子を打ってるんですが、手のひらが長くて見栄えがします。 おまけに曲の強弱を付けるように手拍子を強くしたり、弱くしたり、を上野さんに倣って。 途中から断然、楽しそうにニコニコしてます。 やっぱ「ニコ玉」、いいなぁ〜〜。 はぁ〜〜、でも、いやだなぁ〜、もう終わりだ〜〜 客席の満面の笑顔も手拍子も最高に盛り上がったところで、演奏は終わりを迎えました。 そして池上さんに「どうですか、指揮台に登って指揮する気分は?」とか訊かれ、 「楽しいです」 と即答した玉ちゃん。終演のあいさつを告げる井上さんの言葉と共に退場。 私もすんごく楽しかったです。 はるばる横浜まで来たことを途中で何度も後悔したけど、そんなことは「ニコ玉」を拝めたことでぜ〜〜んぶ、塗り替えられて。 日頃の忙しさも悩みも吹っ飛ぶ、あの笑顔。来てよかった〜〜♪ 「よっしゃ、私もがんばるゾ」!! (読響コンサート・レポ、おしまい)