愛し君へ![]() 《放送》2004年4月〜6月 フジテレビ 《原作》さだまさし 《脚本》坂元裕二 《出演》菅野美穂 藤木直人 伊東美咲 玉木宏 森山未来 研修医、友川四季(菅野美穂)と写真家、安曇俊介(藤木直人)の出会いから結婚までの紆余曲折のストーリーが長崎の風景とともに語られます。菅野美穂さん熱演ですが、演出、思わせぶりで繰り返しの多いBGMでちょっと引いてしまいます。 玉木君は四季の大学時代の友人で、四季へ想いをなかなか打ち明ける勇気のない青年、折原新吾を演じます。珍しく、当時の実年齢より上の26歳の設定です。髪型はローマ皇帝の肖像彫刻のような短めのバング、サイドは短めで、後ろは長目です。若くてかわいい。 「日本映画Magazine」の「真夏のオリオン」インタービューで玉ちゃん自身が言っている「語尾をちょっとだけのばす」話し方です。 ストーリー 空港のトイレで喪服に着替えている新吾(玉木君)、四季と浅倉亜衣(伊東美咲)。但し玉木君の着替え画面は一瞬です。急逝した大学時代の友人、安曇利也の葬儀へ出席のためです。なぜか喪服で平和公園の前を走る姿が素敵です。 安曇家へ向かう坂道で、新吾が「前によく利也のとこへ実家から送ってきたおいしいカステラ買って帰ろう」「家の人に訊けないなら、利也に」と携帯をかける。「おかけになった番号は」のメッセージが流れます。死者との携帯通話、あとの発展への複線でもあるのです。 通夜の席で親戚たちが「ヌード写真を撮っているロクでもない長男が生き残って、まじめな弟が死ぬなんて」といっています。海岸で断りもなく四季の写真を撮ろうとした男が、噂の兄の俊介で、灯籠流しにも加わらす、携帯で話しているのを見つけ、非難した四季に「カツ丼食べに行こう」 東京へ帰って、3人での再お通夜(?)。ここで四季は研修医で目下小児科担当、亜衣は3歳の娘を持つシングルマザー、新吾はシェフの修行中とわかります。 こんな経緯から学生時代によくご飯を食べさせてもらっていた四季の実家、頑固親父(泉谷しげる)と弟(森山未来)のいる友川米穀店へ集まることになります。森山君初めて見たのですが、御所人形のような顔でおやじと言い合いするのが可愛いです。これにつられて、ドラマ版のWaterboys全話見てしまいました。単純ですね。 俊介が四季の働く病院に現れて、「小児病棟の子供たちの写真を撮りたい。先生へ話してくれ」と嘆願します。「とんでもない」と断るのですが、四季が困っていた難しい子供への対応が上手いのに感心し、お茶をつきあいます。「これを見て」と渡そうとするアルバム、ヌード写真と思い、あけても見ずに返すのですが、その後、ナースステーションに置いていったアルバムには世界の子供たちの笑顔いっぱいの写真。もう一度会って、灯籠流しの時に俊介が携帯で聴いていた入院した俊介からの最後のメッセージ「味けないお粥には飽きた。もう一度一緒にカツ丼食べたい」を聴いたあと、二人でカツ丼を食べます。 このとき婚約者かつ、スポンサーの娘からの電話に呼び出された俊介、対向車のヘッドライトに目がくらみます。診断の結果はベーチェット病、3ヶ月で失明と宣告されます。 病室の子供達にアルバムを作ってやりたいという四季の懇願に指導担当の降谷圭輔(時任三郎)はいい顔をしないのですが、たまたまエレベーター内で聞いた「Azumi」という名前とアルバムの表紙の名前の一致から退院する女の子とのお別れ写真を撮ることだけを許可します。 この間、新吾はそれまで利也への遠慮もあってしてなかった四季への思いをなんとコンビニの前で告白します。さらりとかわされて、去ったと思ったら帰ってきて「今僕に似た男がいったこと嘘だから」とせめて友情だけは失いたくないというジェスチャーです。顛末を娘ともども呼び出した亜衣に愚痴るところ玉木君の「素」のような気がします。 亜衣は家賃を払うのが難しくなり、友川家に居候、新吾は食事(ブロッコリーとアンチョビーのパスタなんて「のだめ」のミレリーゲの前身?)を造りによく寄るようになります。 四季、俊介の関係はこれから発展し、新吾は大いに焼き餅を焼き、また心配するのです。その間、亜衣の娘を背負って「亜衣の人生の重み」なんて言うところ、つまごいの2人三脚で小学生を負ぶって走ったとの素玉を連想しました。 最終的には長崎の教会での結婚式があり、亜衣に押し切られた新吾は最後に「パパ」と呼ばれます。 ドラマシリーズ全部見るのは大変かもしてませんが、玉ちゃん毎回出てきますので、一応お薦めです。 |