リボルバー 青い春![]() 《放送》2003年7月 《監督》亀井修 仁平幸男 《出演》玉木宏 森山未来 佐藤隆太 映画鑑賞会で<名画>を見ているような荒い画像で、高校の屋上で寝そべっている玉木君。モノトーンで頭の上から撮った映像の白い顔が美しい。 「いいのか、このままじゃほんとに日本は滅びるゾ」と偉そうなことを言いながらタバコに火をつけようとするが、ライターが発火せず、「おーい誰か火貸してくれ」とダメ人間サトル。 現実にタバコを吸う人のそばにいるのは耐えられないのですが、玉木君は往年の映画スターのようにタバコを吸うのが様になる役者ですね。 この間、数回カラー、モノトーンと画面が変わる。着ているのは前をはだけた学生服、中に赤基調のニットシャツ。玉様モノトーンと赤似合います。N*C広告のピンクはもっといいかな。 その後、「ひよこが孵った」と喜んでいる「一人生物部」コージ(佐藤隆太、ちょっと高校生には見えない)の部室前へ。ひよこに「早く大きくなって焼き鳥になってちょうだい」とからかってから、「ちょっと借りるね」と部室に入るサトル。 雑誌の山から一冊取り出して「こんな若いのに何で脱いじゃうんだ」といいながら、制服のズボンと青色のトランクスを脱ぎ捨て、机に脚をのせる。 黒い学生服の上着と白い脚のコントラスト、女「久米の仙人」気分です。 外では仲間は下手と馬鹿にするが、自分もJリーグに入る自信のないタツトシ(森山未來)がサッカーの練習をさぼってけっとばしたバケツが、鶏小屋に命中。 鳥を捕まえようとしている二人に向かって「なにやってんだ。バーカ」とズボンもはかず部室から出てくるサトシ。 3人仲良くなって、つるんで「でっかいことがしたい」といっていると、小学生が「これ、確かに渡したよ」と校庭の金網を通して差し出す紙筒。中身は「ここほれワンワン」という幼稚な宝物地図。 神社の裏へ行くと「ここ」との看板。期待しないで掘ってみると中からはリボルバーが。おもちゃと思って引き金を引くと本当の弾。 お年玉の残りが300万円以上あるというモデルガンマニアの同級生(のだめのクラリネットの玉木君)に撃たせてやって、3万円をせしめた3人は「もっと弾を買えばあいつからいくらでもむしり取られる」と歌舞伎町へ。 玉木君は学生服でなく、すーごくダサイ衣装(これをスーツとは呼べない)。弾は買えず、警察に追われていると思って入ったピンクサロンで3万円はむしり取られ、3人バラバラに。 AV女優の家に連れ込まれハードリカーを飲まされるサトル。 国立競技場をのぞいてて、会社が倒産してしまった男(大杉漣さん好演。ロッカーズでも「カボチャは英語でパンプキン」と歌うフォーク世代を好演していましたね)に無理矢理お酒をつきあわされたタツトシ。 クラブでダンスが受けた後で二人を捜し回るコージ君。花園神社で再会し、着いたときにはサトルの知ったかぶりでタクシーに乗った新宿駅に歩いて戻る。終電にも遅れ、地下街で一夜を明かすはめに。ここでも現代風のエピソード。サトル意外とモラリストなのです。帰りの電車の中での放心した顔が素敵。 帰ってからの海岸で、リボルバーを捨てることになって、おわり 「大学受験」という一応の目的をもたない高校生の閉塞感がよくでています。 |