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マダガスカル2
《公開》2009年3月14日
《監督》エリック・ダーネル トム・マクグラス
《吹替》玉木宏 柳沢慎吾 高島礼子 岡田義徳 小木博明 矢作兼
《HP》
正直なところ、私は元の原作が”○部作”で構成されている作品以外、安易に『2』とか『続編』を作ってしまう映画が大嫌いです。なぜならば、せっかく感動した1作目を台無し にされてしまうパターンが多いから!
例えば・・・あとから取って付けたような設定とか、そのことによってキャラの性格が変わってたりとか、1作目でウケたところをやたらと繰り返すやり過ぎな演出とか。
なので、この『マダガスカル2』に関しても実のところは・・・。
でも1作目の面白さは予想を裏切るものだったし、なによりキュートで愛くるしいキャラクターたちにもう一度会えるという嬉しさもあって、やっぱり期待せずにはいられませんよね。
アレックスの幼少期(アラケイ)から始まる今作。アレックスがNYセントラルパーク動物園の人気者になるまでの生い立ちが語られます。
戦いの訓練をしようと一生懸命になってるパパライオンのズーバに対して、無邪気にじゃれてばかりのアラケイがすっごく可愛い!手のかかる子ほど可愛いって感じでしょうか。
両親から引き離され、独りぼっちでNYに流れ着き、わけもわからず大衆の面前に放り出されておびえるアレックスに思わず涙がこみ上げてしまいました。どれだけ心細かったことでしょう・・・。
それでも持ち前のダンスセンスとサービス精神でたちまち人気者になるアレックス。さすが『キング・オブ・ニューヨク』と呼ばれるだけありますね。
そして舞台はマダガスカルへ。
NYへ帰るために飛行機に乗り込むアレックス・マーティ・メルマン・グロリアの4頭とマダガスカルの仲間達。しかし(当然のことながら)トラブル発生で飛行機は不時着!辿り着いた場所は母なる大地、みんなの故郷アフリカでした。
そこで巻き起こる家族との感動の再開、大自然の厳しさ、仲間との絆、それから・・・純愛?(笑)
劇場へ向かう前に1作目を家で観たので、冒頭では玉木さんのインタビューでもあったように声の変化(前作より低くなった)が少々気になりましたが、物語が進むうちにそんなことは気にならないほど没頭し・・・。
ピンチに立ち向かう彼らの姿に泣いて笑って、大満足の1時間40分でした。
ただやはり、ちょっとやり過ぎかなぁ〜と思わずにいられなかったのが「最強おばあちゃん」。1作目では大笑いして観ていたんですが、今作ではしつこく感じてしまいました。
お好きな方は楽しめるんでしょうけど、ちょこっと出てトンデモナイことをしでかすから笑えるのであって、あそこまでストーリーにからめて出してくるとやり過ぎに思えてしまいます。現実ではあり得ないわけですし、そもそもこの物語は動物達が主役であってあくまでも人間は脇役なんですよね。
ちょっと悪ノリし過ぎかな・・・なんて思ってしまいました。
とはいえ、前作も合わせて大人も楽しめる作品です。各所にちりばめられたスタッフの遊び心も見つけると楽しいですよ。(例えば「ニューヨーカー」の話の時に、炎で照らされたおばあちゃんの影が自由の女神になってたりとか)
毛嫌いせずに、ぜひともたくさんの方に観て頂きたいです。