《発売日》 2004年1月14日 《発行元》 祥伝社
「White」は玉木君の24歳の誕生日に発売された写真集。 この本の中で子供時代から役者としての足場を固めた23歳までの半生を語っています。 雄弁ではないけれど率直な語りが、玉木宏という一人の人間の有り様を鮮明に浮かび上がらせています。 両親の仕事の都合や妹の入院という状況の中で、一人で過ごすことが多かった子供時代。 寂しさを恨むでもなく公園の滑り台やブランコを友とした日々だった。 小学校時代、ある日を境に級友から無視され始める。そこで彼は考えるのだ。自分勝手で友達への思いやり足りなかったのではないかと。自分を客観視する術を覚え、再び級友の輪の中に迎え入れられていくのだ。 芸能事務所へ入って、オーディションに落選し続けた日々。彼はレンタルビデオを見ながら、自分なりの表現を模索する。そして決死の覚悟で望んだオーディションで自分のすべてをさらけ出し「ウォターボーイズ」出演のチャンスを掴んだのだ。 決して優等生ではなかったし、いつも前向きだったわけでもないけれど、大切なことは自分で考え、選択し、自分なりの努力をして道を開いてきた玉木君。 「いつも弱さを出さない、妹の明るさには元気づけられる。」 そんな彼の言葉からは、やさしい兄としての表情が伝わってくる。 俳優玉木宏は人を愛せる人間だからこそ、これからも役者として大きく成長していくであろう。 役者玉木宏のバックボーンが垣間見られるこの本は、是非お勧めしたい一冊です。